
岩石破壊力学とその応用
地下工学の基礎となる岩石破壊力学について,高温岩体利用のための熱交換面(き裂面)の作成,設計法,従来型地熱開発における成功例など,新技術の実用的成果を詳細に解説。
- 発行年月日
- 1989/07/05
- 判型
- A5
- ページ数
- 176ページ
- ISBN
- 978-4-339-04216-0

- 内容紹介
- 目次
地下工学の基礎となる岩石破壊力学について,高温岩体利用のための熱交換面(き裂面)の作成,設計法,従来型地熱開発における成功例など,新技術の実用的成果を詳細に解説。
1. 諸論
1.1 破壊力学と岩石力学
1.2 岩石の力学的性質と岩盤構造物の設計
1.3 圧縮応力場のき裂の力学
参考文献
2. 岩石破壊力学
2.1 応力拡大係数
2.2 岩石の変形および破壊挙動
参考文献
3. 岩石の破壊じん性評価
3.1 寸法効果
3.2 環境の影響
3.3 国際岩の力学会(ISRM)岩石破壊じん性評価法
3.4 破壊じん性の現位置評価法
参考文献
4. 水圧破砕
4.1 古典理論
4.2 破壊力学の導入
4.3 き裂進展のコンピュータシミュレーション
参考文献
5. 地圧の計測と解析
5.1 従来の計測技術と理論
5.2 破壊力学の導入
参考文献
6. 地下き裂計測法
6.1 各種計測法の現状と課題
6.2 フィールドAE計測法
6.3 杭井間弾性波計測法
6.4 流電電位法
参考文献
7. 地熱開発と水圧破砕
7.1 地熱エネルギー
7.2 従来形地熱貯蓄層評価
7.3 高温岩体
7.4 機械整備
参考文献
8. 地下保管
8.1 地下の開発
8.2 地下のエネルギー施設
8.3 合理的設計に資するための解析
参考文献
あとがき
索引