2025
02/28

「計測・制御 入門書」特集

計測・制御関連の入門書をご案内いたします。本ページでのご案内にあたり,

・他分野の方にもお勧めできる平易なもの
・教科書として長年使われているもの
・レビューや評価がついているもの
・新SIに対応した改訂版

を厳選し,書籍の詳細ページやamazonレビューへのリンクをご用意しました。



🖋 50年以上にわたって研究・教育に携わってきた著者陣による入門書 🖋

制御理論

児玉慎三・池田雅夫・太田有三   共著

B5判/220頁/定価3,960円(本体3,600円+税)


【内容紹介】

長年,分野を牽引してきた著者陣の豊富な経験に基づく,制御理論の入門書。制御対象の数式モデルの導出と線形時不変システムの動特性に関する記述に力を入れ,制御系設計法の動機・発想・設計に必要な視点をわかりやすく説明した。

🖋読者モニターレビューより

第2章では、非線形システムを線形化する過程が詳述されており、現実のシステムを解析するための重要な手法を学ぶことができる。他の書籍で省略されがちなベクトルのラプラス変換について詳しく解説した後、伝達関数へとつなげて説明している点が非常に良いと感じた。
第5章では、ロバスト安定性に関する議論があり、設計した制御系が不確かさに対してどれだけ安定性を保てるかを学ぶことができる。そのため、中級者にとっても有益な内容となっている。多くの書籍で一括して扱われる「内部安定性」と「入出力安定性」が、それぞれ独立した項目として取り上げられ、既約分解の観点から詳しく解説されている点が印象的である。
第7章では、初心者が疑問に感じやすいフィードバック制御系の設計手順が順を追って説明されており、理論だけでなく実際のシステムへの適用方法についても理解を深めることができる。

🖋 読者モニターレビューあり・amazonに高評価あり 🖋

シリーズ 基礎から学ぶスイッチング電源回路とその応用 3
基礎から学ぶ制御工学と基本コンバータ回路

谷口研二  著

A5判/222頁/定価3,850円(本体3,500円+税)


【内容紹介】

コンバータの制御に多用されている古典制御について基礎的なレベルから説明し,各種コンバータの動作確認,伝達関数,動作の安定性,さらにスマホなどに搭載されているバッテリーに必須な技術であるリップルベース制御を解説した。

🖋読者モニターレビューより

・本書は図や例を多用し、簡潔かつ明快に解説されているため、数式が多い書籍が苦手な方にもおすすめ。
・回路図やボード線図が多用されており、視覚的にわかりやすい。
・昨今は大電力化に伴い電流モード制御を取り入れるにも一筋縄でいかない部分が多く、これらの制御に対する経験の浅いメンバーへの解説や、各自の復習にも役に立ちそうである。

🖋 amazon高評価レビュー,📱電子版あり・著者のサポートページあり 🖋

制御系設計論

南 裕樹・石川 将人  著

A5判/240頁/定価3,520円(本体3,200円+税)


【内容紹介】

本書では,「制御系設計」をメインテーマとして,古典制御と現代制御の制御系設計論に加え,ロバスト制御やディジタル制御の基礎理論を解説する。高専・学部高学年・大学院の学生や制御系技術者向けの教科書である。

🖋読者モニターレビューより

よかった点
・制御系設計に必要な知識を網羅 → この本をマスターすれば制御系設計に必要な知識を一通り身につけることができる.システムの表現兵法からコントローラの設計まで幅広い内容をカバー
・グラフやイラストが豊富で読み進めやすい → 内容は決して優しくないが,ほぼ全てのページに記載されている豊富なイラストやグラフが理解を助けてくれる.
・サポートページのコンテンツが豊富 → webのサポートページには,演習問題の解答解説だけでなく,著者らによる解説動画や本書のグラフ作成時のコードが公開されており,自ら手を動かしながら理解を深めたい人をサポートする思いが伝わる.

