固体の力学入門 - 材料力学,構造力学,弾・塑性学への手引(An Introduction to the Mechanics of Solids) -

固体の力学入門 - 材料力学,構造力学,弾・塑性学への手引(An Introduction to the Mechanics of Solids) -

本書は剛体および変形する固体の静力学を,エンジニアリング・サイエンスとしての立場で,まったく新しい統一的な観点からとらえた入門書である。

ジャンル
発行年月日
1967/02/10
判型
A5
ページ数
496ページ
ISBN
978-4-339-04231-3
固体の力学入門 - 材料力学,構造力学,弾・塑性学への手引(An Introduction to the Mechanics of Solids) -
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

7,150(本体6,500円+税)

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  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

本書は剛体および変形する固体の静力学を,エンジニアリング・サイエンスとしての立場で,まったく新しい統一的な観点からとらえた入門書である。

第1章 力学の基本原理
 1.1 いとぐち
 1.2 一般的な手法
 1.3 力学の基本原理
 1.4 力の概念
 1.5 力のモーメント
 1.6 平衡の条件
 1
.7 工学的な応用
 問題
第2章 変形する物体の力学への入門
 2.1 変形する物体の解析
 2.2 一軸荷重状態および変形
 2.3 静定な場合
 2.4 不静定の場合
 2.5 まとめ
 問題
第3章 細長い部材により伝達される力とモーメント
 3.1 いとぐち
 3.2 一般的な方法
 3.3 分布荷重
 3.4 分布荷重の合力
 3.5 微分的な平衡の諸関係
 3.6 特異関数  3.7 三次元的な問題
 問題
第4章 応力とひずみ
 4.1 いとぐち
 4.2 応力
 4.3 平面応力
 4.4 平面応力における微分要素の平衡
 4.5 平面応力における任意方向についての応力成分
 4.6 平面応力のモールの円表示
 4.7 一般応力状態に対するモールの円表示
 4.8 変形の解析
 4.9 ひずみ成分の定義
 4.10 平面ひずみにおけるひずみと変位との関係
 4.11 任意の座標系についてのひずみ成分
 4.12 平面ひずみでのモール円表示
 4.13 ひずみの一般状態のモール円表示
 4.14 ひずみの測定
 問題
第5章 応力-ひずみ-温度関係
 5.1 いとぐち
 5.2 引張試験
 5.3 応力-ひずみ曲線の理想化
 5.4 弾性応力-ひずみの関係
 5.5 温度のひずみへの影響
 5.6 弾性の完全方程式
 5.7 初期降伏の条件
 5.8 引張試験における初期降伏点以上での挙動
 5.9 連続降伏条件式
 5.10 塑性応力-ひずみ関係
 5.11 延性破壊
 5.12 脆性破壊
 5.13 疲れ
 5.14 クリープ
 5.15 異方性弾性
 問題
第6章 ねじり
 6.1 いとぐち
 6.2 ねじられた円形軸の変形の幾何学
 6.3 応力ーひずみ関係から得られる応力
 6.4 平衡の必要条件
 6.5 ねじりを受けた弾性円形軸の応力と変形
 6.6 弾性の中空円筒軸
 6.7 ねじりのときの応力解析、組合せ応力
 6.8 ねじりにおける降伏の開始
 6.9 塑性変形
 6.10 残留応力
 6.11 極限解析
 6.12 長方形軸のねじり
 6.13 中空薄肉軸のねじり
 問題
第7章 曲げによる応力
 7.1 いとぐち
 7.2 純曲げを受ける対称形はりの変形の幾何学
 7.3 応力-ひずみ関係より得られる応力
 7.4 平衡条件
 7.5 純曲げを受ける対称な弾性はりにおける応力と変形
 7.6 せん断力と曲げモーメントを伝達している対称な弾性はりにおける応力
 7.7 非対称はりの曲げ
 7.8 薄肉開断面におけるせん断流れ、せん断中心
 7.9 曲げにおける応力解析、組合せ応力
 7.10 曲げにおける降伏の開始
 7.11 塑性変形
 問題
第8章 曲げによるたわみ
 8.1 いとぐち
 8
.2 モーメント-曲率の関係
 8.3 モーメント-曲率関係の積分
 8.4 重ね合せ
 8.5 荷重-たわみの微分方程式
 8.6 極限解析
 問題
第9章 平衡の安定性、座屈
 9.1 いとぐち
 9.2 弾性安定
 9.3 不安定現象の事例
 9.4 引張部材のくびれ
 9.5 曲がりやすい柱の弾性安定
 9.6 破損の一形態としての不安定
 9.7 塑性座屈
 問題
問題解答
索引

S.H. クランダル(エスエッチ クランダル)

奥村 敦史(オクムラ アツブミ)

林 郁彦(ハヤシ イクヒコ)