電磁力応用機器のダイナミックス

機械工学ライブラリー(応用編) 7

電磁力応用機器のダイナミックス

超伝導磁石,核融合炉,電磁・静電・圧電の各種アクチュエータ,磁気ダンパ,磁気浮上車,磁気軸受など電気・磁気を利用した機器の動力学的説明を行った。

ジャンル
発行年月日
1990/07/25
判型
A5
ページ数
196ページ
ISBN
978-4-339-04217-7
電磁力応用機器のダイナミックス
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

2,750(本体2,500円+税)

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超伝導磁石,核融合炉,電磁・静電・圧電の各種アクチュエータ,磁気ダンパ,磁気浮上車,磁気軸受など電気・磁気を利用した機器の動力学的説明を行った。

1. 諸論―機械要素から電磁気要素へ
1.1 新技術への転換
1.2 機械要素が電気・磁気的要素に置き換わった例
1.3 機械要素を電気・磁気的要素に置き換える目的
1.4 機械,電気技術の一般のすう勢
1.5 非接触での力の伝達の頼りなさ
1.6 能動制御の危なっかしさ
1.7 境界領域の重要性
参考文献

2. 動力学と電磁気学の基礎
2.1 動力学の基礎
2.2 電磁気学の基礎
2.3 一般原理
  参考文献

3. 電磁材料
3.1 強磁場下の導電材料
3.2 強磁性材料の磁気弾性相互干渉
3.3 誘電材料の電気弾性波動
3.4 電磁破壊力学
  参考文献

4. 電磁場下の構造物
4.1 電磁構造力学の基礎
4.2 電磁場と構造物の変形との連成
  参考文献

5. 磁性流体と電磁流体
5.1 はじめに
5.2 磁場下でのダイナミックス
5.3 基礎方程式
5.4 磁性流体と電磁流体の応用
5.5 あとがき
  参考文献

6. 電磁アクチュエータ
6.1 はじめに
6.2 ブラシ付き直流モータ
6.3 ブラシレス直流モータ
6.4 誘導モータ
6.5 おわりに
  参考文献

7. 圧電アクチュエータ
7.1 はじめに
7.2 物質がなぜ伸縮するか
7.3 アクチュエータ用の材料
7.4 圧電アクチュエータのデザイン
7.5 圧電アクチュエータの駆動方式
7.6 圧電アクチュエータの応用
7.7 今後の課題
参考文献

8. マイクロメカトロニクス
8.1 はじめに
8.2 マイクロメカトロニクスの応用分野
8.3 マイクロメカトロニクスの発展
8.4 マイクロアクチュエータ
8.5 集積化MEMSとその材料
8.6 将来の研究課題
参考文献

9. 磁気ダンパ
9.1 磁束密度の計算法
9.2 磁気ダンパの減衰係数の計算法
9.3 磁気ダンパを用いた振動絶縁
9.4 磁気ダンパを用いた動吸振器
9.5 磁気動吸振器による制振
9.6 磁気力による振動のアクティブ制御
  参考文献

10.磁気浮上
10.1 はじめに
10.2 常伝導吸引形磁気浮上
10.3 超伝導反発形磁気浮上
10.4 乗り心地に関する制御
10.5 走行中の軌道との動的相互関係
10.6 開発事例

11.磁気軸受
11.1 磁気軸受の必要性
11.2 動作原理
11.3 軸受制御系の設計1(剛体ロータに対するアナログPID制御)
11.4 軸受制御系の設計2(弾性ロータに対する状態量フィードバック制御)
11.5 ディジタル制御系
   参考文献

索引

谷 順二(タニ ジュンジ)

進藤 裕英(シンドウ ユウヒデ)

内野 研二(ウチノ ケンジ)

岡田 養二(オカダ ヨウジ)

長屋 幸助(ナガヤ コウスケ)

松村 文夫(マツムラ フミオ)

高木 敏行(タカギ トシユキ)

小池 和雄(コイケ カズオ)

内川 嘉樹(ウチカワ ヨシキ)

古橋 武(フルハシ タケシ)

藤田 博之(フジタ ヒロユキ)

永井 正夫(ナガイ マサオ)