【🔗 amazonに高評価レビューあり!】

🖋 書評あり 🖋

計測・制御テクノロジーシリーズ 3
センサの基本と実用回路

計測自動制御学会  編

A5判/192頁/定価3,080円(本体2,800円+税)


【内容紹介】

本書は,センサの種類,動作原理,電子回路を利用した実用例を取り上げ,センサに関する基礎知識の修得を目的として執筆した。また,マイコンを利用したセンサ情報の取得について触れ,より実践的な力が養成できるように配慮した。

🖋書評「Electoronic Journal」(電子ジャーナル発行) 2012年8月号より

センサに利用される半導体材料の効果や電磁気・力学的な物理現象について言及し、初学者もセンサの動作原理や種類などの基礎知識をわかりやすく学ぶことができる。また、センサを活用する上で必要な電子回路についても解説、この一冊で基礎から実践的な内容までを理解することができる。

新SI対応

計測・制御テクノロジーシリーズ 1
計測技術の基礎(改訂版)-新SI対応-

計測自動制御学会  編

A5判/250頁/定価3,960円(本体3,600円+税)


【内容紹介】

対象に関する不確かさを減らし,より明確な情報を得て,対象を正しく把握する計測技術の全体を記した。計測標準技術については,2019年のSI改訂に伴う基礎物理定数に基づいた再定義と,それによる測定精度の向上等を説明した。


【🔗 amazonに高評価あり!】 

新SI対応
ロングセラー,
📱電子版あり

機械系教科書シリーズ 8
計測工学(改訂版)
-新SI対応-

前田良昭・木村一郎・押田至啓  共著

A5判/220頁/定価2,970円(本体2,700円+税)


☆ 2020年に初版第21刷発行(改訂版)のロングセラー! ☆
【内容紹介】

情報の獲得と操作という視点を重視し,制御を目的とする計測技術を中心に,応用分野の広い基礎的な測定技術や原理をできるだけ体系的に解説した入門書。2019年のSI改訂に伴い基礎物理定数に基づく再定義に対応した。


新SI対応,📱電子版あり

電気・電子系 教科書シリーズ 5
電気・電子計測工学(改訂版)-新SI対応-

吉澤昌純  編著

A5判/222頁/定価3,080円(本体2,800円+税)


【内容紹介】

計測の基礎的な知識や解析技術,測定値の不確かさについての解説に加え,2019年5月のSI改訂に伴う基礎物理定数にもとづいた再定義と,それによる測定精度の向上等についても簡単に説明した。



新SI対応,📱電子版あり

新SI対応
ディジタル時代の電気電子計測基礎(改訂版)

松本佳宣 著

A5判/168頁/定価2,420円(本体2,200円+税)


【内容紹介】

本書は電気回路および電磁気を学んだ段階の学生向けに,次元,新SI,単位の正確な記載,統計,不確かさといった計測の基礎を教え,その上で演算増幅器を用いた信号処理とA/Dコンバータによる電圧,電流,抵抗,インピーダンス,電力,周波数測定を中心に説明することで,現代の計測の実情に合わせた内容としている点が特徴です。

【🔗 amazonに高評価あり!】

📱電子版あり,昭晃堂から引継ぎ発行

古典制御論

吉川恒夫  著

A5判/288頁/定価3,300円(本体3,000円+税)


【内容紹介】

本書は,京都大学工学部の講義内容をまとめたものである。各章,各節で取り上げた内容の相互関係についてもできる限り説明を加えることにした。さらに他の数学などの参考書を見なくても読み進めるように,本書で必要となる数学的な事項の要点を本書に含めるようにした。
(※ 株式会社昭晃堂が発行した「古典制御論」(ISBN978-4-7856-9070-0)を,コロナ社が継続して発行したものです。)


【🔗 amazonレビュー全文】

📱電子版あり,昭晃堂から引継ぎ発行

制御基礎理論
ー古典から現代までー

中野道雄・美多勉  共著

A5判/238頁/定価2,860円(本体2,600円+税)


【内容紹介】

古典制御論の記述は,数式を用いた表現を可能な限りやめ,全てブロック線図と,これの等価変換で説明した。現代制御理論の記述は線形システムの基礎理論と,高次制御系を状態方程式や伝達関数を使って設計する方法について説明している。
(※ 株式会社昭晃堂が発行した「制御基礎理論―古典から現代まで―」(ISBN978-4-7856-1109-5)を,コロナ社が継続して発行したものです。)


1999年刊ロングセラー
Amazonレビューあり

システム制御工学シリーズ 3
フィードバック制御入門

杉江俊治・藤田政之  共著

A5判/236頁/定価3,300円(本体3,000円+税)


