ディジタル信号処理の理論3 - 推定・適応信号処理 -

ディジタル信号処理の理論3 - 推定・適応信号処理 -

ディジタル信号処理で重要な推定と適応信号処理について詳しく述べている。適応信号処理のような高度の信号処理に関心を持つ学生・研究者・技術者に好適である。

発行年月日
1986/12/10
判型
A5
ページ数
290ページ
ISBN
978-4-339-00475-5
ディジタル信号処理の理論3 - 推定・適応信号処理 -
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定価

3,520(本体3,200円+税)

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ディジタル信号処理で重要な推定と適応信号処理について詳しく述べている。適応信号処理のような高度の信号処理に関心を持つ学生・研究者・技術者に好適である。

第7部 推定理論
 1. 最小2乗法によるパラメータ推定
  1.1 パラメータ推定の基礎
   1.1.1 パラメータ推定と同定
   1.1.2 推定量の望ましい性質
  1.2 インパルス応答の推定
   1.2.1 最小2乗推定
   1.2.2 最小2乗推定の意味
  1.3 伝達関数の推定
   1.3.1 最小2乗推定
   1.3.2 逐次推定
   1.3.3 多入力多出力系の推定
  1.4 カルマンフィルタ
   1.4.1 1入力1出力系
   1.4.2 多入力多出力系
   1.4.3 最小2乗法との比較
  1.5 最小分散推定
  1.6 高速アルゴリズム
  1.7 可同定性と次数の推定
   1.7.1 可同定性
   1.7.2 次数の推定
 2. 最小2乗法の修正によるパラメータ推定
  2.1 一般化最小2乗法
  2.2 拡大最小2乗法
  2.3 補助変数法
   2.3.1 補助変数法の基本概念
   2.3.2 ブートストラップ法
   2.3.3 2段階推定法
   2.3.4 補助変数行列の選び方
   2.3.5 高速アルゴリズム
  2.4 相関法
   2.4.1 インパルス応答の推定
   2.4.2 伝達関数の推定
 3. 最尤推定法によるパラメータ推定
  3.1 Bayes推定法
  3.2 最尤推定法
  3.3 近似最尤推定法
   3.3.1 方法1
   3.3.2 方法2
   3.3.3 方法3
 4. 確率近似法によるパラメータ推定
  4.1 基本アルゴリズム
   4.1.1 Robbins-Monroのアルゴリズム
   4.1.2 Kiefe-Wolfowitzのアルゴリズム
  4.2 パラメータ推定
   4.2.1 インパルス応答の推定
   4.2.2 伝達関数の推定
  4.3 最小2乗法と確率近似法によるパラメータ推定
  4.4 各推定アルゴリズムの比較
   4.4.1 シミュレーションによる比較
   4.4.2 収束性の比較
 5. カルマンフィルタによる状態推定
  5.1 推定アルゴリズム
   5.1.1 状態推定の概念
   5.1.2 ガウス雑音の場合
   5.1.3 非ガウス雑音の場合
  5.2 予測アルゴリズム
  5.3 カルマンフィルタの性質
  5.7 拡張カルマンフィルタ
 6. スペクトル推定
  6.1 線形システムの相関関数とスペクトル
   6.1.1 連続時間系の相関関数
   6.1.2 連続時間系のスペクトル
   6.1.3 離散時間系の相関関数
   6.1.4 離散時間系のスペクトル
  6.2 FFTによる相関関数とスペクトルの推定
   6.2.1 相関関数の推定
   6.2.2 スペクトルの推定
   6.2.3 コヒーレンスの推定
  6.3 線形モデルによるスペクトル解析
   6.3.1 AR過程
   6.3.2 MA過程
   6.3.3 ARMA過程
  6.4 MEMによるスペクトルの推定
   6.4.1 MEMの概念
   6.4.2 エントロピー密度hの最大化
   6.4.3 エントロピーHの最大化
   6.4.4 MEMによる推定アルゴリズム
第8部 適応信号処理
 1. 適応ディジタルフィルタ
  1.1 非再帰形適応デジタルフィルタ
   1.1.1 LMSアルゴリズムによる設計
   1.1.2 DSDアルゴリズムによる設計
   1.1.3 LRSアルゴリズムによる設計
  1.2 再帰形適応ディジタルフィルタ
   1.2.1 勾配法による設計(1)
   1.2.2 勾配法による設計(2)
   1.2.3 HARFアルゴリズムによる設計
   1.2.4 SHARFアルゴリズムによる設計
   1.2.5 格子アルゴリズムによる設計
  1.3 適応エコーキャンセラ
   1.3.1 エコーキャンセラ
   1.3.2 学習同定法による推定
   1.3.3 並列形カルマンフィルタによる推定
  1.4 適応ノイズキャンセラ
  1.5 いくつかの応用
   1.5.1 適応マルチパスキャンセラ
   1.5.2 適応ラインエンハンサ
   1.5.3 適応予測器
   1.5.4 適応アンテナシステム
 2. 適応等化器
  2.1 適応等化器の役割
  2.2 非再帰形適応等化器
   2.2.1 勾配法による設計
   2.2.2 直交化法による設計
   2.2.3 巡回等化法による設計
   2.2.4 判定帰還法による設計
  2.3 再帰形適応等化器
   2.3.1 確率近似法法による設計
   2
.3.2 カルマンフィルタによる設計
 3. 適応制御
  3
.1 モデル規範形適応制御
   3.1.1 モデル規範形適応制御系の概要
   3.1.2 Lyapunovの方法による設計
   3.1.3 Popovの方法による設計(1)
   3.1.4 Popovの方法による設計(2)
  3.2 セルフチューニング制御
   3.2.2 追値制御系の設計
参考文献
索引

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