生体機械工学入門
生体や医療機器について機械工学の基礎とその応用までを学べる入門書。
- 発行年月日
- 2013/05/17
- 判型
- A5
- ページ数
- 160ページ
- ISBN
- 978-4-339-07234-1
- 内容紹介
- 目次
生体や医療機器について機械工学の基礎とその応用までを学べる入門書。機械と比較しながら生体(人体)を工学的に解析し,生体と機械の共存・協調における問題点を考え,生体を解析するための機械工学の基礎を学べるよう解説した。
1章 生体と機械
1.1 生体の特徴・機械の特徴
1.2 生体を対象とする連携分野
章末問題
2章 単位と計測
2.1 単位と有効数字
2.1.1 単位
2.1.2 有効数字
2.2 計測
2.2.1 分解能
2.2.2 計測システム
2.2.3 交流成分
2.2.4 非侵襲
2.2.5 非線形と平衡
2.2.6 雑音と統計法
章末問題
3章 材料
3.1 変形
3.1.1 変形の分類
3.1.2 試料の切り出しと固定
3.1.3 原点の決定と計測部分
3.1.4 応力-ひずみ線図
3.1.5 弾性域と塑性域
3.1.6 球体
3.1.7 曲げ
3.2 材料物性・破壊
3.2.1 疲労破壊
3.2.2 結晶と格子欠陥
3.2.3 応力集中
3.2.4 複合材料と周囲環境
章末問題
4章 流動
4.1 流体と固体
4.1.1 流体と圧力
4.1.2 弾性と粘性
4.1.3 粘弾性
4.2 流れの抵抗と流速分布
4.2.1 流れの抵抗
4.2.2 ハーゲン・ポアズイユ流
4.2.3 ハーゲン・ポアズイユ流の成立要件
4.2.4 クエット流
4.2.5 平行平板間の流れ
4.2.6 2次流れ
4.3 定常流と非定常流
4.3.1 拍動流
4.3.2 層流と乱流
章末問題
5章 エネルギー
5.1 物質の状態
5.1.1 温度
5.1.2 水素イオン濃度指数
5.1.3 熱
5.1.4 相変態
5.2 エネルギー変換
5.2.1 エネルギーの形態
5.2.2 変換効率
5.3 物質輸送
5.3.1 膜と物質透過
5.3.2 浸透圧
章末問題
6章 運動
6.1 力のつり合いと運動制御
6.1.1 力のつり合い
6.1.2 運動の記述
6.2 潤滑・摩耗
6.2.1 機械要素とシステム
6.2.2 摩擦係数
6.2.3 接触
6.2.4 表面張力と親水性
6.2.5 摩耗
6.2.6 潤滑
章末問題
7章 設計・加工
7.1 設計
7.1.1 仕様書
7.1.2 設計図
7.1.3 表面粗さ
7.2 造形・加工
7.2.1 造形・加工の種類
7.2.2 仕上げと生体反応
7.2.3 組み立て
章末問題
引用・参考文献
章末問題解答
索引