オートメーション工学

ロボティクスシリーズ 11

オートメーション工学

オートメーションは,各種ハイテク技術を低価格で多くの人に提供し,国の富を増やす重要な技術である。本書は,生産工場で使われる基本的,先端的技術を体系的にまとめ,わかりやすく解説する。

ジャンル
発行年月日
2005/11/11
判型
A5
ページ数
184ページ
ISBN
978-4-339-04522-2
オートメーション工学
在庫あり
2営業日以内に出荷致します。

定価

2,530(本体2,300円+税)

カートに入れる

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

オートメーションは,各種ハイテク技術を低価格で多くの人に提供し,国の富を増やす重要な技術である。本書は,生産工場で使われる基本的,先端的技術を体系的にまとめ,わかりやすく解説する。

1. はじめに
 1.1 歴史
 1.2 本書で学ぶこと
 1.3 今後の展開

2. 生産システムの種類
 2.1 開発,設計,部品加工,製品組立
 2.2 機械式オートメーション
 2.3 フレキシブルオートメーション ― フローショップ型
  2.3.1 フローショップ
 2.3.2 動作可変機械の出現
2.3.3 間欠生産
2.3.4 部品中心生産
  2.3.5 グループテクノロジー
  2.3.6 混流生産
  2.3.7 ラインバランシング
  2.3.8 JIT生産システム
 2.4 フレキシブルオートメーション ― ジョブショップ型
 2.5 セル生産方式
 2.6 近未来の生産システム

3. オートメーションシステムで使われる機械要素
 3.1 リンク機構
 3.2 軸受
 3.3 歯車
 3.4 ボールねじ
 3.5 カム機構
 3.6 ピストンクランク機構

4. メカトロニクス技術
 4.1 メカトロニクスの発展
 4.2 アクチュエータ
  4.2.1 直流モータ
  4.2.2 交流モータ
  4.2.3 D.D.モータ
  4.2.4 電気パルスモータ
  4.2.5 電気油圧パルスモータ
 4.3 センサ
  4.3.1 インクリメンタルエンコーダ
  4.3.2 アブソリュートエンコーダ
  4.3.3 タコジェネレータ
  4.3.4 ホール素子
  4.3.5 交流センサ
  4.3.6 その他のセンサ
 4.4 ドライバ回路
  4.4.1 直流パワーアンプ
  4.4.2 ディジタルパワー素子
  4.4.3 IGBTによる直流モータ制御
  4.4.4 インバータによる交流モータ制御
 4.5 マイクロプロセッサ利用ディジタルサーボ機構
  4.5.1 ソフトウェアサーボ機構
  4.5.2 マイクロプロセッサとディジタルサーボ機構の進歩
 4.6 プログラム制御
  4.6.1 オンオフ制御
  4.6.2 自己保持機能と自働機械

5. 工作機械
 5.1 機械加工の種類
 5.2 工作機械の自動化
 5.2.1 汎用工作機械
 5.2.2 倣い制御工作機械
 5.2.3 数値制御工作機械,5軸数値制御工作機械
 5.2.4 マシニングセンタ

6. 数値制御
 6.1 数値制御の特色
 6.2 数値制御装置の構造
 6.3 位置決め制御,2・1/2直線切削制御,輪郭制御
  6.3.1 位置制御
  6.3.2 2・1/2直線切削制御
  6.3.3 輪郭制御
 6.4 オープンループ制御,セミクローズドループ制御,完全クローズドループ制御
  6.4.1 オープンループ制御
  6.4.2 セミクローズドフィードバックループ制御
  6.4.3 完全クローズドフィードバックループ制御
 6.5 ソフトサーボ,ハードサーボ
 6.6 直線補間,円弧補間
  6.6.1 MIT方式
  6.6.2 DDA方式
  6.6.3 代数演算方式
  6.6.4 ソフトウエア補間
 6.7 自動プログラミング
  6.7.1 パートプログラミング
  6.7.2 NCコードシステム
  6.7.3 APT
  6.7.4 EXAPT
  6.7.5 その他
 6.8 CNC,DNC
 6.9 インテリジェント制御
  6.9.1 最適化適応制御
  6.9.2 拘束型適応制御
  6.9.3 精度適応制御

7. 産業用ロボット
 7.1 危険な環境下で人間に代わって働く産業用ロボット
 7.2 産業用ロボットの制御方式
  7.2.1 シーケンス制御
  7.2.2 インタロック
  7.2.3 ティーチングプレイバック
  7.2.4 数値制御
  7.2.5 センサフィードバック,ビジュアルフィードバック
 7.3 産業用ロボットの作業分類
 7.4 部品直接製造作業の例
  7.4.1 鋳造
  7.4.2 鍛造
  7.4.3 塗装,接着剤塗布
 7.5 部品生産専用機械との協調作業の例
  7.5.1 プレス
  7.5.2 ダイカスト
  7.5.3 射出成型
  7.5.4 切削・研削加工
 7.6 搬送・配列作業の例
  7.6.1 パレタイジング
  7.6.2 ビンピッキング
  7.6.3 ピックアンドプレイス
  7.6.4 ガラス搬送
 7.7 結合・組立作業の例
  7.7.1 スポット熔接
  7.7.2 アーク熔接
  7.7.3 部品挿入
 7.8 ロボット組立作業支援装置
  7.8.1 製造供給
  7.8.2 整列供給
  7.8.3 ランダム供給
  7.8.4 ビジョンとロボットの組み合わせ方式

8. フレキシブル生産システム
 8.1 FMS
 8.2 FMC

9. 工場用LANとインターネット
 9.1 LAN通信線
  9.1.1 光ファイバ
  9.1.2 同軸ケーブル
  9.1.3 ツイストペア線
  9.1.4 無線LAN
 9.2 情報のパケット化と通信時の衝突回避
 9.3 LANの方式
  9.3.1 クライアント・サーバ方式
  9.3.2 ピアーツーピアー方式
 9.4 LANのプロトコル
  9.4.1 TCP/IP
  9.4.2 OSI
  9.4.3 MAP/TOP
  9.4.4 CANとデバイスネット
 9.5 LAN間接続

10.工場管理システム
 10.1 トヨタ生産システム
  10.1.1 カンバンシステム
  10.1.2 アンドン
  10.1.3 自働機械
  10.1.4 U字形生産システム
  10.1.5 在庫レス生産システム
 10.2 CIM
 10.3 製番管理方式
 10.4 POP
 10.5 APSとMES
 10.6 CAD/CAM
 10.7 コンカレントエンジニアリング
 10.8 CALS
  10.8.1 第1次CALS:
  10.8.2 第2次CALS:
  10.8.3 第3次CALS:
  10.8.4 第4次CALS:
 10.9 グループウエア
 10.10 PDM
 10.11 ERP
 10.12 高速3次元成型試作と製造RP&M

渡部 透(ワタナベ トオル)