- 内容紹介
本書は,高等学校工業科で学ぶ「電気基礎」の内容をすべて包含し,電気工学,電子工学の学習に必要な電気に関する技術の基礎を理解でき,これを活用する能力を養えるようにするため,理論と応用の間の関連に配慮した。
下巻では,記号法による交流回路の解析と計算ができるようにし,つぎに三相交流について理解させ,続いて,各種の波形について学習させるようにした。また,電気計測の基本と計測器の構造,諸量の測定法について学習させ,これらの基礎的な内容を習得できるようにした。
●特色・留意点●
■ 親しみやすい教科書!
・本文を2色刷にして見やすくし,図は大きく掲載しました。
■ わかりやすい教科書!
・難解な理論は避け,理論的な系統よりも学習しやすい系統を優先して配列しました。
・図解や立体的な図を豊富に用いて,わかりやすく説明しました。
・公式の導出・説明を簡潔に記述しました。
・色刷を使って学習ポイントをアピールしました。
■ 確かな学力を身につける教科書!
・重要な公式を色刷にしました。
・各節ごとに「学習のポイント」をまとめ,学習内容の理解度が確かめられるようにしました。
・演習を重視して,本文中の例題,問だけでなく,節末と章末に問題を豊富に掲載しました。
・見返し部分に重要な公式を掲載し,公式から本文の検索ができるようにしました。