電気・電子工学実習

臨床工学シリーズ 20

電気・電子工学実習

本書は,臨床工学技士教育の実習指導書として書かれており,理論で学んだ知識が実習を通して学べるようになっている。さらに,通常の理工系の大学,高専,専門学校でも,実験・実習指導書として十分使用できるようになっている。

ジャンル
発行年月日
2001/06/11
判型
A5
ページ数
180ページ
ISBN
978-4-339-07120-7
電気・電子工学実習
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定価

2,640(本体2,400円+税)

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本書は,臨床工学技士教育の実習指導書として書かれており,理論で学んだ知識が実習を通して学べるようになっている。さらに,通常の理工系の大学,高専,専門学校でも,実験・実習指導書として十分使用できるようになっている。

第I部 実習に関する基礎事項

1 実習法の概要
 1.1 実習の目的…1
  1.1.1 物理現象や工学・技術の原理と理論の実証…1
  1.1.2 装置や機器の理解とその使用方法・測定法の習得…2
  1.1.3 実習対象の測定法と測定量の取扱いの習得…2
  1.1.4 測定データの整理の仕方と報告書の作成の習得…2
  1.1.5 実習を通して協調性を養う…3
 1.2 実習実施に関する一般的注意事項…3
 1.3 実習を行う際の注意事項…4
 1.4 データの整理と報告書の作成に関する注意事項…5

2 基礎知識
 2.1 単位系と電気単位…9
 2.2 測定誤差と精度…11
 2.3 グラフの書き方と最小二乗法…13


第II部 電気・電子工学実習

3 電流,電圧,抵抗の測定(I)-オームの法則とディジタルマルチメータの使い方-
 3.1 原理…16
  3.1.1 電流と電圧の関係とオームの法則…16
  3.1.2 ディジタルマルチメータ…19
  3.1.3 交流の実効値…20
 3.2 実験方法…21
 3.3 実験装置・使用器具…23
 3.4 報告事項…23
 3.5 考察事項…24
 3.6 注意事項…24
 3.7 参考事項…25
  3.7.1 抵抗のカラーコード…25
  3.7.2 指示電気計器について…26

4 電流,電圧,抵抗の測定(Ⅱ)-キルヒホッフの法則と分流器,倍率器の使い方-
 4.1 原理…29
  4.1.1 キルヒホッフの法則…29
  4.1.2 分流器と倍率器…31
 4.2 実験方法…32
 4.3 実験装置・使用器具…35
 4.4 報告事項…35
 4.5 考慮事項…36
 4.6 注意事項…36

5 ホイートストンブリッジによる抵抗とセンサ特性の測定
 5.1 原理…38
  5.1.1 ホイートストンブリッジ…38
  5.1.2 サーミスタ…39
  5.1.3 CdSセル…40
 5.2 実験方法…41
 5.3 実験装置・使用器具…42
 5.4 報告事項…42
 5.5 考察事項…43
 5.6 注意事項…44

6 オシロスコープの使い方と電気信号の観測
 6.1 原理…45
 6.2 実験方法…49
 6.3 実験装置・使用器具…51
 6.4 報告事項…52
 6.5 考察事項…52
 6.6 注意事項…53

7 RC回路の過渡応答と微分・積分特性の測定
 7.1 原理…54
  7.1.1 コンデンサ…54
  7.1.2 RC回路の過渡応答特性…55
  7.1.3 RC微分・積分回路の周波数特性…57
  7.1.4 デシベル値の計算…58
 7.2 実験方法…58
 7.3 実験装置・使用器具…59
 7.4 報告事項…60
 7.5 考察事項…61
 7.6 注意事項…62

8. RLC回路の共振現象と直列共振特性の測定
 8.1 原理…63
  8.1.1 RLC直列回路の共振特性…63
  8.1.2 電気回路のQ値…66
 8.2 実験方法…68
 8.3 実験装置・使用器具…70
 8.4 報告事項…70
 8.5 考察事項…72
 8.6 注意事項…73

9 ダイオードの整流特性の測定
 9.1 原理…74
  9.1.1 p形半導体とn形半導体…74
  9.1.2 pn接合ダイオード…75
 9.2 実験方法…77
 9.3 実験装置・使用器具…78
 9.4 報告事項…78
 9.5 考察事項…79
 9.6 注意事項…80

10 トランジスタの静特性と増幅特性の測定
 10.1 原理…81
 10.2 実験方法…83
 10.3 実験装置・使用器具…84
 10.4 報告事項…85
 10.5 考察事項…85
 10.6 注意事項…86

11 電界効果トランジスタの静特性と増幅特性の測定
 11.1 原理…87
 11.2 実験方法…88
 11.3 実験装置・使用器具…89
 11.4 報告事項…90
 11.5 考察事項…91
 11.6 注意事項…91

12 演算増幅器と増幅回路の基礎特性の測定
 12.1 原理…92
 12.2 実験方法…94
 12.3 実験装置・使用器具…97
 12.4 報告事項…97
 12.5 考察事項…98
 12.6 注意事項…99

13 演算増幅器を用いた加算回路,積分回路,微分回路の構成と回路特性の測定
 13.1 原理…100
  13.1.1 定数倍回路,インバータ,加算回路…100
  13.1.2 積分回路(ミラー積分器)…102
  13.1.3 微分回路…103
 13.2 実験方法…103
 13.3 実験装置・使用器具…107
 13.4 報告事項…108
 13.5 考察事項…109
 13.6 注意事項…110

14 フィルタの周波数特性の測定
 14.1 原理…111
  14.1.1 LCフィルタ…114
  14.1.2 RCアクティブフィルタ…117
 14.2 実験方法…118
 14.3 実験装置・使用器具…119
 14.4 報告事項…119
 14.5 考察事項…120
 14.6 注意事項…120

15 発振回路の発振特性の測定
 15.1 原理…121
  15.1.1 帰還型発振回路の発振条件…121
  15.1.2 LC発振回路…122
  15.1.3 水晶発振回路…124
 15.2 実験方法…125
 15.3 実験装置・使用器具…125
 15.4 報告事項…126
 15.5 考察事項…126
 15.6 注意事項…127

16 非線形素子を用いた波形成形回路の動作特性の測定
 16.1 原理…128
  16.1.1 クリッパ(クリッピング回路)…128
  16.1.2 スライサ…130
  16.1.3 リミッタ…132
  16.1.4 クランパ(クランプ回路)…132
  16.1.5 シュミット回路…136
 16.2 実験方法…137
 16.3 実験装置・使用器具…138
 16.4 報告事項…139
 16.5 考察事項…140
 16.6 注意事項…140

17 マルチバイブレータの動作特性の測定
 17.1 原理…141
  17.1.1 非安定マルチバイブレータ…141
  17.1.2 単安定マルチバイブレータ…143
  17.1.3 双安定マルチバイブレータ…145
 17.2 実験方法…147
 17.3 実験装置・使用器具…147
 17.4 報告事項…148
 17.5 考察事項…149
 17.6 注意事項…150

18 ディジタル論理回路の動作特性の測定
 18.1 原理…151
  18.1.1 OR回路…151
  18.1.2 AND回路…152
  18.1.3 NOT回路…152
  18.1.4 NOR回路…153
  18.1.5 NAND回路…154
  18.1.6 RSフリップフロップとJKフリップフロップ…154
  18.1.7 カウンタ(計数回路)…155
 18.2 実験方法…156
 18.3 実験装置・使用器具…159
 18.4 報告事項…159
 18.5 考察事項…160
 18.6 注意事項…160
 
付録…161
参考文献…162
索引…163

南谷 晴之(ミナミタニ ハルユキ)