- 内容紹介
本書は,高等学校工業科で学ぶ「電気基礎」の内容をすべて包含し,電気科,電子科,情報技術科,電子機械科はもとより,これら以外の学科で必要な電気に関する基礎を理解でき,これを活用する能力を養えるように配慮した。
はじめに電気を学ぶ上で最も重要な直流回路の基本を取り上げて,しっかり理解できるようにした。
つぎに磁気現象や電気と磁気の相互作用,静電気現象などの基礎,およびその応用例について取り上げ,理解を深められるようにした。
続いて,交流に関する基本,および交流回路における抵抗,インダクタンス,静電容量の働き,電圧,電流,電力などの諸量の相互関係について理解でき,また記号法の扱い方を習得できるようにした。三相交流の基本とその応用例について取り上げた。
各種の波形の基本,および電気計測の基本と計測器の構造,諸量の測定法を習得できるようにした。