例題で学ぶ 建築構造力学1 - 静定構造力学編 -
静定構造を解くための方法を,ストーリー性をもたせて,例題を通じて学べるように解説。自習用としても使えるよう工夫した。
- 発行年月日
- 2013/03/21
- 判型
- B5
- ページ数
- 154ページ
- ISBN
- 978-4-339-05236-7
- 内容紹介
- 目次
- レビュー
本書は静定構造を解くための方法を,ストーリー性をもたせて,例題を通じて学べるように解説した。自習用としても使えるように,数式を並べるのではなく行間を埋めるような説明を加えている。なお,不静定構造については続刊で解説。
1. 力の釣合い
1.1 構造力学とニュートンの運動の法則
1.2 力と力のモーメント
1.2.1 力の表現
1.2.2 力のモーメントと偶力
1.3 力の合成
1.3.1 2つの力の合成(作用線が一致する力と1点で交わる力)
1.3.2 3つ以上の力の合成(作用線が1点で交わる力)
1.3.3 作用線が1点に交わらない力の合成
1.4 力の分解
1.5 力の釣合い
1.6 物体の釣合いと自由体
演習問題
2. 材料の性質
2.1 垂直応力と縦ひずみ
2.2 変断面棒の力と変形
2.3 横方向変形
2.4 せん断変形
演習問題
3. 静定ばりとラーメンの断面力
3.1 はりのモデル化
3.1.1 部材のモデル化
3.1.2 支点と荷重のモデル化
3.2 はりの断面力
3.3 静定・不静定と安定・不安定
3.3.1 トラス
3.3.2 ラーメン
3.3.3 部分的に剛接合された骨組
3.3.4 不安定なトラスと骨組
3.4 静定ばりの反力
3.4.1 単純ばり
3.4.2 片持ばり
3.5 静定ばりの断面力
3.5.1 単 純 ば り
3.5.2 片持ばり
3.6 釣合い微分方程式
3.7 ゲルバーばり
3.8 静定ラーメン
3.8.1 片持ばり形ラーメン
3.8.2 単純ばり形ラーメン
3.8.3 3ヒンジラーメン
演習問題
4. 断面の性質と応力
4.1 断面の性質
4.1.1 断面積
4.1.2 断面1次モーメント
4.1.3 断面2次モーメント
4.1.4 断面2次半径
4.1.5 断面2次極モーメント
4.1.6 断面相乗モーメント
4.2 断面の応力
4.2.1 垂直応力(引張応力,圧縮応力)
4.2.2 曲げによる垂直応力
4.2.3 軸力と曲げを同時に受ける部材
4.2.4 曲げによるせん断応力
4.2.5 ねじりによるせん断応力
4.3 主応力
4.4 モールの応力円
4.5 軸力と2軸曲げが作用する部材の応力
演習問題
5. 静定ばりのたわみ
5.1 棒の変形
5.2 はりのたわみ曲線
5.2.1 単純ばり
5.2.2 片持ばり
5.3 モールの定理
5.3.1 単純ばり
5.3.2 片持ばり
5.3.3 ゲルバーばり
演習問題
6. 静定トラス
6.1 トラスの形態
6.2 静定トラス
6.3 節点法(数式解法)
6.4 切断法
6.5 軸力分布の特徴
6.6 合成骨組
演習問題
演習問題解答
索引