押出し加工 - 基礎から先端技術まで -

塑性加工技術シリーズ 5

押出し加工 - 基礎から先端技術まで -

わが国の押出し加工技術の現状を体系的にとらえ,各種押出し加工法の基礎から最新の情報まで広範囲にわたって網羅的に整理し,これまでの研究・開発の成果とこれからの問題点について広く提供する本邦初の本格的な技術専門書である。

ジャンル
発行年月日
1992/07/20
判型
A5
ページ数
280ページ
ISBN
978-4-339-04354-9
押出し加工 - 基礎から先端技術まで -
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

4,620(本体4,200円+税)

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わが国の押出し加工技術の現状を体系的にとらえ,各種押出し加工法の基礎から最新の情報まで広範囲にわたって網羅的に整理し,これまでの研究・開発の成果とこれからの問題点について広く提供する本邦初の本格的な技術専門書である。

1. 総論
1.1 押出し加工の原理
  1.1.1 押出し加工法の発達
  1.1.2 押出し加工法の分類と特徴
1.2 押出し製品の種類と用途
  1.2.1 アルミニウム系材料
  1.2.2 銅系材料
  1.2.3 鉄鋼系材料
  1.2.4 複合材
  1.2.5 特殊材料
引用・参考文献
2. 押出しの基礎と理論
2.1 被加工材の変形特性
  2.1.1 変形の種類と評価方法
  2.1.2 メタルフローの特性と制御
2.2 押出し加工の理論と応用
  2.2.1 解析方法と応用技術
  2.2.2 押出し圧力および工具面圧の算出方法
  2.2.3 工具変形の推定方法
  2.2.4 工具強度の評価方法
2.3 押出し加工の熱解析
2.4 設計の基礎
  2.4.1 工程設計
  2.4.2 押出し用工具の設計
  2.4.3 CAD/CAM
引用・参考文献
3. 直接押出しと操業技術
3.1 直接押出しプレス
  3.1.1 押出しプレスの概要
  3.1.2 押出しプレスの構造
  3.1.3 押出しプレスの制御装置
3.2 押出し周辺設備
  3.2.1 押出しプレスラインのレイアウト
3.3 アルミニウム系材料の押出し操業技術
  3.3.1 押出し加工条件
  3.3.2 押出しの固有技術
  3.3.3 ビレット
  3.3.4 押出し工具
  3.3.5 押出しの生産性
  3.3.6 操業のコンピューター化
  3.3.7 製品の品質
  3.3.8 押出しの品質管理
  3.3.9 検査
3.4 銅系材料の押出し操業技術
  3.4.1 押出し作業条件
  3.4.2 押出し工具と潤滑
  3.4.3 製品品質と欠陥対策
  3.4.4 銅および銅合金製品
  3.4.5 押出し操業の合理化
  3.4.6 銅系材押出しの今後の課題
3.5 鉄鋼系材料の押出し操業技術
  3.5.1 鉄鋼系材料押出しの特徴
  3.5.2 鉄鋼系材料の種類と押出し条件
  3.5.3 押出し圧力
  3.5.4 押出し工具
  3.5.5 押出しの工程と生産性
  3.5.6 押出しの問題点とその対応
3.6 制御・管理
  3.6.1 押出しの制御システム
  3.6.2 押出しの管理技術
  3.6.3 押出しの管理システム
  3.6.4 押出し金型のCAD/CAMシステム
3.7 現状の課題と展望
引用・参考文献
4. 間接押出しと操業技術
4.1 間接押出しプレス
  4.1.1 間接押出しプレスの構造
  4.1.2 間接押出しプレス特有の必須機能
4.2 押出し周辺設備
  4.2.1 押出しプレスラインのレイアウト
  4.2.2 間接押出し特有の周辺設備
4.3 アルミニウム系材料の押出し操業技術
  4.3.1 押出しの特性
  4.3.2 押出し技術
  4.3.3 押出し工具
  4.3.4 製品の品質特性
  4.3.5 押出しの生産性
  4.3.6 製品の特徴を生かした用途
4.4 銅系材料の間接押出し操業技術
  4.4.1 間接押出しの特性
  4.4.2 間接押出しの生産性
  4.4.3 押出し工具
4.5 現状の課題と展望
引用・参考文献
5. ガラス潤滑押出しと操業技術
5.1 ガラス潤滑用押出しプレス
  5.1.1 熱間鋼管押出しプレスの構造
  5.1.2 押出し工具
  5.1.3 押出し周辺設備と工場のレイアウト
5.2 押出し用素管
  5.2.1 素材の種類
  5.2.2 ビレット準備工程
  5.2.3 ビレットに要求される項目
5.3 ガラス潤滑押出し条件
