基礎医学Ⅱ

臨床工学シリーズ 3

基礎医学Ⅱ

人の健常時および病態時の生理現象を把握し,薬物の人への作用を知ることは,医療現場において日常不可欠である。本書では,臨床工学技士の学校教育,臨床工学を学びたい医療関係者のために,生化学・臨床生化学・臨床薬理学を詳説。

ジャンル
発行年月日
1993/04/30
判型
A5
ページ数
274ページ
ISBN
978-4-339-07103-0
基礎医学Ⅱ
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

3,300(本体3,000円+税)

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人の健常時および病態時の生理現象を把握し,薬物の人への作用を知ることは,医療現場において日常不可欠である。本書では,臨床工学技士の学校教育,臨床工学を学びたい医療関係者のために,生化学・臨床生化学・臨床薬理学を詳説。

1 生化学
1.1 はじめに
  1.1.1 生命の誕生
  1.1.2 生体を構成する物質
  1.1.3 生化学とは
1.2 細胞
  1.2.1 細胞膜
  1.2.2 核
  1.2.3 小胞体
  1.2.4 ゴルジ体
  1.2.5 ミトコンドリア
  1.2.6 リソソーム
  1.2.7 ペロキシゾーム
1.3 糖質
  1.3.1 単糖類
  1.3.2 オリゴ糖類
  1.3.3 多糖類
  1.3.4 糖質代謝
1.4 脂質
  1.4.1 脂質とは
  1.4.2 中性脂肪
  1.4.3 コレステロール
  1.4.4 リン脂質
1.5 アミノ酸と蛋白質
  1.5.1 アミノ酸
  1.5.2 蛋白質
  1.5.3 アミノ酸と蛋白質の代謝
1.6 酵素
  1.6.1 酵素の特徴
  1.6.2 酵素の分類と命名
  1.6.3 アイソザイム
  1.6.4 酵素活性の調節
  1.6.5 血清(漿)中の酵素
1.7 水と無機質
  1.7.1 水
  1.7.2 体液
  1.7.3 無機質
1.8 生体色素
  1.8.1 ポルフィリンとヘム
  1.8.2 ヘムの分解
  1.8.3 ビリルビンの肝臓内への取込み
  1.8.4 腸内でのビリルビンの代謝
  1.8.5 ポルフィリンおよびビリルビンの代謝異常
1.9 ホルモン
  1.9.1 内分泌器官とホルモンの種類
  1.9.2 ホルモンの標的器官と作用発現
演習問題
2 臨床生化学
2.1 臨床生化学とは
  2.1.1 医療と臨床生化学
  2.1.2 臨床工学技士と臨床生化学
2.2 肝胆道系
  2.2.1 肝臓の機能
  2.2.2 肝胆道機能検査
  2.2.3 肝機能検査と肝胆道系疾患
2.3 腎臓
  2.3.1 腎臓の機能
  2.3.2 腎機能検査
  2.3.3 腎機能検査と腎疾患
2.4 内分泌器官
  2.4.1 視床下部と下垂体
  2.4.2 甲状腺
  2.4.3 上皮小体
  2.4.4 膵臓
  2.4.5 副腎
  2.4.6 性腺
2.5 消化器
  2.5.1 胃の機能
  2.5.2 胃の機能検査
  2.5.3 膵臓の機能
  2.5.4 膵臓の機能検査
2.6 代謝疾患
  2.6.1 糖尿病
  2.6.2 痛風
  2.6.3 動脈硬化
演習問題
3 臨床薬理学
3.1 総論
  3.1.1 薬理学の概念と臨床工学の中における薬理学
  3.1.2 薬の効果の現れ方
  3.1.3 生体内での薬の動きと運命
  3.1.4 薬の効果に影響する因子
  3.1.5 薬の開発から臨床応用まで
  3.1.6 薬に関連ある法令
3.2 ホルモンおよびホルモン拮抗薬
  3.2.1 視床下部ホルモン
  3.2.2 下垂体前葉ホルモン
  3.2.3 下垂体後葉ホルモン
  3.2.4 松果体ホルモン
  3.2.5 副腎皮質ホルモン
  3.2.6 性ホルモン
  3.2.7 甲状腺ホルモン
  3.2.8 糖代謝調節ホルモン
  3.2.9 カルシウム代謝調節ホルモン
  3.2.10 消化管ホルモン
3.3 循環器系に作用する薬
  3.3.1 強心薬
  3.3.2 狭心症治療薬
  3.3.3 不整脈の治療に用いる薬
  3.3.4 高血圧治療薬
  3.3.5 浮腫を除く薬
3.4 中枢神経系作用薬
  3.4.1 中枢神経系に薬が作用する場合の基本
  3.4.2 麻酔薬および鎮痛薬
  3.4.3 向精神薬
  3.4.4 抗痙攣薬
  3.4.5 パーキンソン病治療薬
  3.4.6 中枢性筋弛緩薬
3.5 呼吸器系に作用する薬
  3.5.1 呼吸興奮薬
  3.5.2 鎭咳薬
  3.5.3 去痰薬
  3.5.4 気管支喘息治療薬
  3.5.5 呼吸器の感染症,悪性腫瘍治療薬
3.6 末梢神経作用薬
  3.6.1 末梢神経系の分類と機能の特色
  3.6.2 交感神経系に作用する薬
  3.6.3 副交感神経系に作用する薬
  3.6.4 自律神経節に作用する薬
  3.6.5 神経筋接合部遮断薬
3.7 造血器および血液に作用する薬
  3.7.1 貧血治療法
  3.7.2 血液凝固防止薬
3.8 消化器および肝臓に作用する薬
  3.8.1 健胃消化薬
  3.8.2 胃・十二指腸潰瘍治療薬
  3.8.3 下剤と止瀉薬
  3.8.4 制吐薬
  3.8.5 胆汁分泌刺激薬
3.9 抗炎症薬と抗アレルギー薬
  3.9.1 抗炎症薬
  3.9.2 抗アレルギー薬
3.10 化学療法薬
  3.10.1 感染症治療薬
  3.10.2 消毒薬
  3.10.3 悪性腫瘍治療薬
  3.10.4 免疫抑制薬
3.11 毒性学
  3.11.1 重金属一般
  3.11.2 農薬中毒
演習問題
演習問題解答
索引

降矢 けい(フリヤ ケイ)

藤井 儔子(フジイ トモコ)