
計測自動制御学会の機関紙として創刊され、会員の研究成果を発表するとともに、海外における研究の紹介、解説記事、資料の紹介等を掲載し、学会および技術開の発展に寄与せんとするものである。
- 内容紹介
[リレー記事]「FACE the future」
《第35回》エージェントベースで挑む1億2000万人対象の社会シミュレーション
市川 学(芝浦工大)
特集:「ユーザに不便の効用を与えるシステム」
[総論]
効率や機能性と直交する価値軸をもつシステムについて
川上 浩司(京都先端大)
[解説]
不便益を得るシステムの要件
平岡 敏洋(東京大)
ユーザに不便の効用を与えるシステムの発想支援
川上 浩司(京都先端大)
磁気計測による鉄鋼構造物の腐食・き裂の非破壊検査
塚田 啓二 (岡山大)
サービスデザインにおける不便益
野坂 泰生(博報堂)
価値工学(VE)における第3の価値:不便益価値
澤口 学(立命館大)
不便益とデザイン学:創造的人間行為への回帰
重本 祐樹
[事例紹介]
妨害による人の活動支援
西本 一志(JAIST)
[事例紹介]
〈弱いロボット〉-ウェルビーイングを志向する関係論的なアプローチ
岡田 美智男(豊橋技科大)
観光工学-本来の旅のあり方と旅の支援-
泉 朋子(立命館大)
不便益のトラベルコマースへの応用とその大規模社会実装
白川 智弘(長岡技科大)
ポスト・スマート時代のプロダクトデザインワーク(JIDA不便益学生コンペを例に)
影山 友章(名古屋市立大)
[特別企画]
<2020年度学術奨励賞受賞論文紹介記事> 周波数変調レーザを用いた距離と速度の同時計測
大島 伸一(日本製鉄)
[編集後記]
川上 浩司(京都先端大)