科学技術と共に歩む

医療従事者のための基礎物理学

• 高塚 伸太朗 札幌医科大講師 著
• 西村 生哉 北大大学院助教 著
• 井上 雄介 旭川医科大准教授 著

学問体系による分類ではなく，医療機器がどのような物理現象に基づいて機能しているかという観点で実用的な応用例を用いて，その原理を説明する形式で物理学を学ぶことを目指す。高校で物理を学んでいない読者にもわかるように解説。

次世代信号情報処理シリーズ 4

脳波処理とブレイン・コンピュータ・インタフェース - 計測・処理・実装・評価の基礎 -

• 東 広志 京大助教 著
• 中西 正樹 カリフォルニア大サンディエゴ校Assistant Research Scientist 著
• 田中 聡久 東京農工大教授 著

人間の意図または意図のために生成した脳活動を脳計測によって読み取り，本人の意図を外部へ伝達する技術であるブレイン・コンピュータ・インタフェース（BCI）のタスク・刺激と出力の関係（パラダイム）や信号処理を解説した。

医療に活かす生体医工学

• 日本生体医工学会 編
• 平田 雅之 阪大大学院特任教授 編著
• 齋藤 充弘 阪大大学院特任准教授 著
• 紀ノ岡 正博 阪大大学院教授 著
• 和田 成生 阪大大学院教授 著
• 伊井 仁志 都立大准教授 著
• 大谷 智仁 阪大大学院講師 著
• 武石 直樹 阪大大学院助教 著
• 橋爪 誠 北九州古賀病院院長・九大名誉教授 著
• 大城 理 阪大大学院教授 著
• 岡山 慶太 阪大大学院特任講師 著
• 坂田 泰史 阪大大学院教授 著
• 河野 喬仁 九大特任助教 著
• 村田 正治 九大特任教授 著
• 佐久間 一郎 東大大学院教授 著
• 篠原 一彦 東京工科大教授 著
• 江藤 正俊 九大大学院教授 著
• 小林 聡 九大臨床助教 著
• 牟田口 淳 九大病院 著
• 今田 憲二郎 総合せき損センター 著
• 家入 里志 鹿児島大大学院教授 著
• 山田 耕嗣 鹿児島大助教 著
• 大西 峻 鹿児島大特任助教 著
• 山家 智之 東北大教授 著
• 不二門 尚 阪大特任教授・名誉教授 著
• 松村 泰志 阪大大学院教授 著
• 野村 泰伸 阪大大学院教授 著

医学生や高等教育機関における医工学専攻科，および工学部の学生が生体医工学に興味を持ち将来自分の研究専門分野にしたいと思ってもらえるよう，写真や図を使い工学技術の医療応用分野をわかりやすく興味が持てるよう解説。

近赤外分光法による前頭前野計測 - 認知症の早期発見とリハビリテーション方法の評価 -

• 志村 孚城 （株）浜松早期認知症研究所所長 編著
• 網田 孝司 （株）島津製作所 著
• 牧 敦 （株）日立製作所 著
• 鈴木 剛 浜松ホトニクス（株） 著
• 灰田 宗孝 東海大教授 著
• 金子 満雄 金子クリニック院長 著
• 山崎 雅勇 釧路協立病院内科科長 著
• 奥山 惠理子 （株）浜松人間科学研究所所長 著
• 田中 有希 東京医科歯科大 著
• 大城 昌平 聖隷クリストファー大教授 著
• 重森 健太 聖隷クリストファー大学大学院 著
• 近藤 真由 東海大講師 著
• 浅川 毅 東海大准教授 著

早期認知症の診断方法やリハビリテーション方法を近赤外分光法を用いて脳科学的に評価する方法を提案。これまで試行錯誤的に行われてきた診断方法やリハビリテーション方法などを適用前に論理的に評価するよう働きかける。本文4色刷

電子情報通信レクチャーシリーズ D-24

脳工学

• 電子情報通信学会 編
• 武田 常広 東大大学院教授 著

脳の世紀21世紀を迎え，古代から人間の最大の関心事であった脳を，科学的に解明する研究が本格的に始まった。本書は，脳を非侵襲的に計測する技術を中心にして，いかにして脳を知り，脳の特性を工学的に利用するかを述べた。

生体情報の可視化技術

• 生体情報の可視化技術編集委員会 編

光，電磁波，磁気，超音波などを利用することによって，これまで目にすることができなかった生体の機能情報を可視化する新しい手法について，その技術的側面を中心に解説した。

電磁界の生体効果と計測

• 電気学会 編
• 高周波電磁界の生体効果に関する計測技術調査専門委員会 編
• 高木 相 東北大名誉教授・日大教授 著
• 齋藤 正男 編・著
• 小塚 洋司 東海大教授 著
• 宮川 道夫 編・著
• 上野 照剛 編・著
• 清水 孝一 編・著
• 中野 昭一 阪大教授 編・著
• 松木 英敏 東北大教授 編・著
• 多氣 昌生 編・著
• 井出 英人 編・著
• 小杉 幸夫 東工大助教授 編・著
• 仲澤 聖則 編・著
• 平岡 真寛 編・著
• 山浦 逸雄 編・著
• 上村 佳嗣 編・著
• 菊池 眞 編・著
• 藤原 修 編・著
• 越後 宏 編・著
• 野島 俊雄 編・著

