計測自動制御学会の機関紙として創刊され、会員の研究成果を発表するとともに、海外における研究の紹介、解説記事、資料の紹介等を掲載し、学会および技術開の発展に寄与せんとするものである。
- 内容紹介
[リレー記事]「FACE the future」
《第39回》安全・安心を支えるシステム-計測からデータ利活用まで
佐野 恵美子(三菱電機)
[総論]
「超適応の科学」が目指すもの
太田 順(東京大)
[解説]
脊髄損傷からの回復過程における「超適応」
山口 玲欧奈,伊佐 正(京都大)
脳活動に内在する動的構造の推定と構成論的モデル化
近藤 敏之(東京農工大)
筋シナジーおよびその制御の神経機構
関 和彦(国立精神・神経医療研究センター)
筋骨格系モデルを用いた力と運動の学習
小池 康晴(東工大),神原 裕行(工芸大)
姿勢の進化・発達と退化
高草木 薫,高橋 未来,野口 智弘,千葉 龍介(旭川医科大)
意欲の神経メカニズム
筒井 健一郎(東北大)
確率論的最適フィードバック制御の脳内機構
井澤 淳(筑波大),武井 智彦(玉川大)
[キーワード解説]
特集:身体と脳で生じる超適応のシステム論的理解
安 琪(九州大),高橋 未来(旭川医科大),大畑 龍(カロリンスカ研)
[新人研究者によるサーベイ報告]
タンパク質の高次構造評価技術に関する調査研究
七種 和美(産総研)
[学界だより]
SICE Annual Conference 2021 開催報告
増田 士朗(都立大)
[書評]
「PID制御 現代制御論の視点から」(志水清孝 著)
関口 和真(東京都市大)
[編集後記]
白藤 翔平(東京大学)