科学技術英語論文の徹底添削 - ライティングレベルに対応した添削指導 -

科学技術英語論文の徹底添削 - ライティングレベルに対応した添削指導 -

科学技術英語論文の構成に沿い,技術論文とは何かからタイトルの付け方,謝辞にいたる各セクションの書き方,間違えやすいポイントについて,TOEIC200~600点台の学生の英作文を対象に添削解説をしてレベルアップを図る。

ジャンル
発行年月日
2010/03/26
判型
A5
ページ数
200ページ
ISBN
978-4-339-07791-9
科学技術英語論文の徹底添削 - ライティングレベルに対応した添削指導 -
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科学技術英語論文の構成に沿い,技術論文とは何かからタイトルの付け方,謝辞にいたる各セクションの書き方,間違えやすいポイントについて,TOEIC200~600点台の学生の英作文を対象に添削解説をしてレベルアップを図る。

Ⅰ編 科学技術英語論文の執筆のポイント

1 科学技術英語論文執筆の上達のために
1.1 自分の論文を位置付ける 
1.2 科学技術論文とは 
1.3 科学技術論文執筆のポイント 
1.4 必要な文法の復習 
1.5 専門用語・表現の蓄積 

2 科学技術英語論文の各セクションのポイント
2.1 Titleの付け方 
2.2 Author(s)の書き方 
2.3 Abstractの書き方 
2.4 Introductionの書き方 
2.5 Methodsの書き方 
2.6 Resultsの書き方 
2.7 Conclusionsの書き方 
2.8 Acknowledgmentsの書き方 


Ⅱ編 科学技術英語論文の表現の徹底演習

3 Title
3.1 例題 
3.2 英作文のためのポイント 
3.3 例題(1) 定冠詞の使い方
             「~の」という表現 
3.4 例題(2) Titleの初めには定冠詞を付けない 
3.5 例題(3) 適切な前置詞を用いる 
3.6 例題(4) effectとinfluenceの違い 
3.7 例題(5) 専門用語は複数の資料で確認する 
3.8 例題(6) 「~への一提案」という表現 
3.9 模範解答 

4 Author(s)
4.1 例題 
4.2 英作文のためのポイント 
4.3 例題(7) 著者名の表し方,アステリスク(*)の意味 
4.4 例題(8) 所属・住所を表す順序 
4.5 例題(9) 住所の表し方 
4.6 模範解答 

5 Abstract
5.1 例題 
5.2 英作文のためのポイント 
5.3 例題(10) すべての主語をweにしない
        英作文の前に日本語改訳をする 
5.4 例題(11) 適切な言葉を用いる 
5.5 例題(12) to不定詞の副詞的用法
        主語にweを用いるとき 
5.6 例題(13) Abstractの時制は過去形で
        ifとwhenの違い 
5.7 例題(14) 主語は何か,対応する動詞は何か 
5.8 例題(15) 五文型を頭に描く 
5.9 模範解答 

6 Introduction
6.1 例題 
6.2 英作文のためのポイント 
6.3 例題(16) 不定冠詞の使い方に注意する 
6.4 例題(17) 英英辞典でニュアンスを知る 
6.5 例題(18) 表現を専門家に確認する 
6.6 例題(19) 関係代名詞を用いる 
6.7 模範解答 

7 Methods
7.1 例題 
7.2 英作文のためのポイント 
7.3 例題(20) Figure,Tableの表し方 
7.4 例題(21) 数量表現をまとめておく 
7.5 例題(22) 不要な表現は加えない 
7.6 模範解答 

8 Results
8.1 例題 
8.2 英作文のためのポイント 
8.3 例題(23) namelyとi.e.の違い 
8.4 例題(24) 「さらに」は必要な表現か 
8.5 例題(25) 簡潔・明瞭・正確に表現するためには 
8.6 例題(26) 言葉の重複を避ける 
8.7 模範解答 

9 Conclusions
9.1 例題 
9.2 英作文のためのポイント 
9.3 例題(27) キーワードの表現は変えない 
9.4 例題(28) howeverの使い方に注意する 
9.5 例題(29) 次の論文の約束はしない 
9.6 模範解答 

10. Acknowledgments
10.1 例題 
10.2 英作文のためのポイント
10.3 例題(30) 「本研究の一部」はどう表現するか
10.4 例題(31) 時を表す前置詞
10.5 例題(32) 「~に参画して得られた」をどう表現するか 
10.6 例題(33) 「おわりに」をどう表現するか 
10.7 例題(34) 「~に厚く御礼を申し述べる」をどう表現するか 
10.8 模範解答 


note 重要な文法・言葉の説明
note1 節と句 
note2 定冠詞 
note3 名詞の所有格 
note4 effectとinfluence 
note5 名詞の数 
note6 practical useとpractical applications 
note7 dissertation,paperとessay 
note8 essential,indispensableとnecessary 
note9 to不定詞の副詞的用法で表現できること 
note10 主語weと用いられる動詞 
note11 consecutive,continuousとsuccessive 
note12 ifとwhen 
note13 technique,approach,wayとmethod 
note14 文型,主節・従属節 
note15 at a low speedとat low speed 
note16 put~into practiceとrealize 
note17 関係代名詞の用法 
note18 device,apparatusとequipment 
note19 chartとtable 
note20 because ofとdue to 
note21 establishedとprevious 
note22 namelyとi.e. 
note23 the robotic barycentric accelerationと
the barycentric acceleration of a robot 
note24 dataとfinding 
note25 confineとlimit 
note26 materializeとrealize 
note27 時を表す前置詞 
note28 finally,at lastとbefore concluding 


■ 重要な解説
■1 「A Study on~」はno good ! 
■2 適切な言葉を見つけ出す作業 
■3 定冠詞the+名詞+句・節を覚えておこう 
■4 Titleの初めには定冠詞theを付けない 
■5 単語の置き換えはno good ! 
■6 所属・住所は日本語と逆の順序で記す 
■7 すべての主語をweにしない 
■8 日本語の日本語改訳をする 
■9 discourse signalsは必要か 
■10 簡潔・明瞭・正確な表現にするためには 
■11 howeverは接続詞ではない 

絹川 麻理(キヌカワ マリ)

塚本 真也(ツカモト シンヤ)