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「計測・制御 入門書」特集

計測・制御関連の入門書をご案内いたします。本ページでのご案内にあたり,
・他分野の方にもお勧めできる平易なもの
・教科書として長年使われているもの
・レビューや評価がついているもの
・新SIに対応した改訂版
を厳選し,書籍の詳細ページやamazonレビューへのリンクをご用意しました。
🖋 50年以上にわたって研究・教育に携わってきた著者陣による入門書 🖋 | 児玉慎三・池田雅夫・太田有三 共著 B5判/220頁/定価3,960円(本体3,600円+税)
長年,分野を牽引してきた著者陣の豊富な経験に基づく,制御理論の入門書。制御対象の数式モデルの導出と線形時不変システムの動特性に関する記述に力を入れ,制御系設計法の動機・発想・設計に必要な視点をわかりやすく説明した。 第2章では、非線形システムを線形化する過程が詳述されており、現実のシステムを解析するための重要な手法を学ぶことができる。他の書籍で省略されがちなベクトルのラプラス変換について詳しく解説した後、伝達関数へとつなげて説明している点が非常に良いと感じた。 |
🖋 読者モニターレビューあり・amazonに高評価あり 🖋 | シリーズ 基礎から学ぶスイッチング電源回路とその応用 3 谷口研二 著 A5判/222頁/定価3,850円(本体3,500円+税)
コンバータの制御に多用されている古典制御について基礎的なレベルから説明し,各種コンバータの動作確認,伝達関数,動作の安定性,さらにスマホなどに搭載されているバッテリーに必須な技術であるリップルベース制御を解説した。 ・本書は図や例を多用し、簡潔かつ明快に解説されているため、数式が多い書籍が苦手な方にもおすすめ。 |
🖋 amazon高評価レビュー,📱電子版あり・著者のサポートページあり 🖋 | 南 裕樹・石川 将人 著 A5判/240頁/定価3,520円(本体3,200円+税)
本書では,「制御系設計」をメインテーマとして,古典制御と現代制御の制御系設計論に加え,ロバスト制御やディジタル制御の基礎理論を解説する。高専・学部高学年・大学院の学生や制御系技術者向けの教科書である。 よかった点 |
🖋 書評あり 🖋 | 計測自動制御学会 編 A5判/192頁/定価3,080円(本体2,800円+税)
本書は,センサの種類,動作原理,電子回路を利用した実用例を取り上げ,センサに関する基礎知識の修得を目的として執筆した。また,マイコンを利用したセンサ情報の取得について触れ,より実践的な力が養成できるように配慮した。 センサに利用される半導体材料の効果や電磁気・力学的な物理現象について言及し、初学者もセンサの動作原理や種類などの基礎知識をわかりやすく学ぶことができる。また、センサを活用する上で必要な電子回路についても解説、この一冊で基礎から実践的な内容までを理解することができる。 |
新SI対応 | 計測・制御テクノロジーシリーズ 1 計測自動制御学会 編 A5判/250頁/定価3,960円(本体3,600円+税) 【内容紹介】 対象に関する不確かさを減らし,より明確な情報を得て,対象を正しく把握する計測技術の全体を記した。計測標準技術については,2019年のSI改訂に伴う基礎物理定数に基づいた再定義と,それによる測定精度の向上等を説明した。 |
新SI対応 | 前田良昭・木村一郎・押田至啓 共著 A5判/220頁/定価2,970円(本体2,700円+税) ☆ 2020年に初版第21刷発行(改訂版)のロングセラー! ☆ 情報の獲得と操作という視点を重視し,制御を目的とする計測技術を中心に,応用分野の広い基礎的な測定技術や原理をできるだけ体系的に解説した入門書。2019年のSI改訂に伴い基礎物理定数に基づく再定義に対応した。 |
新SI対応,📱電子版あり | 電気・電子系 教科書シリーズ 5 吉澤昌純 編著 A5判/222頁/定価3,080円(本体2,800円+税) 【内容紹介】 計測の基礎的な知識や解析技術,測定値の不確かさについての解説に加え,2019年5月のSI改訂に伴う基礎物理定数にもとづいた再定義と,それによる測定精度の向上等についても簡単に説明した。 |
