叩いて超音波で見る - 非線形効果を利用した計測 -

新コロナシリーズ 28

叩いて超音波で見る - 非線形効果を利用した計測 -

生体組織や金属材料などの状態を映像としてとらえる医用診断装置や非破壊検査系の情報検出に,叩くという摂動を与えることで対象物のまったく新しい特性が見出せるという非線形効果の利用を,基本概念と多くの実例をもとに示した。

ジャンル
発行年月日
1995/07/20
判型
B6
ページ数
110ページ
ISBN
978-4-339-07678-3
叩いて超音波で見る - 非線形効果を利用した計測 -
在庫僅少・カバーなし

定価

1,100(本体1,000円+税)

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生体組織や金属材料などの状態を映像としてとらえる医用診断装置や非破壊検査系の情報検出に,叩くという摂動を与えることで対象物のまったく新しい特性が見出せるという非線形効果の利用を,基本概念と多くの実例をもとに示した。

1. 波動と計測
 非線形効果の一般的特性とその表現
 線形系として近似できるための条件
 ──無限小振幅の仮定──
 非線形系としての扱いの必然性
 非線形系としての扱いによって得られる情報
 超音波とその特長
2. 非線形性のパラメータとその計測
 非線形パラメータ計測の一般的方法
 ポンプ波を用いる計測法
 ──叩いて超音波で見る──
 各種摂動と超音波検出を用いた具体的計測系
3. 生体組織の状態を精密に見る
 ──医用診断のための新しい計測系──
 反射型での超音波診断用映像系におけるポンプ波による摂動の導入
 ポンプ波の導入による反射信号波の変化
 非線形特性を映像化するための装置構成
 各種映像の例とそれらの解釈
 線形と非線形のパラメータの多種映像の融合
 ──より効果的診断の材料として──
 振動の伝搬の様子を超音波で見て診断する
 ──硬さと脆さの推定へ──
4. 材料の状態を精密に見る
 ──非破壊検査の新しい手法──
 超音波を用いた非破壊検査の直接的方法とその限界
 金属材料中での超音波の非線形特性
 応力摂動の導入による音速の変化率の検出と応力分布の映像形成
 塑性変形の発生のモデル化と特性パラメータ
5. 非線形効果の情報の利用による計測系のコンパクト化
 ──流れや温度分布の新しい計測系──
 非線形効果を利用して流速分布を計測
 流速ベクトル分布を求める
 温度分布も容易に測定可能
 非破壊検査分野へも応用
6. 非線形効果を高感度で検出するための信号処理
 ──バイスペクトル解析──
 バイスペクトル解析とはなにか
 バイスペクトル解析による非線形項の抽出
 バイスペクトル特性を持つ信号で叩いて見る
7. 新しい計測の時代へ
参考文献

佐藤 拓宋(サトウ タクソウ)