書店様向け
書店様向け情報ご案内ページです。
お知らせ
新刊ニュース
PDFデータです。新刊、重版、イベント情報など、注文書もついています。(出力される場合は用紙設定をB4にしてください。)
バックナンバー
アクセスランキング注文書
毎月のアクセスランキングBest10!
翌月の注目の近刊書籍も掲載しています。書籍の詳細はWebにてご確認ください。(出力される場合は用紙設定をB5にしてください。)
バックナンバー
注文書
-
-
2026年4月書店欠本調査用紙(欠本調査のお願い)
新刊ニュース5月号お知らせにてご案内申し上げております「欠本調査用紙」でございます。
動きの良い書目の売り逃し防止と棚整備のため、今回もご協力賜りますようお願い申し上げます。
印刷時は用紙サイズをB4に設定のうえ出力ください。 - ダウンロード
-
-
大人気シリーズ「メディアテクノロジーシリーズ」注文書(コロナ社新刊ニュース3月号に同封)
別紙でご用意したご注文書です。
- ダウンロード
広告掲載情報
POP
-
-
『基礎力がつくPythonプログラミング入門』POP
2月中旬刊行予定の新刊『基礎力がつくPythonプログラミング入門』のPOPを作成しました。
初学者から,データサイエンスやAIといった応用分野でPythonを実用的に使いたい方までを読者対象としています。
店頭での販売促進にお役立てください! - ダウンロード
-
-
『インタラクションデザイン』POP
『インタラクションデザイン』のPOPを作成しました。
店頭での販売促進にお役立てください! - ダウンロード
レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
読者モニターレビュー【 N/M 様 (業界・専門分野:総合情報学[情報科学])】
本書は「メディアテクノロジーシリーズ」の13巻目に位置する書籍である.本巻では「
...続きを読む
Webテクノロジー(Web技術)」と書名の通り,Webにまつわる関連技術についての記述がなされている.
また,本書は全6章で構成されている.Web技術の基礎と仕組みから始まり,サブタイトルにもある自然言語処理,(情報)検索,(情報)推薦,大規模言語モデルについて,それぞれ独立して記述されているため,興味のある章から読めるという自由度の高さも特徴の一つである.
1章では,Web技術の基礎と各種バックグラウンド技術の仕組みについての解説がなされている.個人的には,OAuth (Open Authorization) の仕組みが大変興味深かった.X(旧Twitter)で企業アカウントがPRや新商品・サービスの拡散のために行う「RTするとその場で当たるプレゼントキャンペーン」に応募した際,よく見かける「アプリにアカウントへのアクセスを許可しますか?」という画面の裏側で動いているのがまさにこの技術だと気付かされた.
3章では,自然言語処理 (Natural Language Processing; NLP) についての解説がなされている.「自然言語処理」という言葉自体はなんとなく知っていたものの,具体的にどのようなものかまでは理解していなかったため,本書で学ぶ機会が得られたのは非常に良かった.日本語のように単語間にスペースがない言語では,テキストの前処理としてまずトークン化を行い,形態素解析,構文解析,意味解析といった順を追う手順があるのだと知ったことは大きな発見であった.
また,3章で扱われるNLPを応用した技術が,6章で解説される大規模言語モデル (Large Language Model; LLM) であり,これは生成AIでも中心的な役割を果たしている.そしてそのバックグラウンドでは,2章で学ぶ機械学習の技術も同様に大きく貢献している.
残りの4章と5章では,情報検索および情報推薦に関する技術についての解説がなされている.情報検索で有名なPageRankの仕組みや,ネットショッピングでよく見かける「この商品を買った人は,この商品も買っています」といったおすすめを表示する仕組みについても書かれており,大変参考になった.
また,5章の情報推薦に関しては本章のまとめにも紹介があるが,本書と同じコロナ社から出版されている『基礎から学ぶ推薦システム- 情報技術で嗜好を予測』(https://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339029284/)が大いに役立つだろうと思う.こちらの書籍に関しても僭越ながら私がレビュさせていただいており,購入に際して参考にしていただければ幸いである.
