新コロナシリーズ 8
コンピュータ犯罪のからくり
コンピュータを中核とする高度情報社会が進展する一方で,さまざまなトラブルや犯罪も必然的に増加している。それらを防止するセキュリティ技術の仕組みと身近な犯罪の実態を平易に記述した。
- 発行年月日
- 1990/01/10
- 判型
- B6
- ページ数
- 144ページ
- ISBN
- 978-4-339-07658-5
- 内容紹介
- 目次
コンピュータを中核とする高度情報社会が進展する一方で,さまざまなトラブルや犯罪も必然的に増加している。それらを防止するセキュリティ技術の仕組みと身近な犯罪の実態を平易に記述した。
1. はじめに
高度情報時代の到来
コンピュータセキュリティの出現
2. コンピュータセキュリティの区分
基本的な区分
本人の確認
アクセス制御の技術
暗号化の技術
○日本で開発した暗号方式
○暗号とパズル
通信システムのセキュリティ
データベースに関するセキュリティ
モニタリングの技術
3. 現実のコンピュータ犯罪
CD犯罪
CD犯罪以外のコンピュータ犯罪
4. コンピュータプログラムによる犯罪の手口
基本的な考え方
手口の基本的定石
○コンピュータ犯罪プログラムの作成事例(その一)
○コンピュータ犯罪プログラムの作成事例(その二)
○コンピュータ犯罪プログラムの作成事例(その三)
5. コンピュータウィルスについて
電子ウィルスの分類
パソコン通信とウィルス
○コンピュータウイルスの進化
ハッカー異聞
6. コンピュータ犯罪に関する法的措置
○情報化保険について
7. セキュリティ対策
設備管理
運用管理
異常管理
〔付録〕セキュリティ管理の実際を学ぶ
参考文献