  5.3.1 押出し作業順序
  5.3.2 潤滑剤の種類と選定
  5.3.3 押出し条件
5.4 素材,異形材,複合材の押出し
  5.4.1 管材
  5.4.2 異形材
  5.4.3 複合材
5.5 押出し製品の欠陥とその防止対策
  5.5.1 表面欠陥
  5.5.2 寸法欠陥
5.6 現状の課題と展望
  5.6.1 偏肉水準の向上
  5.6.2 異形材押出し工具寿命延長
  5.6.3 チタン合金,ジルコニウム合金の欠陥防止
  5.6.4 安価なビレット
  5.6.5 ビレット加熱原単位の低減
  5.6.6 ガラス散布の自動化
  5.6.7 OCTG用大径・長尺ステンレス鋼鋼管への対応
引用・参考文献
6. 静水圧押出し操業技術
6.1 静水圧押出しプレス設備
  6.1.1 静水圧押出しプレスの構造
  6.1.2 押出し工具と高圧シール
6.2 静水圧押出しの周辺設備
  6.2.1 ビレット加工および加熱設備
  6.2.2 押出しおよび後面設備
6.3 押出し用素材
  6.3.1 静水圧押出しに適する材料
  6.3.2 ビレット準備工程
6.4 静水圧押出し条件
  6.4.1 押出しに影響を及ぼす諸因子
  6.4.2 押出し圧力
6.5 静水圧押出しの製品例
  6.5.1 複合材
  6.5.2 工程合理化への応用
  6.5.3 粉末および脆性材料の静水圧押出し
  6.5.4 その他の材料の静水圧押出し
  6.5.5 押出し製品の欠陥とその防止対策
6.6 現状の課題と展望
引用・参考文献
7. 特殊押出し技術
7.1 連続押出し
  7.1.1 コンフォーム法
  7.1.2 リネックス法
  7.1.3 エクストローリング法
7.2 被覆押出し
  7.2.1 EFT法
  7.2.2 熱間(複合材)押出し法
7.3 粉末押出し
  7.3.1 粉末押出しの各種方法
  7.3.2 押出し加工設備
  7.3.3 操業条件
  7.3.4 製品の品質
  7.3.5 現状の課題と展望
7.4 溶湯・半溶融押出し
  7.4.1 溶湯・半溶融押出しの特徴
  7.4.2 押出し加工設備
  7.4.3 加工条件
  7.4.4 製品の品質
  7.4.5 現状の課題と展望
7.5 側圧付加押出し
  7.5.1 側圧付加押出しの原理
  7.5.2 押出し加工設備および操業条件
  7.5.3 製品の品質
  7.5.4 現状の課題と展望
引用・参考文献
8. 新素材の押出し技術
8.1 チタン合金の押出し
  8.1.1 押出し法の選定
  8.1.2 押出し条件
  8.1.3 製品の種類
  8.1.4 品質上の問題と対策
8.2 クラッド材の押出し
  8.2.1 押出し法の選定
  8.2.2 クラッド材の種類と用途
  8.2.3 押出し条件
  8.2.4 品質上の問題と対策
8.3 超電導材料の押出し
  8.3.1 押出し法の選定
  8.3.2 超電導材料の種類と用途
  8.3.3 超電導線材の製造工程と押出し条件
  8.3.4 品質上の問題と対策
8.4 分散強化材料の押出し
  8.4.1 押出し法の選定
  8.4.2 材料の種類と用途
  8.4.3 押出し条件
  8.4.4 品質上の問題と対策
8.5 超合金材料の押出し
  8.5.1 押出し法の選定
  8.5.2 材料の種類と用途
  8.5.3 押出し条件
  8.5.4 品質上の問題と対策
8.6 磁性材料の押出し加工
  8.6.1 磁性材料
  8.6.2 押出し加工条件
  8.6.3 品質上の問題と対策
引用・参考文献
9. 精密押出し技術
9.1 精密押出し材
9.2 精密押出し技術
  9.2.1 ダイス,工具
  9.2.2 押出しプロセス
引用・参考文献
索引

時澤 貢(トキサワ ミツグ)

木内 学(キウチ マナブ)

岡庭 茂(オカニワ シゲル)

高辻 則夫(タカツジ ノリオ)

沖 善成(オキ ヨシナリ)

黒沢 文能(クロサワ フミノウ)

小林 幹雄(コバヤシ ミキオ)

清藤 雅宏(キヨトウ マサヒロ)

高木 茂喜(タカギ シゲキ)

都築 秀浩(ツヅキ ヒデヒロ)

松下 富春(マツシタ トミハル)

横林 寛昉(ヒロホウ ヨコバヤシ)

白井 史人(シライ フミト)

高橋 常利(タカハシ ツネトシ)

間瀬 俊朗(マセ トシロウ)

山田 晃稔(ヤマダ アキノリ)

浜田 汎史(ハマダ ヒロフミ)

北岡山 治(キタオカヤマ オサム)

三宅 保彦(ミヤケ ヤスヒコ)

山内 清隆(ヤマウチ キヨタカ)

田村 学(タムラ マナブ)

信木 稔(ノブキ ミノル)

渡辺 修一郎(ワタナベ シュウイチロウ)