臨床工学技士のための 基礎電子工学
臨床工学技士がスタートラインにつく時に,必要な事項が理解できるように解説を行った。時代の流れにあわせて演算増幅回路,論理回路,情報通信に重点を置いている。また,演習問題を充実し,詳しい解答をつけ独学できるようにした。
- 発行年月日
- 2010/01/28
- 判型
- A5
- ページ数
- 188ページ
- ISBN
- 978-4-339-07224-2
- 平成22年度日本医療機器学会著述賞を受賞いたしました。
- 内容紹介
- 目次
臨床工学技士がスタートラインにつく時に,必要な事項が理解できるように解説を行った。時代の流れにあわせて演算増幅回路,論理回路,情報通信に重点を置いている。また,演習問題を充実し,詳しい解答をつけ独学できるようにした。
1. 半導体
1.1 半導体に至る道
1.2 半導体の基本的性質
演習問題
2. ダイオード
2.1 pn接合現象
2.2 整流
2.3 整流回路
2.3.1 半波整流回路
2.3.2 全波整流回路
2.3.3 平滑化
2.4 ダイオードによる波形処理回路
2.4.1 クリッパ
2.4.2 リミッタ
演習問題
3. トランジスタ
3.1 増幅の原理
3.1.1 増幅とは
3.1.2 利得
3.2 バイポーラトランジスタ
3.2.1 構造と記号
3.2.2 動作原理
3.2.3 接地方式
3.3 接合形FET
3.4 MOS形FET
演習問題
4. 光デバイス
4.1 発光素子
4.1.1 発光ダイオード
4.1.2 レーザダイオード
4.2 受光素子
4.2.1 フォトダイオード
4.2.2 フォトトランジスタ
4.2.3 硫化カドミウム
4.2.4 太陽電池
演習問題
5. 演算増幅器
5.1 集積回路
5.2 演算増幅器
5.2.1 演算増幅器の特性
5.2.2 バーチャルショート
5.3 演算増幅器による増幅回路
5.3.1 反転増幅回路
5.3.2 非反転増幅回路
5.3.3 ボルテージフォロワ
5.3.4 差動増幅回路
5.3.5 CMRR
5.3.6 微分回路と積分回路
演習問題
6. 論理演算とディジタル回路
6.1 否定,論理積,論理和
6.2 ブール代数
6.3 ベン図による表現
6.4 NANDとNORを用いた論理
6.5 基本論理回路を組み合わせた論理回路
6.6 パルス波とディジタル信号
6.7 トランジスタのスイッチング動作
6.8 TTL
6.9 CMOS
演習問題
7. マルチバイブレータ
7.1 無安定マルチバイブレータ
7.2 単安定マルチバイブレータ
7.3 双安定マルチバイブレータ
7.4 RSフリップフロップ
7.5 JKフリップフロップ
7.6 マスタスレーブJKフリップフロップ
7.7 Tフリップフロップ
演習問題
8. 順序回路
8.1 レジスタ
8.2 カウンタ
8.2.1 2進カウンタ
8.2.2 23進カウンタ
8.2.3 3進カウンタ
演習問題
9. フーリエ解析
9.1 フーリエ級数展開
9.2 フーリエ変換
9.3 フーリエ級数とフーリエ変換の関係
9.4 パルス波のフーリエ変換
演習問題
10. 変調方式
10.1 振幅変調
10.2 角度変調
10.3 標本化と標本化定理
10.4 パルス変調
10.5 医用テレメータ
10.6 量子化と符号化
10.7 ディジタル変調
演習問題
付録
演習問題解答
索引