医用機械工学

臨床工学シリーズ 11

医用機械工学

医療機器に関連した具体的な事柄を示し,機械工学に関わる諸問題を解説している。その中で必要に応じて基礎理論を展開し,力学の基礎をできるだけ網羅することを目指した。また,理工書特有の読みにくさの緩和を可能な限り図った。

ジャンル
発行年月日
2007/04/16
判型
A5
ページ数
152ページ
ISBN
978-4-339-07111-5
医用機械工学
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定価

2,420(本体2,200円+税)

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医療機器に関連した具体的な事柄を示し,機械工学に関わる諸問題を解説している。その中で必要に応じて基礎理論を展開し,力学の基礎をできるだけ網羅することを目指した。また,理工書特有の読みにくさの緩和を可能な限り図った。

目次
1 流体力学
1.1 流体静力学
1.1.1 圧力
 1.1.2 絶対圧とゲージ圧
 1.1.3 液柱計(マノメータ)
1.2 流体動力学
1.2.1 連続の式
 1.2.2 トリチェリーの式
 1.2.3 グレアムの法則
 1.2.4 ベルヌーイの定理,動圧と静圧
 1.2.5 マグヌス効果
 1.2.6 粘性
 1.2.7 ハーゲン・ポアゼイユの法則
 1.2.8 粘性抵抗と運動エネルギーの複合解析
 1.2.9 液滴内の圧力
 1.2.10 層流と乱流
 1.2.11 粘度測定
 1.2.12 流れの分類
 1.2.13 水撃
1.3 ポンプ
引用・参考文献
演習問題
2 熱力学
2.1 温度と熱
2.1.1 熱の移動
 2.1.2 熱容量と比熱
 2.1.3 内部エネルギー
2.2 温度管理
2.2.1 気体の性質
 2.2.2 冷却サイクル
 2.2.3 理論成績係数
 2.2.4 冷媒の効果
引用・参考文献
演習問題
3 機械の強度と変形
3.1 強度について
3.2 弾性変形と塑性変形
3.3 応力
3.4 外力の種別と応力の種別
3.5 ひずみ
3.6 弾性係数
3.7 変形量の推定
3.8 内圧を受ける容器
3.9 梁の曲げ強度
3.10 安全率
3.11 ねじりモーメントを受ける軸
3.12 回転体
引用・参考文献
演習問題
4 機械要素
4.1 締結要素
4.2 運動伝達要素
4.3 流体機械要素
引用・参考文献
演習問題
5 機械力学
5.1 剛体の力学の原理
5.1.1 力とモーメントのつり合い条件
 5.1.2 てこの原理
5.2 リンク機構
5.2.1 エネルギーの節約
 5.2.2 運動自由度
 5.2.3 関節合力
引用・参考文献
演習問題
6 波動工学
6.1 超音波診断
6.2 音速の推定
6.3 空気中の音速
6.4 ドップラー効果による血流計測
引用・参考文献
演習問題
7 トライボロジー
7.1 固体の接触
7.1.1 真実接触面積
 7.1.2 弾性接触
7.2 摩擦
7.3 摩耗
7.4 潤滑
7.4.1 境界潤滑
 7.4.2 流体潤滑
 7.4.3 ころがり軸受
引用・参考文献
演習問題
演習問題解答
索引