信号システム理論の基礎
高度情報社会を達成する上で不可欠な必須技術が信号処理である。本書はこの基盤を支える信号とシステムの理論の入門書である。理解しやすいよう平易に記述し,数多くの例と演習問題(解答つき)を用意し理解を助けるよう工夫した。
- 発行年月日
- 1997/07/30
- 判型
- A5 上製
- ページ数
- 198ページ
- ISBN
- 978-4-339-00679-7
- 内容紹介
- 目次
高度情報社会を達成する上で不可欠な必須技術が信号処理である。本書はこの基盤を支える信号とシステムの理論の入門書である。理解しやすいよう平易に記述し,数多くの例と演習問題(解答つき)を用意し理解を助けるよう工夫した。
1 緒論
2 信号の演算
2.1 基本的な信号
2.1.1 連続時間信号
2.1.2 離散時間信号
2.2 信号の基本的な演算
2.3 エネルギーとパワー
2.4 内積と相関関数
2.4.1 内積
2.4.2 相関関数
演習問題
3 システム
3.1 システムの分類
3.2 線形システムの応答
3.3 システムの結合
3.4 入出力差分方程式と微分方程式
3.4.1 入出力差分方程式
3.4.2 入出力微分方程式
演習問題
4 連続時間信号とシステムのフーリエ解析
4.1 フーリエ級数
4.2 フーリエ変換
4.3 フーリエ変換の性質
4.4 変調とサンプリング
4.4.1 振幅変調
4.4.2 サンプリング
4.5 連続時間システムの周波数応答
演習問題
5 離散時間信号とシステムのフーリエ解析
5.1 離散時間フーリエ変換
5.2 DTFTの性質
5.3 サンプリング
5.4 離散フーリエ級数と離散フーリエ変換
5.5 離散時間システムの周波数応答
演習問題
6 ラプラス変換とZ変換
6.1 ラプラス変換
6.1.1 収束領域
6.1.2 ラプラス変換の性質
6.1.3 逆ラプラス変換
6.1.4 部分分数展開法
6.1.5 片側ラプラス変換
6.2 Z変換
6.2.1 収束領域
6.2.2 Z変換の性質
6.2.3 逆Z変換
6.2.4 部分分数展開法
6.2.5 片側Z変換
演習問題
7 ラプラス変換とZ変換によるシステム設計
7.1 伝達関数
7.2 システムの結合
7.3 BIBO安定条件
7.4 周波数応答
7.5 フィルタ
7.5.1 スペクトル分解
7.5.2 s-z変換
7.5.3 フーリエ変換法
7.6 フィードバックシステム
7.6.1 フィードバックシステムの特徴
7.6.2 安定化補償器
演習問題
補遺 超(特異)関数について
参考文献
演習問題解答
索引