新コロナシリーズ 39
体を治す
健康な生活を送るために家庭内で,あるいは医療のために病院内でさまざまな体を治す手段が提供されている。本書では,私たちが日ごろ身近に接する「体を治す」ことの方法や意味についてやさしく解説した。
- 発行年月日
- 1998/06/20
- 判型
- B6
- ページ数
- 158ページ
- ISBN
- 978-4-339-07689-9
- 内容紹介
- 目次
健康な生活を送るために家庭内で,あるいは医療のために病院内でさまざまな体を治す手段が提供されている。本書では,私たちが日ごろ身近に接する「体を治す」ことの方法や意味についてやさしく解説した。
目次
1 温熱療法
温泉療法の今昔
日本と欧米の違い
温泉の種類と効能
温浴療法の種類と効果
気泡浴
超音波治療浴
炭酸温泉浴
ハイパサーミア
赤外線療法
2 冷却療法
水冷冷却法
急速冷却法
3 低周波治療法
疲労と痛み
経皮電気神経刺激の理論
電気マッサージの原理
疼痛の抑制(鎮痛の理論)
ツボの刺激(針治療法の考え方)
低周波治療器の実例
4 スポーツと疲労
無酸素運動と疲労
有酸素運動とトレーニング
活性酸素ってなんだろう
活性酸素の昨今の話題
活性酸素の種類と性質
スポーツと活性酸素
姿勢と疲労と痛み
5 磁気治療法
6 心の治療-ストレスの対策-
「ストレス」とはなんだろう
運動でストレスに勝つ
優しさの治療
脳波のα波誘発によるリラックス
7 ネブライザ療法
8 難聴の補聴法
補聴の歴史
聞こえの仕組み
聴力低下を起こす疾患
補聴器の種類
植込形補聴器(人工中耳と人工内耳)
音は脳で聞く
9 徐脈性不整脈治療法(ペースメーカ)
ペースメーカの役割
ペースメーカの普及
ペースメーカと社会環境
10 救急医療
交通戦争と救急医療
ボランティア活動と救急医療
救急医療システムの高度化
救急救命士の誕生
高規格救急車の導入
魔の医療空白時間
ハイマンの死
心肺蘇生法(CPR)
11 在宅医療
在宅医療と介護
介護システム
在宅療法
在宅酸素療法
在宅透析法
在宅医療サービス
在宅医療支援システム
あとがき
参考文献