太陽熱発電・燃料化技術 太陽熱から電力・燃料をつくる

シリーズ 21世紀のエネルギー 10

太陽熱発電・燃料化技術 - 太陽熱から電力・燃料をつくる -

太陽エネルギーによる発電には,太陽光発電と集光型太陽熱発電がある。集光型太陽熱発電とその熱を利用した燃料製造技術について解説

ジャンル
発行年月日
2012/08/31
判型
A5
ページ数
174ページ
ISBN
978-4-339-06830-6
太陽熱発電・燃料化技術 太陽熱から電力・燃料をつくる
在庫あり

定価

2,420(本体2,200円+税)

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太陽エネルギーによる発電には,太陽光発電のほかに集光型太陽熱発電がある。また集光した太陽熱は,水素などの燃料製造にも利用することができる。本書ではこの集光型太陽熱発電とその熱を利用した燃料製造技術について解説する。

1 太陽エネルギーの利用と集光型太陽熱発電(CSP)
1.1 集光型太陽熱発電(CSP)の概要 
1.1.1 集光の重要性 
1.1.2 CSPのシステム概要 
1.1.3 CSPとPV 
1.1.4 発電コスト 
1.2 世界の日射量と発電ポテンシャル 
1.2.1 世界の日射量分布 
1.2.2 発電ポテンシャル 
1.2.3 市場と発電量の今後の見通し 
1.2.4 デザーテック計画 

2 CSPの要素技術
2.1 太陽の追尾 
2.1.1 太陽追尾の必要性 
2.1.2 太陽追尾技術 
2.2 太陽光の反射と反射鏡 
2.2.1 太陽光の反射 
2.2.2 反射鏡 
2.3 レシーバと蓄熱技術 
2.3.1 太陽エネルギーの吸収と選択吸収膜 
2.3.2 レシーバのエネルギーバランスと集光の効果 
2.3.3 蓄熱システム 

3 CSPの技術
3.1 パラボラ・トラフ型CSP 
3.1.1 パラボラ・トラフ型コレクタの構造 
3.1.2 レシーバ 
3.1.3 コレクタ性能に及ぼす各種要因 
3.1.4 CSPにおける発電法 
3.1.5 パラボラ・トラフ型CSPの高効率化 
3.1.6 パラボラ・トラフ型プラントの応用 
3.1.7 パラボラ・トラフ型CSPの投資コスト 
3.2 リニア・フレネル型CSP 
3.2.1 リニア・フレネル型コレクタの構造 
3.2.2 LFCの集光特性 
3.2.3 PTCとの比較によるLFCの優位性 
3.3 タワー型CSP 
3.3.1 タワー型CSPの構成 
3.3.2 ヘリオスタット 
3.3.3 ヘリオスタットフィールド 
3.3.4 熱媒体の種類 
3.3.5 レシーバ 
3.3.6 タワー型CSPの大規模化 
3.3.7 タワー型CSPのバリエーション 
3.3.8 ソーラガスタービン 
3.3.9 タワー型プラントのコスト 
3.4 パラボラ・ディッシュ型CSP 
3.4.1 パラボラ・ディッシュ型の構造 
3.4.2 レシーバとエンジン 
3.4.3 蓄熱システム 
3.5 CSPの課題 
3.5.1 発電コストの低下 
3.5.2 水の問題 
3.5.3 土壌の影響 
3.5.4 地形の影響 

4 太陽熱燃料化
4.1 熱化学転換法による太陽熱燃料化の重要性と原理 
4.2 燃料化システムの集光系 
4.3 太陽熱燃料化技術の分類 
4.4 ソーラ水素製造の経済性評価 
4.4.1 CO2フリー水素製造コストの比較 
4.4.2 天然ガスからの水素製造コスト比較 
4.5 高温太陽熱水分解サイクル 
4.5.1 二段階水熱分解サイクル 
4.5.2 Sulfur─Iodine(S─I)サイクル 
4.5.3 Hybrid─sulfurサイクル 
4.6 天然ガス・バイオガスのソーラ改質 
4.6.1 熱交換型(間接加熱型)チューブラ改質器 
4.6.2 直接照射型チューブラ改質器 
4.6.3 直接照射型ボルメトリック改質器 
4.7 炭素資源(石炭・バイオマス・コークスなど)のソーラガス化 

5 集光型太陽熱発電と太陽熱燃料化の将来性

引用・参考文献 

吉田 一雄(ヨシダ カズオ)

児玉 竜也(コダマ タツヤ)

郷右近 展之(ゴウコン ノブユキ)

「Electoronic Journal」(電子ジャーナル発行) 2013年3月号

上記雑誌に書評が掲載されました。

太陽エネルギーによる発電は、国内では太陽光発電(PV)が中心であるが、海外ではそれに加えて集光型太陽熱発電(CSP:Concentrating Solar Power)への注目も高まっている。CSPは、太陽光を集光することで熱へと変換して発電する技術で、蓄熱システムを利用できることが大きな利点である。また、集光太陽光で得た熱エネルギーを利用した、水素などの燃料製造の研究開発も活発に行われている。本書では、CSP技術の概要やその熱を利用した燃料製造技術について、初心者にもわかりやすく解説されており、同分野の動向をこの一冊で概観することができる。

「Electoronic Journal」Webページはこちら

日刊工業新聞2012年10月25日 「話題の本」欄

日刊工業新聞 「話題の本」欄に当書籍の新刊紹介が掲載されました。

「日刊工業新聞」Webページはこちら