2022
09/29

脳科学関連書籍特集(2022年9月情報更新)

2021年3月刊行の新刊『音大生・音楽家のための脳科学入門講義』の刊行に合わせて,脳科学関連書籍をまとめました。  

各リンクから書籍の詳細情報や販促POP,amazonレビューなどがご覧いただけます。


【2022年9月更新】

2022年10月刊行の新刊『音楽する脳と身体』の刊行に合わせて情報を更新しました。




2022年10月発売

音楽する脳と身体

田中昌司・伊藤康宏  共著

A5判/158頁/定価2,530円(本体2,300円+税)


【内容紹介】

音楽を聴いたとき,無意識に感動したことはないだろうか。多くの専門家によって感動の理由を説明する試みがなされてきたが,その答えは得られていない。そこで本書では,音楽が脳や身体に与える作用を脳科学と生理学の観点から論じていく。


【読者対象】

・音楽に興味がある方

・脳の働きに興味がある方

・音楽教育や音楽療法に携わる方


2022年9月発売

次世代信号情報処理シリーズ 4

脳波処理とブレイン・コンピュータ・インタフェース

-計測・処理・実装・評価の基礎-

東 広志・中西正樹・田中聡久  共著

A5判/218頁/定価3,630円(本体3,300円+税)


【内容紹介】

人間の意図、または意図のために生成した脳活動を脳計測に読み取り,本人の意図を外部へ伝達する技術であるブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)について,第一線で研究に携わる著者らが、BCIのパラダイムや信号処理について解説。



【読者対象】

・電気電子工学や情報工学をはじめとする理工学を学ぶ学部生や大学院生

・脳神経科学の工学応用に興味のある研究者・技術者

・脳科学の産業応用に興味のある方

2022年8月発売

音響テクノロジーシリーズ 25

聴覚・発話に関する脳活動観測

日本音響学会  編 今泉 敏  編著

A5判/194頁/定価3,300円(本体3,000円+税)


【内容紹介】

本書は,聴覚や音声に関わる脳機能を非侵襲的に観測する代表的な方法である,脳波,脳磁図,機能的磁気共鳴画像法,機能的近赤外分光法を解説する。研究者や大学院生が脳活動を観測し解析するために最適な方法と解析結果を紹介する。



2021年3月発売

音大生・音楽家のための脳科学入門講義

田中昌司  著

A5判/126頁/定価1,980円(本体1,800円+税)


【内容紹介】

音楽家を対象に研究・講演を行ってきた著者が,脳のことをもっと知りたいと考える音大生・音楽家を対象に,講義形式でわかりやすく解説した脳科学の入門書。脳科学の基礎事項からはじめ,音楽との関係について解説。最新の研究成果も紹介しながら,読者を奥深い脳科学の世界へ誘う一冊。


【販促POP】

2017年9月発売

日常と非日常からみる こころと脳の科学

宮崎 真・阿部匡樹・山田祐樹  ほか編著

A5判/206頁/定価2,860円(本体2,600円+税)


【内容紹介】

「限定品と聞くと買わずにいられない」,「自分でくすぐるとくすぐったくない」といった日常生活で馴染みのある経験,また,「危険な経験はスローモーションに感じる」,「人工的に対外離脱を起こせる」といった特殊条件下で顕になる非日常な体験を手掛かりに,「こころ」とそれを織りなす「脳」に関する科学的知見をわかりやすく紹介。


【amazonレビュー】 【販促POP】

2017年2月発売

認知脳科学

嶋田総太郎  著

A5判/192頁/定価3,190円(本体2,900円+税)


【内容紹介】

脳科学と認知科学に興味のある大学生レベルの読者を想定し,わかりやすく,かつ網羅的な専門知識を身につけるための教科書。文理系を問わず,初学者にも親しみを持ってもらえるよう,図を多く掲載した。脳部位の名称や機能,およびそれを調べた脳活動計測実験まで,基礎から最新の研究までバランスよくコンパクトにまとめた。


【amazonレビュー】

2017年10月発売

音響サイエンスシリーズ 17

聞くと話すの脳科学

日本音響学会  編 廣谷定男  編著

A5判/256頁/定価3,850円(本体3,500円+税)


【内容紹介】

これまでほとんどの音声研究では,音声信号を中心として「知覚(聞く)」と「生成(話す)」を個別に扱ってきた。本書は,脳波「聞く」と「話す」の両方に対して中心的役割を果たしていることを踏まえ,音声の「知覚」と「生成」を一体化し,脳を中心とする見方で音声研究を記述する。



2003年3月発売

電子情報通信レクチャーシリーズ D-24

脳工学

電子情報通信学会  編 武田常広  著

B5判/240頁/定価4,180円(本体3,800円+税)


【内容紹介】

脳を非侵襲的に計測する(脳を傷つけることなく,脳の内部構造や,様々な刺激に対する応答を計測する)技術を中心に,いかにして脳を知り,脳の特性を工学的に利用するかを述べた。


【amazonレビュー】

2003年9月発売

脳の人間科学

山内兄人  著

四六判/282頁/定価2,640円(本体2,400円+税)


【内容紹介】

生まれてから死ぬまで,われわれの脳がからだの営みを如何にうまくコントロールしているか,脳の構造とともにわかりやすく解説。人間科学,スポーツ科学,心理学,看護学,福祉等を学ぶ人はもちろん,一般の方も面白く読める脳科学の入門書。


【amazonレビュー】

2006年2月発売

ホルモンの人間科学

山内兄人  著

四六判/268頁/定価2,970円(本体2,700円+税)


【内相紹介】

前著『脳の人間科学』の姉妹本。

からだの働きはホルモンによって調子が整えられ,ストレスから守られている。本書ではからだの中でのホルモンの役割と内分泌器官の構造と働きについて詳しく解説した。


【amazonレビュー】

2001年1月発売

ヒューマンサイエンスシリーズ 1

性を司る脳とホルモン

早大人間総合研究センター 監修 山内兄人・新井康允 編著

B6判/228頁/定価1,870円(本体1,700円+税)


【内容紹介】

地球上の動物の多くには雌と雄の二つの性があり,それぞれ異なった個体にその機能が備わっている。本書では,哺乳類の脳における生殖行動の制御機構とその性分化に関して,それぞれ先端の基礎研究と臨床研究を紹介した。