
線形システム解析入門
本書は大学2年生程度を対象として,システム解析の理論を体系的にていねいに述べてある。数学的にもやさしいシステムを扱っており,読者が制御理論を学ぶ際の基礎となるよう配慮している。
- 発行年月日
- 1987/07/20
- 判型
- A5 上製
- ページ数
- 208ページ
- ISBN
- 978-4-339-03134-8
- 内容紹介
- 目次
- レビュー
本書は大学2年生程度を対象として,システム解析の理論を体系的にていねいに述べてある。数学的にもやさしいシステムを扱っており,読者が制御理論を学ぶ際の基礎となるよう配慮している。
第1章 状態
1.1 状態と状態方程式
1.2 状態空間
1.3 平衡状態の近傍における運動(1)
1.4 平衡状態の近傍における運動(2)
第2章 入力と応答
2.1 入力、状態および出力
2.2 線形系の応答
2.3 線形性と時不変性
2.4 インパルス応答
第3章 伝達関数
3.1 シグナルフローグラフ
3.2 伝達関数
3.3 周波数応答
3.4 周波数特性
第4章 状態変数の変換
4.1 状態ベクトルと1次変換
4.2 モード標準形
4.3 可制御標準形と可観察標準形
4.4 コンパニオン形への変換
第5章 モード
5.1 状態遷移行列
5.2 モード
5.3 モード変数
5.4 行列関数
第6章 高次系における入力と応答
6.1 高次系の応答
6.2 応答の計算法
6.3 高次系の伝達関数
6.4 2次系の応答
第7章 安定性
7.1 平衡状態の安定性
7.2 安定性の条件
7.3 安定性の判定法
7.4 入出力関係の安定性
第8章 可制御性と可観測性
8.1 可制御性
8.2 可観測性
8.3 正準分解
あとがき
索引