C言語による はじめて学ぶ信号処理

C言語による はじめて学ぶ信号処理

C言語のプログラミングを用いたディジタル信号処理の入門書。数学的な理論解説に重点を置き,実際にプログラムの実行で確認できる。

ジャンル
発行年月日
2013/04/15
判型
A5
ページ数
186ページ
ISBN
978-4-339-00847-0
C言語による はじめて学ぶ信号処理
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定価

2,640(本体2,400円+税)

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数学的な理論解説にも重点を置いている,C言語のプログラミングを用いたディジタル信号処理の入門書。FFTやディジタルフィルタの設計などもでき,実際にプログラムの実行で確認しながら,理解を深めることができる1冊。

1. ディジタル信号処理の概要と特徴
1.1 A-D変換
1.2 標本化定理
 1.2.1 標本化(サンプリング)
 1.2.2 エイリアシング
 1.2.3 アナログ信号の復元
1.3 量子化器の特性
1.4 ディジタル信号処理
章末問題

2. ディジタルフィルタの基礎
2.1 差分方程式
 2.1.1 ディジタルフィルタの構成要素
 2.1.2 差分方程式による入出力信号の関係
2.2 ディジタルフィルタのインパルス応答
 2.2.1 C言語によるインパルス応答の計算
 2.2.2 巡回形フィルタのインパルス応答
 2.2.3 非巡回形フィルタのインパルス応答
 2.2.4 IIRフィルタの安定性とインパルス応答
2.3 ディジタルフィルタのステップ応答
2.4 たたみ込み演算
章末問題

3. ディジタルフィルタの特性
3.1 パソコンによる振幅と位相の計算
3.2 z変換
 3.2.1 z変換の定義
 3.2.2 z変換の性質
 3.2.3 逆z変換の定義
3.3 ディジタルフィルタの伝達関数と安定性
 3.3.1 インパルス応答と伝達関数
 3.3.2 伝達関数の極と零点
 3.3.3 インパルス応答と極の位置関係
 3.3.4 1次IIRフィルタの安定性の確認
3.4 周波数特性
 3.4.1 振幅特性と位相特性
 3.4.2 周波数特性によるディジタルフィルタの分類
 3.4.3 C言語による周波数特性の表示
 3.4.4 低域通過フィルタから各種フィルタへ
章末問題

4. 高速フーリエ変換とスペクトル分析
4.1 離散フーリエ変換と離散逆フーリエ変換
 4.1.1 離散フーリエ変換の定義
 4.1.2 直交変換
 4.1.3 変換行列を用いたDFT
 4.1.4 DFTの性質
 4.1.5 離散逆フーリエ変換の定義
 4.1.6 変換行列を用いたIDFT
 4.1.7 C言語によるDFTとIDFTのプログラミング
4.2 高速フーリエ変換と高速逆フーリエ変換
 4.2.1 FFTの導入
 4.2.2 バタフライ演算とFFTアルゴリズム
 4.2.3 FFTアルゴリズムの複素加・乗算回数
 4.2.4 ビット反転
 4.2.5 高速逆フーリエ変換
 4.2.6 C言語によるFFTとIFFTのプログラミング
4.3 窓関数とスペクトル分析
章末問題

5. ディジタルフィルタの設計
5.1 IIRフィルタの設計
 5.1.1 アナログフィルタの設計
 5.1.2 バタワース特性
 5.1.3 チェビシェフ特性
 5.1.4 アナログフィルタの周波数変換
 5.1.5 双1次変換法
 5.1.6 s−z変換
 5.1.7 IIRフィルタの設計手順
 5.1.8 双1次変換の適用例
5.2 FIRフィルタの設計
 5.2.1 直線位相特性
 5.2.2 直線位相FIRフィルタの設計
 5.2.3 直線位相FIRの設計例
 5.2.4 窓関数法
 5.2.5 窓関数法による設計例
5.3 ディジタルフィルタの構成
 5.3.1 IIRフィルタの構成
 5.3.2 FIRフィルタの構成
章末問題

引用・参考文献
索引

大石 邦夫(オオイシ クニオ)