科学技術と共に歩む

伝送理論の基礎と光ファイバ通信への応用

• 電子情報通信学会 編・発行
• 笠 史郎 ソフトバンクテレコム（株） 著

本書は，前半では伝送理論の基礎を学び，後半では前半の理論を基礎にして，光ファイバ通信に関する基礎から応用まで取り扱った。それが実際に光ファイバ通信システムでどのように応用されているかについて習得出来るよう解説した。

ナノインプリント技術

• 電子情報通信学会 編・発行
• 松井 真二 兵庫県立大教授 著
• 平井 義彦 大阪府立大教授 著

ナノインプリント技術は、液晶ディスプレイ等への高性能反射防止膜等へすでに実応用されている。ナノインプリントの基礎とともに最新の装置と関連部材，多様なデバイス応用について内容をわかりやすく解説した。

話し言葉対話の計算モデル

• 電子情報通信学会 編・発行
• 島津 明 北陸先端科学技術大学院教授 著
• 中野 幹生 （株）ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン 著
• 堂坂 浩二 秋田県立大教授 著
• 川森 雅仁 慶大大学院特任教授 著

本書は，話し言葉による対話を計算機が行おうとしたらどのような問題があるか，話し言葉の性質，話し言葉のメカニズム，現在どのような技術ができているかなど，これまでの研究成果を踏まえ，基本的なことを具体的に紹介した。

非線形システムが社会を動かす

• 電子情報通信学会 編・発行
• 並木 淳治 東海大専門職大学院教授 著

非線形の有用性を社会システムの制御にどうつなげるかを解説した。全ての問題はExcelを用いて直接，現象を実感できるように，できる限り生のプログラムを添付するように心掛けた。

新版 ULSIデバイス・プロセス技術

• 電子情報通信学会 編・発行
• 菅野 卓雄 東大名誉教授 監修
• 伊藤 隆司 広島大客員教授 編著

本書は、シリコン集積回路のその後の驚異的な発展及びこの技術を基盤とする各種電子デバイスの将来の展開を考慮し、初版の「ULSIデバイス・プロセス技術」を全面的に改定した。ULSIに関わる技術者・研究者の必携書。

Excelで学ぶ組込みシステム要素技術

• 電子情報通信学会 編・発行
• 並木 淳治 東海大専門職大学院教授 著

組込み系で必要となる代表的要素技術を抽出・網羅し，それらをExcel により実際の動作として理解できる内容となっている。また、Excel による事例ソフトウェアを，電子情報通信学会ホームページにて公開している。

光波工学の基礎

• 電子情報通信学会 編・発行
• 井筒 雅之 著

本書では，光波を電磁波として捉え，マクスウェルの方程式を前提に，平面波，スペクトル，回折，複屈折，導波現象等の基礎をまとめ，光波モードについて述べている。電気系大卒程度の知識を持つ，大学院生・技術分野の社会人に最適。

実践　通信ネットワークの信頼性評価技術 - 基礎からRを用いたプログラミングまで -

• 電子情報通信学会 編・発行
• 船越 裕介 NTTサービスインテグレーション基盤研究所主任研究員 著

本書では，フリーの統計解析環境Rを用い，通信ネットワークの信頼性評価を行う方法を解説する。評価尺度は従来の信頼性工学と合わせているが，実用性を重視し，装置台数やユーザ数の変動にも対応できる拡張を施した。

ブレインコミュニケーション - 脳と社会の通信手段 -

• 電子情報通信学会 編・発行
• 相良 和彦 （株）日立製作所中央研究所 著
• 田中 靖人 （株）三城光学研究所 著
• 竹市 博臣 理化学研究所 著
• 山下 宙人 （株）国際電気通信基礎技術研究所 著
• 長谷川 良平 産業技術総合研究所 著
• 岡部 達哉 本田技術研究所基礎技術研究センター 著
• 前田 太郎 阪大大学院情報科学研究科 著

本書は，工学的な視点から，生体計測技術，心理実験技術，統計解析技術を解説。また応用事例として，ブレイン・マシンインタフェース技術を利用したロボット制御や，身体情報を利用したパラサイトヒューマンなども取り扱う。

無線分散ネットワーク

• 電子情報通信学会 編・発行
• 三瓶 政一 阪大 監修
• 阪口 啓 東工大 監修
• 松本 隆太郎 東工大 著
• 衣斐 信介 阪大 著
• 山本 高至 京大 著
• 梅林 健太 農工大 著
• 落合 秀樹 横浜国大 著
• 石井 光治 香川大 著
• 山里 敬也 名大 著
• 石橋 功至 静岡大 著
• 小野 文枝 横浜国大 著
• 萬代 雅希 上智大 著
• 岡田 啓 埼玉大 著
• 上原 秀幸 豊橋技科大 著
• 大槻 知明 慶大 著
• 藤井 威生 電通大教授 著

