安全の目盛

新コロナシリーズ 15

安全の目盛

近年,技術の巨大化・複雑化,科学製品の増大に伴い,安全管理の徹底が要望されている。本書は,安全基準の定量的な把握のための「目盛」について,各分野の第一線がやさしく著述したもの。

ジャンル
発行年月日
1991/12/25
判型
B6
ページ数
140ページ
ISBN
978-4-339-07665-3
安全の目盛
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定価

1,282(本体1,165円+税)

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近年,技術の巨大化・複雑化,科学製品の増大に伴い,安全管理の徹底が要望されている。本書は,安全基準の定量的な把握のための「目盛」について,各分野の第一線がやさしく著述したもの。

1. 安全と危険の間の評価
 安全とは
 安全と危険の定義
 安全と危険の境界(一)──棚による安全の確保
 安全と危険の境界(二)──ガスの爆発限界
 安全と危険の境界(三)──化学物質の安全性
 安全と危険の境界(四)──物質の発癌性の評価
 むすび
2. 安全のための管理
 安全管理とは
 安全管理の目標
 安全管理の組織
 災害調査
 安全教育
 日常の安全管理活動
 安全管理水準の評価
 むすび
3. 安全をつくりだすシステム
 情報とエネルギー
 安全の工学的創造性
 フェールセーフ技術の基礎
 階層化安全システム
4. 安全を確かめる技術
 安全性を数値で表す
 安全性と信頼性
 信頼性の数式
 バスタブ曲線
 強さはばらつく
 確率密度関数の応用
 判断を変える
 プルーフテスト
5. 安全と自然災害
 自然災害と人間
 災害という言葉,その意味するところ
 知識と情報は人を救う
 災害と広がり
 災害のシミュレーション
 地方自治体の役割
6. 安全の目盛
 安全の認識
 安全論の前提
 安全性評価理論
 各種災害対策の整合性
 安全に関するバランス感覚
 いま考えるべき安全問題
あとがき
参考文献

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