電気や磁気が動植物の生存にどのように影響しているかという電磁環境問題が重要視されてきている。本書は，現在までに行われた実態の調査や数々の研究成果を体系的にまとめ，わかりやすく解説した。

電磁駆動型人工心臓 - ELECTROMAGNETIC ARTIFCIAL HEART -

• 電気学会 編
• 電磁駆動型人工心臓システム調査専門委員会 編
• 赤松 映明 著
• 井街 宏 編・著
• 岩渕 憲昭 著
• 海老原 大樹 著
• 梶岡 守正 著
• 苅田 充二 著
• 越地 耕二 編・著
• 鈴木 弘也 著
• 妙中 義之 編・著
• 福永 信太郎 編・著
• 松浦 雄一郎 編・著
• 三田村 好矩 編・著
• 水野 勉 著
• 山口 昌樹 岩手大教授 著
• 山本 栄 著
• 吉澤 誠 東北大教授 編・著
• 脇若 弘之 編・著
• 渡橋 和政 著

本書は，人工心臓の開発・臨床の第一線で活躍している研究者による電磁駆動型人工心臓についての最新情報をまとめたものである。また，21世紀初頭に人工心臓の生体への埋込みを目指す内外研究者のロマンの集約でもある。

医用工学シリーズ 7

診断とME - 人体を測って診断を考える -

• 岡島 光治 藤田保健衛生大教授 著

生体計測の意味，計測方法，計測値の処理・解釈，画像診断，患者監視，診断論理，病院情報システムなどについて，数式を一切使わず，しかし決してレベルは落とさずにわかりやすく記述。

医用工学シリーズ 8

治療とME

• 都築 正和 東大教授 著
• 須磨 幸蔵 東京女子医大教授 著
• 竹中 榮一 防衛医大教授 著
• 釘宮 豊城 東大講師 著
• 小野 哲章 三井記念病院 著
• 歌代 一朗 （有）東京医科電機製作所 著

医療の究極の目標である「治療」にかかわるME機器についてその原理，取扱方法，安全性確保を詳述。

医用工学シリーズ 6

臨床検査とME

• 山中 學 東大教授 著
• 大久保 昭行 東大助教授 著
• 亀井 幸子 東大講師 著
• 毛利 昌史 東大講師 著
• 赤塚 宣治 東大講師 著
• 宇川 義一 東大助手 著

臨床検査である生体検査と検定検査におけるME機器を紹介し，検査から得られる情報の読み取りなどを，MEとの関わりあいから解説した。

医用工学シリーズ 3

メディカルイメージングシステム

• 的崎 健 東京理科大教授 著

医用画像工学のハードウェア編。生体をイメージするしくみ，医用TV技術，各種の装置，どんな像が得られるか，画像処理，これからのイメージングなどを多くの写真，図により平易に解説。

Compartmental Analysis （英文）- （区画解析） -

• 梶谷 文彦 岡山大教授 編
• 児玉 慎三 編
• 阿部 裕 阪大名誉教授・国立大阪病院長 編

コンパートメントアナリシス（解析しようとする系を，いくつかの区画から構成されたシステムとみなして解析する手法）の理論的基礎と，普及の著しい医学分野への具体的応用を主眼に編集した。

ME選書 11

生体用テレメータ・電気刺激装置

• 綿貫 てつ 東京慈恵医大教授 編
• 内山 明彦 早大教授 編
• 池田 研二 東大医用電子研究施設 編

基礎編では生体用テレメータ，電気刺激装置の基礎技術・方式等の基本事項を，応用編では医用モニタ・カプセル，植込式，医用データ通信，リハビリ，スポーツ医学，航空宇宙医学，動物行動学，人工ペースメーカを解説。

臨床診断への新しい道 - 意思決定の理論と実際(Introduction to Medical Decision Making) -

• L.B. ラステッド 著
• 野村 裕 大阪府立成人病センター 訳
• 中村 正彦 東海大助教授 訳

医学診断と治療における意思決定について，具体的に説いた入門書。確率・統計の応用，数理計画，決定理論などを研究する数学者や工学者にも有用である。

ME選書 12

循環系の力学と計測

• 鴫谷 亮一 望星大磯病院・東海大医学部 編
• 望月 政司 山形大 編
• 金井 寛 上智大 編

血流・心拍・血圧等の測定理論と臨床技術に関する各専門家がその研究成果を集大成した労作。〔内容〕心血管系の力学・循環器系のシミュレーション・血流の計測・心拍出量の測定・心拍動数の計測ほか。

ME選書 14

臨床検査機器〔Ⅰ〕 - 患者検査機器 -

• 樫田 良精 編

近時，医学の急速な発達に伴い，一般医師も電子技術を駆使した複雑な機器を使いこなし，各種の検査をして診断に役立てる必要に迫られている。本書は，患者検査機器全般について詳述した決定版。

ME選書 9

生体情報処理

• 宮脇 一男 著

生体情報の取得，測定，伝送，記録，評価の分野に入るための基礎として，本書は情報・制御理論，計算機による鑑別診断の理論を展開し，その応用例として心電図の評価，呼吸疾患の診断法について記述した。