生産システム学

精密工学講座 13

生産システム学

コンピュータの利用を目的とした新しい生産システムの基礎を理解させ,その現状と発展の方向を与える教科書・参考書である。

ジャンル
発行年月日
1982/05/20
判型
A5 上製
ページ数
352ページ
ISBN
978-4-339-04157-6
生産システム学
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定価

5,500(本体5,000円+税)

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コンピュータの利用を目的とした新しい生産システムの基礎を理解させ,その現状と発展の方向を与える教科書・参考書である。

第1章 生産システム序論
 1.1 生産システムの基礎概念
  1.1.1 生産のシステム化の意義
  1.1.2 製品生産の流れ
  1.1.3 定義
  1.1.4 生産システムの基本構成
 1.2 生産の形態
 1.3 生産システムの制約環境と自動化
  1.3.1 生産システムを取り巻く環境
  1.3.2 生産システムの自動化
  1.3.
3 関連する学問分野と方法論
 文献
第2章 生産システムの設計・解析の基礎的技法
 2.1 生産システムを支えるシステム工学
 2.2 構造解析とモデリング
  2.2.1 一般的な構造解析とモデリング
  2.
2.2 ISMによる構造解析
  2.2.3 SADTによる構造解析
 2.3 最適化手法
  2.3.1 線形計画法
  2.3.2 非線形計画法
  2.3.3 最適解の探索法
  2.3.4 組合せ最適化法
  2.3.5 PERT
 2.4 シミュレーション
  2.4.1 シミュレーションの特徴 
  2.4.2 シミュレーションの手順
  2.4.3 シミュレーション言語
 2.5 生産システム・データ・ベース
  2.5.1 生産システムとデータ・ベース
  2.5.2 データ・ベースの必要性
  2.5.3 データ・ベースの機能と構成
  2.5.4 生産システムにおけるデータ・ベース
 文献
第3章 製品設計システム
 3.1 設計のプロセス
  3.1.1 製品設計の流れ
  3.1.2 バリアント・アプローチとジェネラティブ・アプローチ
  3.1.3 モデリングとアナリシス
  3.1.4 設計結果の情報化作業
 3.2 設計の自動化ーCAD システム
  3.2.1 設計と人間とコンピュータ
  3.2.2 設計プロセスのCADによる遂行
 3.3 CADシステムのハードウェア構成
  3.3.1 CADハードウェアの三要素
  3.3.2 コンピュータ・システム
  3.3.3 グラフィック・デバイス
  3.3.4 データ・ベースのハードウェア
 3.4 CADシステムのソフトウェア構成
  3.4.1 CADソフトウェアの三要素
  3.4.2 形状モデリングとそのアプリケーション
  3.4.3 自由曲面のモデリング
  3.4.4 コンピュータ・グラフィックス
 文献
第4章 生産工程設計システム
 4.1 生産工程設計の役割と構成
 4.2 工程設計
  4.2.1 工程設計の意義
  4.2.2 情報処理項目と工程分析の図示
  4.2.3 生産におけるグループ・テクノロジー
  4.2.4 工程設計の自動化
  4.2.5 コンピュータ援用工程設計の例
 4.3 作業設計
  4.3.1 作業設計の意義
  4.3.2 設計内容と技術的制約
  4.3.3 作業設計の自動化
  4.3.4 作業設計用NC自動プログラミング
 4.4 コンピュータ援用生産工程設計システムの例ーCIMS/PROシステムー
  4.4.1 システムの基本構成
  4.4.2 形状記述法CIMS/DEC
  4.4.3 加工形状要素と加工単位
  4.4.4 加工順序の決定論理
 4.5 レイアウト設計
  4.5.1 レイアウト設計の意義
  4.5.2 レイアウトの基本様式
  4.5.3 レイアウト問題の解法
  4.5.4 コンピュータ援用レイアウト
 文献
第5章 生産管理システム
 5.1 生産管理
 5.2 需要予測
  5.2.1 曲線のあてはめ(時系列モデル)
  5.2.2 移動平均法と指数平滑法
 5.3 生産計画
  5.3.1 多量生産における生産計画の手法
  5.3.2 ロット生産における生産計画の手法
 5.4 在庫管理
  5.4.1 定量発注方式
  5.4.2 定期発注方式
  5.4.3 定量発注方式と定期発注方式の比較
  5.4.4 需要予測に基づいた在庫管理
 5.5 多種少量生産における生産管理の手法
  5.5.1 基準日程計画と負荷計画
  5.5.2 日程計画
  5.5.3 スケジューリング問題
  5.5.4 スケジューリング問題の解法
  5.5.5 スケジューリング・シミュレーション 
 5.6 コンピュータ援用の生産管理
  5.6.1 見込生産の生産管理 
  5.6.2 受注生産の生産管理 
 文献
第6章 生産プロセスの自動化システム
 6.1 加工システムの自動化
  6.1.1 自動化加工の展開
  6.1.2 数値制御
  6.1.3 コンピュータNC(CNC)と群制御システム(DNC)
  6.1.4 適応制御と学習制御
  6.1.5 シーケンス制御
 6.2 組立システムの自動化
  6.2.1 組立システムの構成
  6.2.2 組立システムの生産形態と構成要素
  6.2.3 自動化組立システム
  6.2.4 組立用ロボット
 6.3 計測・検査システムの自動化
  6.3.1 生産における計測・検査の役割
  6.3.2 検査システムの構成
  6.3.3 生産用オンライン計測とセンサ
 6.4 マテリアル・ハンドリングの自動化
  6.4.1 マテリアル・ハンドリングの構成
  6.4.2 マテリアル・ハンドリング用機器の自動化
  6.4.3 運搬・移送の産業用ロボット
  6.4.4 自動倉庫
 6.5 生産システムの保全
  6.5.1 信頼性とその尺度
  6.5.2 保全性と保全形式
  6.5.3 故障診断
  6.5.4 保全の自動化
 6.6 生産工場のフレキシブル化と無人化
  6.6.1 フレキシブル生産システムの意義と定義
  6.6.2 機械部品加工用FMS
  6.6.3 FMSの例
  6.6.4 無人化指向生産工場
 文献
索引

岩田 一明(イワタ カズアキ)