- 内容紹介
本教科書は,高等学校の工業各科で学ぶ「情報技術基礎」の内容をすべて包含し,普通教科・科目「社会と情報」「情報の科学」との関連にも留意して編集しました。
おもな特色は,下記のとおりです。
(1) 本文を適宜多色刷にして,学習効果の向上を図りました。
(2) 生徒が関心や意欲をもちやすくするため,本教科書の導入部では,写真や図を中心に,日常生活における情報通信技術の活用例を紹介しました。
(3) 図解,例題,問,章末問題を豊富に取り入れ,理解の徹底と学習の定着を図りました。
(4) アルゴリズムと処理の三つの基本構造を学んでから,それらをC言語で実現してくことで,構造化プログラミングを意識したプログラム作成ができるよう配慮しました。
(5) 情報の収集・選択・処理が適切にでき,目的に応じて情報を表現できる技能が身に付けられるよう配慮しました。
(6) 情報技術の活用の章(第8章)では,情報収集とマルチメディア活用を通じて,郷土愛や環境の保全に寄与できる態度が養われるよう配慮しました。
(7) 普通教科・科目「社会と情報」「情報の科学」の各1科目の履修の全部を代替できるよう配慮しました。