レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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電気回路と用いられる素子(キャパシタ,インダクタ,電気抵抗)への理解を深めることに重点を置き,時間の関数としての動作という利便性に着目した視点で記した。各章冒頭の学習目標,章末の演習問題により自学自習も可能。
- 発行年月日
- 2025/11/06
- 定価
- 2,970円(本体2,700円+税)
- ISBN
- 978-4-339-01501-0
レビュー,書籍紹介・書評掲載情報
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読者モニターレビュー【 ZOOK 様 (業界・専門分野:建設コンサルタント)】
掲載日:2025/11/05
このテキストの題名にもある「電気磁気学」としてあるとおり、「電気」と「磁気」を各々個別に理解する事を目的として解説をしている。
第1章では高校の物理の科目でも取り扱う「単位」の解説から入っており、初学者の初歩を本当に捉えている。第2章~第7章では「電気」に関する項目を解説しており、第2章だけでも電気に関する初歩の数学として取り扱う代数幾何学でのベクトル関連の解説をしているのが分かりやすい。第3章では電荷、第4章では電位、第5章では電界(電場)を解説しており、高校の物理を習得している方ではすんなりと分かるようになっていると思う。第8章~第11章では「磁気」に関する項目を解説しており、特に第10章の終盤から第11章ではマクスウェルの方程式に関する解説がなされている。第12章では電気回路に関する項目を解説しており、回路を構成する基本素子(抵抗やコンデンサ等)の各種の解説が分かりやすい。
全体的にイラストが多く、視的に理解できるようになっており非常に分かりやすい。
またこの書籍の最大の特徴と言ってもいいのが、各ページの外側にメモ欄が設けてある。勉強しながら理解した事や感じた事?などすぐに書いておけるスペースがあるのがありがたい。ページ数がそんなに多くはないので、すんなりと読み進めると思う。
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読者モニターレビュー【 いたち 様 (業界・専門分野:評価装置メーカー)】
掲載日:2025/10/15
本書を読み終えた印象として、非常に読みやすく、分かりやすい本でした。
内容はタイトルの通り、電気回路の序盤と電磁気学の2つの観点で執筆されていたように思います。読む対象者としては、一通り微積・ベクトルを学んだ大学3年生以降くらいの内容だと思います。
読みやすさとしては、「イラストと表の多さ」・「タイトルが多く分別されており頭で整理がしやすい」のが印象的でした。また、途中式が書かれておりさっと読み進められるのもよかったです。








