伝送回路演習

電子情報通信学会 大学シリーズ演習 19

伝送回路演習

電子情報通信学会大学シリーズ「伝送回路」に準拠した演習書で,例題や付録には回路設計などに利用できるFORTRANサブプログラムを数多く示した。

ジャンル
発行年月日
1984/05/10
判型
A5
ページ数
228ページ
ISBN
978-4-339-00268-3
伝送回路演習
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

2,640(本体2,400円+税)

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電子情報通信学会大学シリーズ「伝送回路」に準拠した演習書で,例題や付録には回路設計などに利用できるFORTRANサブプログラムを数多く示した。

1. 信号の周波数解析
1.1 フーリエ級数展開による周期信号の解析
1.2 フーリエ変換による孤立信号の解析
1.3 標本化定理
1.4 離散フーリエ変換による標本値系列の解析
1.5 ラプラス変換とs平面
1.6 z変換による標本値系列の解析
1.7 諸変換の性質
問題
2. 線形時不変回路の性質
2.1 線形性と時不変性
2.2 周波数不変性と回路網関数
2.3 回路の安定性
2.4 回路の因果性
2.5 忠実な波形伝送
2.6 振幅ひずみ,位相ひずみ,群遅延ひずみ
2.7 エコーの理論
  2.7.1 正弦波状の振幅ひずみのみ存在する場合
  2.7.2 正弦波状の位相ひずみのみ存在する場合
2.8 理想低域フィルタ
2.9 離散時間回路の線形性と時不変性
2.10 離散時間回路の周波数不変性と回路網関数
2.11 離散時間回路の安定性
2.12 離散時間回路の因果性
問題
3. 回路素子と伝達関数
3.1 LCR回路と回路網関数の極・零点
3.2 アクティブRC回路の伝達関数
3.3 ディジタル素子によるフィルタとその伝達関数
問題
4. 伝達関数の近似
4.1 伝送回路の種類
4.2 s領域における伝達関数近似
  4.2.1 振幅特性の近似
  4.2.2 位相特性(群遅延特性)の近似
  4.2.3 全周波通過関数と最小位相推移関数
4.3 z領域における伝達関数近似
  4.3.1 有理関数H(z)の近似
  4.3.2 周波数変換
  4.3.3 多項式H(z)の近似
問題
5. リアクタンスフィルタおよび等化器の構成
5.1 2端子対回路の性質
5.2 リアクタンスフィルタの構成
5.3 周波数変換
5.4 分波器の構成
5.5 素子損失の補償
5.6 等化器の構成
問題
6. 能動フィルタの構成
6.1 2次伝達関数の性質
6.2 RC回路の伝達関数
6.3 理想演算増幅器の構成と特性
6.4 単一演算増幅器形能動フィルタ
6.5 状態変数形フィルタ
6.6 スイッチトキャパシタフィルタ
6.7 素子感度
問題
7. ディジタルフィルタの構成
7.1 ディジタル信号処理
7.2 非再帰形ディジタルフィルタの構成
7.3 再帰形ディジタルフィルタの構成
7.4 ディジタルフィルタの誤差
問題
問題解答
付録

辻井 重男(ツジイ シゲオ)

石井 六哉(イシイ)