無線分散ネットワークで新たな技術を創出するための土台となることを目指し，今後の先端的システムの開発の糧となり得る事項を重点的に解説。主に，無線通信で普遍性の高い数学の分野や，特に重要な要素技術などを体系的にまとめた。

ネット社会と本人認証 - 原理から応用まで -

• 電子情報通信学会 編・発行
• 板倉 征男 情報セキュリティ大学院大教授 著
• 外川 政夫 （株）NTTデータアイ 著

本書は，「個人識別」と「本人認証」の原理と応用システムの仕組みまでを基本的にわかりやすく解説した。この分野の入門者や，基礎知識を復習して社会システムの中に個人の識別・認証機能を組み込むシステム設計者必携の一冊。

通信ネットワークの信頼性

• 電子情報通信学会 編・発行
• 林 正博 NTTサービスインテグレーション基盤研究所主任研究員 著
• 阿部 威郎 東京医療保健大教授 著

通信ネットワークの信頼性設計に必要な信頼性評価の方法を具体的・詳細に解説。設計に携わる実務者は，本書で述べる数理モデルと信頼性計算技術を用いることで，ユーザの要望に沿う信頼性を短期間の設計作業で実現できるよう構成。

会議・プレゼンテーションのバリアフリー - “だれでも参加”を目指す実践マニュアル -

• 電子情報通信学会 編・発行
• 情報保障ワーキンググループ 編

障害のある人が学会や研究会に参加する場合に，点字や手話などその人たちが使える方法で多くの情報を提供する情報保障が必要となる。本書はいろいろな場で情報保障を進められるように学会で作成したガイドラインをもとにまとめた。

攻めと守りのシステムセキュリティ

• 電子情報通信学会 編・発行
• 酒井 善則 東工大教授 著
• 金井 敦 法政大教授 著
• 荒金 陽助 東日本電信電話（株） 著

本書は，個々の手口の詳細や具体的な技術的実現手法の解説を目的とせず，ディジタル情報を対象にしたシステムセキュリティの本質を捉えることを目的とした。おもに直接的な脅威やサービスの視点からセキュリティを述べている。

Webサービス時代の経営情報技術

• 電子情報通信学会 編・発行
• 松本 正雄 九州産業大教授 編著

本書は経営戦略にISを一致させる技術を取り上げた。ITの立場から経営システムの在り方に貢献する経営情報技術の新しい側面，経営とISの整合性を前進させる技術とWebサービスを活用した新たな経営情報技術まで説明している。

レーダポーラリメトリの基礎と応用 - 偏波を用いたレーダリモートセンシング -

• 電子情報通信学会 編・発行
• 山口 芳雄 著

レーダポーラリメトリは散乱行列をもとにした偏波情報（ベクトル量）をセンシングに利用する理論と技術である。本書では，事例紹介のみならず初心者でも役立つように偏波の理解とセンシング技術の向上を目的に理論ともに実例も解説。

仕事に生かす知的財産の知識 - 技術者の心得 -

• 電子情報通信学会 編・発行
• 中尾 直樹 著

技術者が仕事をする上で，どんなことに注意していけばよいか，どのように社内の知財部門や弁理士，弁護士とかかわっていけばよいかを入門編，実践編，上級編，デザイン編に分けて解説。技術者が遭遇しそうな事例，対応方法も紹介。

モバイル通信の無線回路技術

• 電子情報通信学会 編・発行
• 野島 俊雄 編著
• 山尾 泰 編著

携帯電話に代表されるモバイル通信を実現するために最も重要な構成要素となっている無線回路技術について基本から応用までをまとめ，高速大容量システムにおける無線回路に焦点を当て，動作原理から設計法までを詳細に解説した。

マイクロ波誘電体フィルタ

• 電子情報通信学会 編・発行
• 小林 禧夫 著
• 鈴木 康夫 著
• 古神 義則 著

マイクロ波誘電体フィルタの設計にはフィルタの回路合成と誘電体共振器の電解解析に関する双方の知識を必要とする。本書ではそれらを融合させ，誘電体フィルタの設計に関する基礎的な知識を得られるように解説した。

情報技術の人間学 - 情報倫理へのプロローグ -

• 電子情報通信学会 編・発行
• 笠原 正雄 京都工繊大名誉教授・大阪学院大名誉教授 著

一般的なインターネットを背景としたコンピュータ犯罪，著作権侵害などの事例紹介や関連する法律の解説ではなく，よりベーシックな立場に立って，過去一世紀以上の電気系関連学問の発展に軸足を置いて，「情報倫理」を解説した。