電子計測 (改訂版)

電子情報通信学会 大学シリーズ B-3

電子計測 (改訂版)

計測法のシステム化とディジタル化に関する解説を主軸に,大学における電子計測の教科書として役立つよう構成した。学生実験用の参考書としても活用できるよう配慮した。改訂にあたり,大幅に技術が向上した光計測法を改稿した。

ジャンル
発行年月日
2000/05/31
判型
A5 上製
ページ数
214ページ
ISBN
978-4-339-00067-2
電子計測 (改訂版)
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定価

2,860(本体2,600円+税)

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計測法のシステム化とディジタル化に関する解説を主軸に,大学における電子計測の教科書として役立つよう構成した。学生実験用の参考書としても活用できるよう配慮した。改訂にあたり,大幅に技術が向上した光計測法を改稿した。

1. 電子計測とは
1.1 電子計測の目的と特徴
1.2 電子計測システムの構成
  1.2.1 計測方法の原理
  1.2.2 計測システムの構成例
1.3 アナログ計測とディジタル計測
  1.3.1 ディジタル計測とは
  1.3.2 自動計測システム
演習問題
2. データ処理
2.1 情報の抽出
2.2 ディジタルデータ処理
  2.2.1 最確値の決定方法
  2.2.2 適用例
  2.2.3 スペクトル分析
2.3 誤差の評価
  2.3.1 計測器の確度
  2.3.2 誤差の原因
  2.3.3 誤差の評価
演習問題
3. 計測量の変換
3.1 電気量への変換
  3.1.1 センサ
  3.1.2 温度─電気変換
  3.1.3 光─電気変換
  3.1.4 機械─電気変換
  3.1.5 磁気─電気変換
3.2 アナログ変換
  3.2.1 アナログ変換の目的
  3.2.2 レベル変換
  3.2.3 周波数変換
  3.2.4 レベル─周波数変換
3.3 ディジタル変換
  3.3.1 ディジタル変換とは
  3.3.2 ディジタルコード
  3.3.3 A─D変換
  3.3.4 D─A変換
演習問題
4. 電子計測器
4.1 電子計測器の発達の動向
4.2 信号発生器
  4.2.1 信号発生器の概要
  4.2.2 標準信号発生器
  4.2.3 周波数シンセサイザ
  4.2.4 シンセサイズド標準信号発生器
  4.2.5 RC発振器
  4.2.6 掃引信号発生器
  4.2.7 ファンクションジェネレータ
  4.2.8 パルス発生器
  4.2.9 パルス符号発生器
4.3 エレクトロニックカウンタ
  4.3.1 周波数カウンタ
  4.3.2 ユニバーサルカウンタ
4.4 電圧・電流測定器
  4.4.1 電子式メータ
  4.4.2 アナログ電圧計
  4.4.3 ディジタル電圧計
  4.4.4 レベルメータ
4.5 電力測定器
4.6 インピーダンス測定器
  4.6.1 回路部品の特性
  4.6.2 インピーダンスブリッジ
  4.6.3 Qメータ
  4.6.4 インピーダンスメータ
4.7 ネットワークアナライザ
  4.7.1 ネットワークアナライザの概要
  4.7.2 ネットワークアナライザによる伝送測定
  4.7.3 ネットワークアナライザによる反射測定
4.8 波形分析器
  4.8.1 波形分析器の概要
  4.8.2 選択レベルメータ・選択電圧計
  4.8.3 電界強度測定器
  4.8.4 スペクトラムアナライザ
  4.8.5 ひずみ率計
  4.8.6 波形記憶装置とFFT処理装置
4.9 ディスプレイ装置
  4.9.1 ディスプレイ装置の概要
  4.9.2 オシロスコープ
  4.9.3 ディジタルオシロスコープ
  4.9.4 ロジックスコープ
4.10 記録装置
  4.10.1 記録装置の概要
  4.10.2 ペンレコーダ
  4.10.3 X─Yレコーダ
  4.10.4 オシログラフ
  4.10.5 ディジタルプリンタ
  4.10.6 X─Yプロッタ
演習問題
5. ディジタル計測法
5.1 ディジタル計測の全体構成
  5.1.1 ディジタル計測システム
  5.1.2 作業の進行方法
5.2 ディジタル機器のインタフェース
  5.2.1 インタフェースとは
  5.2.2 標準インタフェース
5.3 制御装置とデータ集録装置
  5.3.1 制御装置の機能
  5.3.2 計測用コンピュータ
  5.3.3 データ集録装置
演習問題
6. 高周波測定
6.1 分布定数回路測定
  6.1.1 高周波伝送回路
  6.1.2 定在波測定
  6.1.3 反射係数測定
  6.1.4 Sパラメータ測定
6.2 雑音測定
  6.2.1 雑音測定とは
  6.2.2 雑音指数の測定
  6.2.3 外来雑音の測定
演習問題
7. 光計測法
7.1 スペクトル測定
  7.1.1 レーザ
  7.1.2 モノクロメータ
  7.1.3 ファブリペロ干渉分光計
7.2 光学干渉計
  7.2.1 マイケルソン干渉計
  7.2.2 マッハツェンダー干渉計
  7.2.3 微小光路長変化の測定
7.3 ホログラフィー干渉計
  7.3.1 ホログラフィーの原理
  7.3.2 ホログラフィー干渉計測法
  7.3.3 ホログラフィー計測装置
演習問題
付録1. 国際単位系(SI)
付録2. スミス図表
演習問題解答
索引

都築 泰雄(ツヅキ ヤスオ)

2019年5月のSI単位定義の改訂に伴う修正

令和元年8月10日発行の第31刷(改訂版)の「付録1.国際単位(SI)」項目にて加筆修正いたしました。

定義改訂については「産総研 計量標準総合センター」のWebサイトをご覧ください。