🖋読者レビュー

【絶妙】(大学教授)
数多く制御工学の教科書がある中で、本書は数式の取り扱い、例題の解説、図面に基づく説明などが実に絶妙である。

【内容紹介】

システムの伝達関数表現に基づきながら,ロバスト制御を視野に入れた現代的な観点から記述し,豊富な図表と例題により,制御を専門としない多くの人々にも容易に理解できる「わかりやすい教科書」となるよう配慮した。


【🔗 amazonレビュー全文】

計測自動制御学会賞著述賞を受賞

自動制御とは何か

示村悦二郎  著

A5判/174頁/定価1,980円(本体1,800円+税)


【内容紹介】

自動制御の歴史を扱った,日本語としては初めての本で,数式を使わず豊富な図と写真によって平易に解説した。自動制御の本質と意味の深さが自ずと理解できるよう,科学・技術に関心をもつ一般社会人の教養書としても最適である。


【🔗 amazonレビュー全文】

📱電子版あり

高校数学でマスターする 計測工学
ー基礎から応用までー

小坂学・岡田志麻  共著

A5判/204頁/定価2,860円(本体2,600円+税)


【内容紹介】

本書は,3編から構成され,「わかる編」では単位,測定誤差などの基礎を,「ナットク編」では「わかる編」で理解したことをしっかり納得するためにその理論的裏付けを,「役立つ編」では代表的なセンサとセンシング方法を解説した。

計測自動制御学会賞著述賞を受賞,📱電子版あり

高校数学でマスターする 制御工学
- 本質の理解からMat@Scilabによる実践まで -

小坂学  著

A5判/240頁/定価3,300円(本体3,000円+税)


【内容紹介】

「わかる編」では制御工学でなにができるのか,またその手順や方法,制約などを説明する。「ナットク編」では高校数学の知識で制御工学の理論的な裏付けをし,最後の「役立つ編」では制御設計をシミュレーションし,制御を実感する。


【🔗 amazonレビュー全文】

📱電子版あり

高校数学でマスターする 現代制御とディジタル制御
- 本質の理解からMat@Scilabによる実践まで -

小坂学  著

A5判/204頁/定価2,860円(本体2,600円+税)


【内容紹介】

古典制御について書かれた『高校数学でマスターする制御工学』の続編。現代制御とディジタル制御,およびそれらをマイコンに実装する際の現場的な工夫を,厳選した実例を示しながら前書と高校数学の知識でマスターできるようにした。


🖋 読者レビュー,📱電子版あり 🖋

クルマとヒコーキで学ぶ 制御工学の基礎

網島均・中代重幸・吉田秀久・丸茂喜高  共著

A5判/200頁/定価2,750円(本体2,500円+税)


🖋読者レビュー

 栗宏 様
卒業研究時に制御工学を復習するために購入したのですが、数学・物理の基礎から制御の話へスムースに理解が出来、非常に読みやすい本であると感じました。また、乗り物の制御に絞って具体例がきちんと提示ある点でも、学習する上でなかなか興味を唆りました。演習問題の解説も丁寧であり、制御工学への理解が深まりました。

【内容紹介】

制御対象として自動車と航空機の運動を取り上げ,制御工学の基礎を学べるように工夫した教科書。古典制御で習得すべき項目を,具体的にイメージしながら理解を深める構成として,制御工学の学習に必要な基礎数学も付録にまとめた。


 

基礎と実践 制御工学入門

横山修一・濱根洋人・小野垣仁  共著

A5判/228頁/定価3,080円(本体2,800円+税)


【内容紹介】

制御理論は理工系各学科にとって必須の理論となっている。本書は,大学学部3,4年生向けの教科書として執筆した。また,多くの実例を取り入れたため,現場における技術者が独習するための参考書としても適していると考えている。

1987年刊 ロングセラー

専修学校教科書シリーズ 8
自動制御

牛渡徹・田中昭夫・早川義晴・板東正昭・細田祐造 共著

A5判/228頁/定価2,420円(本体2,200円+税)


【内容紹介】

シーケンス制御,フィードバック制御,制御機器,マイコン制御にわたり,数多くの図版,写真を用いて,具体例をもとに体系的に記述した。