新SI対応,📱電子版あり | 松本佳宣 著 A5判/168頁/定価2,420円(本体2,200円+税) 【内容紹介】 本書は電気回路および電磁気を学んだ段階の学生向けに,次元,新SI,単位の正確な記載,統計,不確かさといった計測の基礎を教え,その上で演算増幅器を用いた信号処理とA/Dコンバータによる電圧,電流,抵抗,インピーダンス,電力,周波数測定を中心に説明することで,現代の計測の実情に合わせた内容としている点が特徴です。 |
📱電子版あり,昭晃堂から引継ぎ発行 | 吉川恒夫 著 A5判/288頁/定価3,300円(本体3,000円+税) 【内容紹介】 本書は,京都大学工学部の講義内容をまとめたものである。各章,各節で取り上げた内容の相互関係についてもできる限り説明を加えることにした。さらに他の数学などの参考書を見なくても読み進めるように,本書で必要となる数学的な事項の要点を本書に含めるようにした。 |
📱電子版あり,昭晃堂から引継ぎ発行 | 中野道雄・美多勉 共著 A5判/238頁/定価2,860円(本体2,600円+税) 【内容紹介】 古典制御論の記述は,数式を用いた表現を可能な限りやめ,全てブロック線図と,これの等価変換で説明した。現代制御理論の記述は線形システムの基礎理論と,高次制御系を状態方程式や伝達関数を使って設計する方法について説明している。 |
1999年刊ロングセラー Amazonレビューあり | 杉江俊治・藤田政之 共著 A5判/236頁/定価3,300円(本体3,000円+税) 🖋読者レビュー 【絶妙】(大学教授) 【内容紹介】 システムの伝達関数表現に基づきながら,ロバスト制御を視野に入れた現代的な観点から記述し,豊富な図表と例題により,制御を専門としない多くの人々にも容易に理解できる「わかりやすい教科書」となるよう配慮した。 |
計測自動制御学会賞著述賞を受賞 | 示村悦二郎 著 A5判/174頁/定価1,980円(本体1,800円+税) 【内容紹介】 自動制御の歴史を扱った,日本語としては初めての本で,数式を使わず豊富な図と写真によって平易に解説した。自動制御の本質と意味の深さが自ずと理解できるよう,科学・技術に関心をもつ一般社会人の教養書としても最適である。 |
📱電子版あり | 小坂学・岡田志麻 共著 A5判/204頁/定価2,860円(本体2,600円+税) 【内容紹介】 本書は,3編から構成され,「わかる編」では単位,測定誤差などの基礎を,「ナットク編」では「わかる編」で理解したことをしっかり納得するためにその理論的裏付けを,「役立つ編」では代表的なセンサとセンシング方法を解説した。 |
計測自動制御学会賞著述賞を受賞,📱電子版あり | 高校数学でマスターする 制御工学 小坂学 著 A5判/240頁/定価3,300円(本体3,000円+税) 【内容紹介】 「わかる編」では制御工学でなにができるのか,またその手順や方法,制約などを説明する。「ナットク編」では高校数学の知識で制御工学の理論的な裏付けをし,最後の「役立つ編」では制御設計をシミュレーションし,制御を実感する。 |
📱電子版あり | 高校数学でマスターする 現代制御とディジタル制御 小坂学 著 A5判/204頁/定価2,860円(本体2,600円+税) 【内容紹介】 古典制御について書かれた『高校数学でマスターする制御工学』の続編。現代制御とディジタル制御,およびそれらをマイコンに実装する際の現場的な工夫を,厳選した実例を示しながら前書と高校数学の知識でマスターできるようにした。 |
🖋 読者レビュー,📱電子版あり 🖋 | 網島均・中代重幸・吉田秀久・丸茂喜高 共著 A5判/200頁/定価2,750円(本体2,500円+税) 🖋読者レビュー 栗宏 様 【内容紹介】 制御対象として自動車と航空機の運動を取り上げ,制御工学の基礎を学べるように工夫した教科書。古典制御で習得すべき項目を,具体的にイメージしながら理解を深める構成として,制御工学の学習に必要な基礎数学も付録にまとめた。 |
横山修一・濱根洋人・小野垣仁 共著 A5判/228頁/定価3,080円(本体2,800円+税) 【内容紹介】 制御理論は理工系各学科にとって必須の理論となっている。本書は,大学学部3,4年生向けの教科書として執筆した。また,多くの実例を取り入れたため,現場における技術者が独習するための参考書としても適していると考えている。 | |
1987年刊 ロングセラー | 牛渡徹・田中昭夫・早川義晴・板東正昭・細田祐造 共著 A5判/228頁/定価2,420円(本体2,200円+税)
シーケンス制御,フィードバック制御,制御機器,マイコン制御にわたり,数多くの図版,写真を用いて,具体例をもとに体系的に記述した。 |