C言語プログラミング基本例題88+88

C言語プログラミング基本例題88+88

88問の例題と発展問題から構成されたC言語の基本機能を網羅した例題集。各例題に解答例と解説に加え,注意点やテクニックを掲載。

ジャンル
発行年月日
2017/03/06
判型
B5
ページ数
198ページ
ISBN
978-4-339-02873-7
C言語プログラミング基本例題88+88
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3,080(本体2,800円+税)

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本書の各章は基本的に,C言語が持つ1つの大きな機能を扱います。本書はコンパクトな例題集とするために,読者が各機能について講座や本書以外のテキストなどである程度学んだ上で,本書の該当する章の例題に取り組まれることを想定しています。章のはじめには各機能の概略をまとめてあります。例題に入る前の知識の確認に役立てて下さい。
それぞれの章の各節は,例題,考え方,解答例,解説,ポイント,発展という構成になっており,必要に応じて実行例も示しました。自学される読者は,はじめに例題を見て解き方を考え,もしも難しければ考え方を参考にして,プログラムを自分で作って下さい。その後で解答例を見つつ解説を読んで,どのような実装が可能なのか学んで下さい。解答例として与えたプログラムには説明のために注釈(コメント)を多めに与えてあります。自分で打ち込んで動作させる際にはもちろん注釈は適当に省いて結構です。その例題で重要な点をポイントとしてまとめてあるので,見て理解を確認して下さい。ポイントはまた,後で復習する際の参考にもなるでしょう。より実用的なプログラミングに近い問題などを発展に配してあります。プラスアルファの理解のために挑戦してみて下さい。
講座で利用される先生には,受講者向けに例題そのものを出題して解かせたり,例題に対する解答例をプログラミングの実例として受講者に学習させ,発展を参考に課題を出すという方法などでご活用いただけると思います。
巻末には引用・参考文献として,C言語そのものや,C言語を用いたプログラミングの学習に役立つと思われる書籍を紹介しました。参考にしてもらえれば幸いです。

1. C言語の基礎機能
1.1 文字列の出力メッセージを表示する
1.2 数値の出力数値データを表示する
1.3 数値の入力10進数を16進数に変換する
1.4 場合分けの基本(1)BMIで体型を判定する
1.5 場合分けの基本(2)整数を分類する
1.6 繰り返しの基本温度計の目盛りを表示する
1.7 ライブラリ関数を使う擬似乱数

2. 変数と式
2.1 型と変数領域の大きさを表示する
2.2 数値の計算商品ポイント計算
2.3 式の評価球の体積を求める
2.4 演算子の優先順位文字を暗号化する
2.5 演算子の結合性人口密度を求める
2.6 真偽値比較演算や論理演算の値
2.7 キャストによる型変換小数点以下第3位を切り捨てる
2.8 副作用のある演算子順列の総数を求める
2.9 代入式の値くじ引きプログラム
2.10 オペランドの評価順序お菓子を配る
2.11 型が表現できる範囲オーバフローとアンダフロー
2.12 浮動小数点数の誤差1/NをN回足す

3. 繰り返しと場合分け
3.1 回数の決まっている繰り返し平均点を求める
3.2 繰り返しと場合分けの組合せ成績評価点平均を求める
3.3 switch文電卓プログラム
3.4 乱数を使うじゃんけんプログラム
3.5 二重ループ(1)九九の表を表示する
3.6 二重ループ(2)完全数を求める
3.7 無限ループあいこなら続けるじゃんけんプログラム
3.8 繰り返しの使い分け賭けじゃんけんプログラム

4. 関数とマクロ
4.1 関数の引数お茶をどうぞ
4.2 関数の戻り値指定桁で四捨五入する
4.3 引数のない関数サイコロゲーム
4.4 関数から関数を呼び出す複利計算プログラム
4.5 処理を関数にまとめる数遊びFizzBuzz
4.6 オブジェクト形式マクロ単位換算プログラム
4.7 関数形式マクロ変数の値を入れ替える

5. 配列
5.1 配列の基本山を登って下りる
5.2 配列の初期化月の末日の一覧を表示する
5.3 配列の走査重いりんごを選ぶ
5.4 ソートりんごを軽い順に並べる
5.5 配列を使ったアルゴリズムエラトステネスのふるい
5.6 2次元配列(1)乱数表を作る
5.7 2次元配列(2)魔方陣を作る

6. ポインタ
6.1 ポインタの基本ポインタの値と基本的な演算
6.2 ポインタを関数に渡す分数を約分する
6.3 ポインタと配列(1)ポインタと配列の関係
6.4 ポインタと配列(2)順位の前後を表示する
6.5 配列を関数に渡す配列の内容を逆順にする
6.6 配列とポインタの応用1次元セルオートマトン
6.7 ポインタの配列所要時間で経路をソートする
6.8 動的メモリ確保レースのタイムを格納する

7. 文字と文字列
7.1 文字の基本文字と文字コード
7.2 1文字入力大文字を数える
7.3 1文字ずつの入出力伏せ字にする
7.4 行の処理行頭の文字を大文字にする
7.5 文字を扱う型文字種を関数で判定する
7.6 文字列の基本文字列を反転する
7.7 文字列とポインタ回文かどうか判定する
7.8 文字列を扱う関数改行文字を取り除く
7.9 文字コードを使った計算パスワード
7.10 文字列を返す関数2進数表現を求める
7.11 領域を確保して返す関数無制限の文字列入力
7.12 文字列へのポインタの配列(1)データを作る
7.13 文字列へのポインタの配列(2)要素を挿入する
7.14 文字列へのポインタの配列(3)要素を削除する
7.15 2次元文字配列データを作る
7.16 コマンド行引数(1)メッセージを繰り返し表示する
7.17 コマンド行引数(2)引数を連結して表示する

8. プログラムの構成
8.1 外部変数外貨両替プログラム
8.2 ブロック有効範囲の静的変数貯金箱プログラム
8.3 ソースファイルの分割と外部参照消費税計算プログラム
8.4 ファイル有効範囲の静的変数領収書を状差しに刺す
8.5 ヘッダファイルを作る蔵書管理プログラム

9. 構造体
9.1 構造体の宣言従業員情報を格納する
9.2 構造体の初期化と代入プリペイドカードを発行する
9.3 構造体の入れ子日付を構造体で表現する
9.4 構造体の配列複数のプリペイドカードを発行する
9.5 構造体へのポインタ(1)関数に構造体のデータを渡す
9.6 構造体へのポインタ(2)関数から構造体にデータを返す
9.7 構造体の値と関数複素数の計算

10. ファイル操作
10.1 文字単位のファイル操作ファイルをコピーする
10.2 行単位のファイル入力名簿を読み込む
10.3 行単位のファイル出力名簿をソートして書き出す

11. データ構造とアルゴリズム
11.1 線形リスト(1)駅一覧を作る
11.2 線形リスト(2)駅を探索して情報を表示する
11.3 線形リスト(3)駅を削除する
11.4 線形リスト(4)駅を追加する
11.5 数値計算ルートを求める
11.6 再帰を使う(1)ハノイの塔を解く
11.7 再帰を使う(2)フィボナッチ数を求める

引用・参考文献
索引

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