臨床工学シリーズ 9
改訂 医用電子工学
臨床工学技士を目指す人のための教科書としてだけではなく,医師をはじめ医療関係者が,近年急速に進歩した医療機器を体系的に勉強しようとする場合の教科書あるいは自習書としても利用できる。
- 発行年月日
- 2005/05/12
- 判型
- A5
- ページ数
- 288ページ
- ISBN
- 978-4-339-07125-2
- 内容紹介
- 目次
臨床工学技士を目指す人のための教科書としてだけではなく,医師をはじめ医療関係者が,近年急速に進歩した医療機器を体系的に勉強しようとする場合の教科書あるいは自習書としても利用できる。
1 序
1.1 電子工学
1.2 臨床工学と電子工学
1.3 電子工学に用いられる単位系
2 電子デバイス
2.1 電気伝導
2.1.1 電荷と電界
2.1.2 電位
2.1.3 オームの法則
2.1.4 拡散
2.2 半導体
2.2.1 導体・半導体・絶縁体
2.2.2 半導体中のキャリヤ
2.2.3 状態密度
2.2.4 フェルミ・ディラック分布
2.3 pn接合における現象
2.3.1 pn接合
2.3.2 拡散電位の計算
2.3.3 整流特性の説明
2.3.4 ダイオード
2.4 トランジスタ
2.4.1 バイポーラトランジスタ
2.4.2 電界効果トランジスタ
2.5 集積回路および他のデバイス
2.5.1 集積回路
2.5.2 サイリスタ
2.5.3 CCD
2.5.4 SQUID素子
2.6 光デバイスと回路
2.6.1 光ファイバ
2.6.2 発光素子
2.6.3 受光素子
2.6.4 光回路
2.7 電池
2.7.1 電池の役割と歴史
2.7.2 化学電池の原理
2.7.3 一次電池
2.7.4 二次電池
2.7.5 燃料電池
参考文献
演習問題
3 電子回路
3.1 増幅と雑音
3.1.1 生体信号と増幅
3.1.2 増幅器の諸特性
3.1.3 雑音とSN比
3.1.4 各種増幅器の基本回路
3.1.5 電源回路
3.1.6 スイッチングレギュレータ
3.2 アナログ回路
3.2.1 発振回路
3.2.2 微分回路と積分回路
3.2.3 アナログフィルタ
3.2.4 ディジタルフィルタ
3.2.5 コンパレータ
3.2.6 V・fコンバータとf・Vコンバータ
3.2.7 ピーク値検出回路
3.2.8 サンプルホールド回路
3.2.9 ADコンバータとDAコンバータ
3.2.10 PLL
3.3 ディジタル回路と電子計算機
3.3.1 パルス回路
3.3.2 論理回路
3.3.3 順序回路
3.3.4 電子計算機
参考文献
演習問題
4 通信
4.1 情報伝送
4.1.1 正弦波変調
4.1.2 パルス変調
4.1.3 スペクトル拡散通信
4.1.4 多重化と変調の組合せ
4.1.5 ネットワーク
4.2 信号処理
4.2.1 アナログ信号処理
4.2.2 ディジタル信号処理
4.2.3 スペクトル処理
4.3 医用情報
4.3.1 医用画像処理
4.3.2 電子カルテ
4.3.3 医用テレメータ
4.3.4 電磁波障害
参考文献
演習問題
演習問題解答
索引