読者モニターレビュー【 masa 様 (業界・専門分野:機械工学)】
〇実務と教育の架け橋となる必読の一冊
優れた設計を生み出す「発想のメカニズム」
...続きを読む
と「価値創出」の本質
長年企業で設計開発に携わり、現在は大学で学生の発想力・実践力を高めるPBL(課題解決型学習)教育に従事している立場から、本書を強く推薦したい。
本書は、単なるアイデア出しのテクニック集ではない。「設計とは、人間の目的を果たす製品や仕組みを考案・計画することである」という本質に立ち返り、アイデアが生まれるメカニズムから、それを社会的な「価値」へと昇華させるプロセスまでを体系的に解き明かした一冊である。
1. 優れたアイデアを生み出し、実社会の「価値」に変えるプロセス
アイデアは決して無から生まれるのではなく、過去の知識や体験の「結合・再結合」から生み出される。例えば、板チョコの折筋と割れたガラスの鋭利さを結合して生まれた「折るカッター刃」のように、既存の知の組み合わせこそがイノベーションの正体である。しかし、素晴らしいアイデア(発想力)を持つだけでは意味がない。本書が説くように、それをいかに産業や社会に活かすかという「実現力(計画力・実行力)」が揃って初めて創造力となる。また、真の「価値」とは人に満ち足りる感情をもたらす効果である。自前でタクシーを保有せずとも「配車・位置把握・決済」の利便性でタクシー問題を解決したUberや、人々の生活観察から新たな音楽体験を生み出したSONYのWalkmanのように、「正しい問題発見」こそが優れた製品と価値を生み出すのだ。
2. 思考の枠組みを揺さぶる「リフレーミング」と「概念空間の変換」
設計において特に陥りがちなのが、目先の手段に捕らわれて目的を見失うことである。例えば「切符の販売や改札」という手段に捉われず、「乗降と運賃の管理」という上位概念にリフレーミングできたからこそ、現在の運賃・乗降管理システムが存在する。
エンジニアにとっても重要なのが「概念空間の変換」だ。エレベーターや手荷物の待ち時間問題に対し、設備増設というハードウェア的解決だけでなく、「人を飽きさせない心理的アプローチ」をとることで課題を解決できる場合もある。そして何より「設計者は人間の良き理解者でなければならない」という教訓は、モノがあふれる現代の「提案型デザイン」において極めて示唆に富んでいる。
HondaJetが従来のエンジン配置の制約を破ったような、絶対的な制約と打ち破るべき制約を見極める力、これは現代に非常に必要な力と感じる。常に常識を疑いながらも、技術理論をしっかり学んでいなければ、論理が破綻してしまう。しかし、昔の制約というのは一度疑ってみると、新しい視点が得られるのは確実なので、ネットの情報ばかりを信じるのではなく、一度自分で腑に落ちるまで確認していく作業は、これからの新しい設計開発にとても重要な視点が得られるものと思われる。
3. 経営論・発想法から見る設計論の深遠さ
本書の面白さは、技術論にとどまらず「深化と探索(両利きの経営)」といった経営論・組織論の視点を取り入れている点にもある。既存技術の深化によるコスト削減や安定だけでなく、不確実性の高い探索(イノベーション)に挑戦する思考法は、現代の設計論にも不可欠である。カワセミのくちばしを模した新幹線500系に見られる「類推法(アナロジー)」や、金出武雄氏の「素人発想、玄人実行」に通ずる直観と論理のバランスなど、実践的な発想法の示唆も豊富だ。
本書は、日々の設計業務で問題整理や壁にぶつかっている企業のエンジニアにとって、思考の視座を上げる最高のバイブルとなるだろう。また同時に、教育者が「学生の設計力・発想力をいかに引き出し、育成するか」を考える上での明確な指針にもなっている。
実務家にも教育者にも、そしてこれからモノづくりやコトづくりに挑むすべての学生に、自信を持って薦められる著である。
「現代化学」2026年7月号(東京科学同人) 掲載日:2026/06/18
PICK UP Books & Information 欄でご紹介いただきました ...続きを読む 。
お問い合わせ先
書籍に関するお問い合わせやご相談は、以下まで、お気軽にお問い合わせください。
- コロナ社 営業部
- TEL:03-3941-3133
- FAX:03-3941-3137
- 休業日を除く、平日の9時~17時













