ソフトウェア設計論 - 役に立つUMLモデリングへ向けて -

ソフトウェア設計論 - 役に立つUMLモデリングへ向けて -

大学の演習などで実際に用いている具体的事例を通して,要求分析から実装に向けたUMLの活用方法を紹介した。

ジャンル
発行年月日
2016/10/13
判型
A5
ページ数
232ページ
ISBN
978-4-339-02681-8
ソフトウェア設計論 - 役に立つUMLモデリングへ向けて -
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定価

3,190(本体2,900円+税)

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

UMLは知っているが,役に立つの? と思っている人が多いかもしれない。本書では,大学の演習やグループソフトウェア開発実験などで実際に用いている具体的事例を通して,要求分析から実装に向けたUMLの活用方法を紹介する。

1. ソフトウェアとは
1.1 ソフトウェア開発とは
 1.1.1 ソフトウェアの役割
 1.1.2 ソフトウェアのライフサイクル
1.2 ソフトウェアの品質
 1.2.1 品質をつくり込むとは
 1.2.2 機能要求と非機能要求
1.3 オブジェクト指向開発とUML
 1.3.1 モデリングの観点とソフトウェアの構造
 1.3.2 UMLの役割

2. 事例
2.1 会議室予約システム
 2.1.1 初期要求文
 2.1.2 課題の特徴と本書での扱い方
2.2 長方形エディタ
 2.2.1 初期要求文
 2.2.2 課題の特徴と本書での扱い方

3. 要求分析
3.1 要求分析の目的とレビューポイント
 3.1.1 ユースケース分析
 3.1.2 ユースケース図とユースケース記述
 3.1.3 データモデリングとクラス図
3.2 会議室予約システムの要求分析
 3.2.1 システムの目標とステークホルダー
 3.2.2 ユースケース
 3.2.3 データモデリング
 3.2.4 ユースケース記述
 3.2.5 非機能要求の観点からの分析
3.3 長方形エディタの要求分析
 3.3.1 ユースケース
 3.3.2 ユースケース記述の基本フロー
 3.3.3 データモデリング
 3.3.4 ユースケース記述の例外フロー
3.4 事例の考察
 3.4.1 会議室予約システム
 3.4.2 長方形エディタ

4. 設計
4.1 要求分析から設計へ
4.2 構造の設計
 4.2.1 クラス図とオブジェクト図による構造のモデリング
 4.2.2 クラスと関連
 4.2.3 クラス図の確認
4.3 振舞いの設計
 4.3.1 シーケンス図の目的
 4.3.2 クラスへの操作の割当て
 4.3.3 シーケンス図の確認
 4.3.4 ステートマシン図の目的
4.4 モデルからプログラムへのトレーサビリティ
4.5 会議室予約システムの構造と振舞いの設計
4.6 長方形エディタの構造と振舞いの設計
4.7 考察

5. 設計から実装へ
5.1 共通部分の設計
5.2 リファクタリングとデザインパターン
 5.2.1 イテレータパターン
 5.2.2 テンプレートメソッドパターン
5.3 モデルからのコード生成
5.4 考察

6. 役に立つUMLモデリングへ向けて
6.1 モデリングの原則
6.2 モデル駆動開発と関連技術
6.3 まとめ

付録
A.1 UMLモデリングツール
A.2 ユースケース「認証する」のプログラム

引用・参考文献
索引

松浦 佐江子(マツウラ サエコ)