モノ創り&ものづくり - アイデアから具現化まで -

モノ創り&ものづくり - アイデアから具現化まで -

日本のものづくりの声,すなわち,時代にふさわしい「ものづくり哲学」の確立が急がれる中,本書は,類書にないアイデアからパテントの取得までのプロセスについて,平滑にまとめた。

ジャンル
発行年月日
2007/12/03
判型
A5
ページ数
190ページ
ISBN
978-4-339-04587-1
モノ創り&ものづくり - アイデアから具現化まで -
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定価

2,200(本体2,000円+税)

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  • 日本設計工学会 2009年度 武藤栄次賞 Valuable Publishing 賞
  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

日本のものづくりの声,すなわち,時代にふさわしい「ものづくり哲学」の確立が急がれる中,本書は,類書にないアイデアからパテントの取得までのプロセスについて,平滑にまとめた。

1. 昇降装置のアイデアから具現化まで
1.1 はじめに
1.2 図面の線
 1.2.1 設計は1本の線から
 1.2.2 線の重み
1.3 設計フロー
 1.3.1 設計のフローと作業内容
 1.3.2 構想図作成
 1.3.3 計画図作成
 1.3.4 部品図作成
 1.3.5 加工
 1.3.6 組立調整
1.4 昇降装置の構想と計画
 1.4.1 実際の設計に際して
 1.4.2 仕様
 1.4.3 機械の構成
 1.4.4 ポンチ絵で案出し
 1.4.5 構想案比較検討表の作成
 1.4.6 ポンチ絵で構想する
 1.4.7 負荷の仮設定
 1.4.8 LMガイドの取付ピッチ
 1.4.9 LMガイドの選定
 1.4.10 ボールねじの軸方向の負荷
 1.4.11 ボールねじの選定
 1.4.12 モータの選定
1.5 昇降装置のCAD設計
 1.5.1 市販品のモデリング
 1.5.2 動力系統の設計
1.6 昇降装置の部品図の作成
 1.6.1 部品図(製作図)の作成
 1.6.2 使用する材料の決定
1.7 公差を決める
 1.7.1 部品の公差を決める
 1.7.2 公差の考え方
1.8 仕上げ(表面粗さ)を決める
1.9 昇降装置の設計の工夫
 1.9.1 635.14Nをもちあげるには635.14N以上の強度で支える
 1.9.2 軸心あわせ
 1.9.3 レベル調整
 1.9.4 形状の工夫
1.10 昇降装置の電気系統の設計
 1.10.1 実際の設計に際して
 1.10.2 電気設備設計項目と概要
 1.10.3 機械図面と平面図
 1.10.4 配線設計の手順
 1.10.5 電気方式の種類
 1.10.6 低圧配線工事の種類
 1.10.7 電線太さ
 1.10.8 実際の設計に際して
1.11 設計あれこれ
 1.11.1 このボルト締めてごらん
 1.11.2 あの軸径大丈夫かな
 1.11.3 納期がない
 1.11.4 急ぎの仕事は段取り勝負
 1.11.5 機械が一発で動く確率
 1.11.6 設計ねたの収集
1.12 昇降装置の完成

2. 昇降式座椅子の設計
2.1 はじめに
2.2 昇降式座椅子について
 2.2.1 昇降式座椅子の現状
 2.2.2 現状に対する提案
 2.2.3 設計方針
2.3 ラグゼについて
 2.3.1 基本仕様と機器概観
 2.3.2 ラグゼの各部の部品構成
 2.3.3 動力機構部分の総質量
2.4 動力機構部分の軽量化設計
 2.4.1 設計案1:新規モータ+ボールねじ機構による設計
 2.4.2 設計案2:LMガイドアクチュエータによる設計
2.5 座椅子部の強度評価
 2.5.1 設計フローチャート
 2.5.2 解析手順
 2.5.3 解析結果

3. 昇降式座椅子の特許出願まで
3.1 要約
3.2 解決手段
3.3 特許請求の範囲
3.4 発明の詳細な説明
 3.4.1 技術分野
 3.4.2 背景技術
 3.4.3 発明の開示(発明が解決しようとする課題)
 3.4.4 課題を解決するための手段
 3.4.5 発明の効果
 3.4.6 発明を実施するための最良の形態
3.5 図面の簡単な説明
3.6 符号の説明

4. 設計技術の要件と業務革新
4.1 はじめに
4.2 2次元CADから3次元CADへの移行
4.3 3次元CADの課題
4.4 3次元CADを有効活用する
4.5 設計業務の革新
4.6 業務革新を遂行するための設計の仕方
4.7 今後の進展

5. 昇降式座椅子(ラグゼ)の設計図面 
 
設計資料集
付録(各種材料の特性)
引用・参考文献
索引

平野 重雄(ヒラノ シゲオ)

関口 相三(セキグチ ショウゾウ)