例題で学ぶ 構造力学Ⅱ - 不静定編 -

例題で学ぶ 構造力学Ⅱ - 不静定編 -

1986年の発行後ご好評いただいた「構造力学」(大学講義シリーズ)の2分冊化に伴う不静定編。

ジャンル
発行年月日
2015/12/17
判型
B5
ページ数
166ページ
ISBN
978-4-339-05248-0
例題で学ぶ 構造力学Ⅱ - 不静定編 -
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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1986年の発行後ご好評いただいた「構造力学」(大学講義シリーズ)の2分冊化に伴う不静定編。単位をSIにし,トラスの部材力をはりのM,Q図から一括で求める方法や単位荷重法の物理的意味と解法などについて追加説明した。

7. 構造解析の基本原理
7.1 線形構造と非線形構造
 7.1.1 線形構造と重ね合わせの原理
 7.1.2 非線形構造
7.2 エネルギー保存の法則
7.3 外力仕事とひずみエネルギー
 7.3.1 外力仕事
 7.3.2 ひずみエネルギー
7.4 仮想仕事の原理
 7.4.1 基本概念
 7.4.2 仮想変位の原理
 7.4.3 仮想力の原理
7.5 単位荷重法
 7.5.1 単位荷重公式
 7.5.2 温度変化による弾性変位
 7.5.3 積分公式
 7.5.4 単位荷重法(仮想荷重)の物理的意味
7.6 カスチリアノの定理
7.7 相反定理
7.8 最小エネルギーの原理
7.9 エネルギー原理による近似解法
 7.9.1 リッツの方法
 7.9.2 ガラーキン法
 7.9.3 はりの有限要素法
7.10 エネルギー原理のまとめ

8. 不静定ばりおよび不静定トラス
8.1 不静定構造の解法
 8.1.1 不静定力法
 8.1.2 変形法
8.2 不静定力法の基本原理
 8.2.1 1次不静定ばり
 8.2.2 2次不静定ばり
 8.2.3 高次不静定構造の変形条件式
8.3 不静定力法の応用
 8.3.1 複数部材からなる構造
 8.3.2 ばね支持されたはり
 8.3.3 変断面連続ばり
8.4 不静定トラス
 8.4.1 連続トラス(外的不静定トラス)
 8.4.2 内的不静定トラス
8.5 影響線
 8.5.1 ミューラー・ブレスラウの原理
 8.5.2 重ね合わせの原理による不静定ばりの影響線の決定
 8.5.3 変断面連続ばりの影響線
 8.5.4 トラスの影響線

9. アーチ
9.1 アーチの特性と種類
9.2 アーチの形状と基本力学
9.3 アーチの変位
9.4 3ヒンジアーチ
9.5 2ヒンジアーチ
9.6 固定アーチ
9.7 タイド・アーチおよび補剛アーチ

10. ラーメン構造
10.1 概説
10.2 たわみ角法
10.3 たわみ角法によるラーメンの解法
 10.3.1 節点方程式(モーメントのつりあい条件式)
 10.3.2 層方程式(せん断力のつりあい条件式)
 10.3.3 各種のラーメン
 10.3.4 全体変形条件式(角方程式)
 10.3.5 傾斜部材のあるラーメンの部材角式
10.4 3連モーメントの定理

11. 柱の座屈
11.1 座屈現象
11.2 中心軸圧縮柱
11.3 初期不整のある弾性柱
11.4 エネルギー法の応用
11.5 非弾性柱

12. 板構造
12.1 概説
12.2 等方性平板
 12.2.1 基礎方程式
 12.2.2 境界条件
 12.2.3 平板の解法
12.3 直交異方性平板
 12.3.1 基礎方程式
 12.3.2 格子構造としての解法

付録
参考文献
問の略解
索引

青木 徹彦(アオキ テツヒコ)