機械加工学

機械系 大学講義シリーズ 27

機械加工学

機械加工として位置付けられている切削加工法,研削加工法および砥粒加工法の加工原理,加工機構,基礎事項について,できるだけ平易に述べたものである。

ジャンル
発行年月日
1983/10/30
判型
A5 上製
ページ数
242ページ
ISBN
978-4-339-04059-3
機械加工学
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定価

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機械加工として位置付けられている切削加工法,研削加工法および砥粒加工法の加工原理,加工機構,基礎事項について,できるだけ平易に述べたものである。

1. 機械加工総論
1.1 機械加工の位置付け
1.2 機械加工の分類
1.3 機械加工における加工原則
1.4 機械加工のシステムと評価関数
1.5 機械加工の効果
演習問題
2. 切削加工
2.1 序説
2.2 切削機構
  2.2.1 二次元切削と三次元切削
  2.2.2 切りくずの形態
  2.2.3 構成刃先
  2.2.4 連続型切りくず生成機構
2.3 切削抵抗
  2.3.1 切削の三分力
  2.3.2 切削抵抗の測定
  2.3.3 切削条件と切削抵抗の関係
  2.3.4 切削抵抗と寸法効果
  2.3.5 工具すくい面上の応力分布
2.4 切削温度
  2.4.1 切削エネルギ
  2.4.2 切削温度の測定
  2.4.3 切削温度の理論的解析
  2.4.4 工具表面の温度分布
  2.4.5 切削条件と切削温度
2.5 切削仕上面
  2.5.1 仕上面あらさ
  2.5.2 加工変質層
2.6 工具材料
  2.6.1 概論
  2.6.2 工具材料各論
  2.6.3 工具損傷
2.7 被削性
  2.7.1 概論
  2.7.2 工具寿命
  2.7.3 被削性試験法
  2.7.4 材料中の介在物と被削性
2.8 特殊切削
  2.8.1 高温切削
  2.8.2 低温切削
  2.8.3 振動切削
  2.8.4 超高速切削
演習問題
3. 研削加工
3.1 序説
3.2 研削加工の分類
  3.2.1 円筒研削
  3.2.2 内面研削
  3.2.3 平面研削
  3.2.4 心無研削
  3.2.5 工具研削
  3.2.6 特殊研削
3.3 研削砥石
  3.3.1 研削砥石の構成要素
  3.3.2 研削砥石の形状および寸法
  3.3.3 研削砥石の試験
  3.3.4 研削砥石の表示
  3.3.5 研削砥石の作用面性状
3.4 研削加工における切りくず形状
  3.4.1 1個の砥粒切れ刃の軌跡
  3.4.2 切りくず形状とその分類
  3.4.3 切りくず厚さ
  3.4.4 切りくず長さ
  3.4.5 切込み角
3.5 研削抵抗
  3.5.1 研削抵抗とその重要性
  3.5.2 研削抵抗に及ぼす加工条件の影響
  3.5.3 研削抵抗の理論
3.6 研削温度
  3.6.1 研削熱と研削温度
  3.6.2 移動熱源の理論
  3.6.3 砥粒研削点温度
  3.6.4 砥石研削点温度
  3.6.5 工作物平均温度
  3.6.6 工作物表面の温度分布
3.7 研削加工面の特性
  3.7.1 研削加工面の評価
  3.7.2 加工面あらさ
  3.7.3 研削焼け
  3.7.4 研削加工表面部の硬さ分布
  3.7.5 研削残留応力
3.8 研削砥石の寿命
  3.8.1 研削砥石の損耗と寿命
  3.8.2 砥石寿命の判定基準
  3.8.3 寿命理論
  3.8.4 研削条件と砥石寿命
3.9 研削液
  3.9.1 研削液の作用
  3.9.2 研削液の種類
  3.9.3 不水溶性切削油剤
  3.9.4 水溶性切削油剤
演習問題
4. 砥粒加工
4.1 序説
  4.1.1 砥粒加工の特徴
  4.1.2 砥粒加工の分類
4.2 固定砥粒による加工
  4.2.1 ホーニング
  4.2.2 超仕上
4.3 半固定砥粒による加工
  4.3.1 バフ仕上
  4.3.2 ベルト研削
4.4 遊離砥粒による加工
  4.4.1 ラップ仕上
  4.4.2 超音波加工
  4.4.3 バレル仕上
  4.4.4 噴射加工
演習問題
演習問題解答
参考文献
索引

中島 利勝(ナカジマ トシカツ)

鳴瀧 則彦(ナルタキ ノリヒコ)