油空圧工学

機械系 大学講義シリーズ 16

油空圧工学

例題や問題を適宜挿入し,油圧と空気圧の原理および基礎的事項が理解しやすいよう記述。また油空圧サーボ機構の説明を充実させ,マイコンによる情報処理との関連に留意した。

ジャンル
発行年月日
1986/06/10
判型
A5
ページ数
176ページ
ISBN
978-4-339-04050-0
油空圧工学
品切・重版未定
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定価

2,200(本体2,000円+税)

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例題や問題を適宜挿入し,油圧と空気圧の原理および基礎的事項が理解しやすいよう記述。また油空圧サーボ機構の説明を充実させ,マイコンによる情報処理との関連に留意した。

1. 油圧と空気圧
1.1 概要
1.2 特徴
1.3 用途
1.4 油空圧機器の分類
演習問題
2. 流体の性質
2.1 油圧作動油
2.2 空気
演習問題
3. 流体の流れ
3.1 静力学
  3.1.1 圧力
  3.1.2 パスカルの原理
3.2 管内の流れ
  3.2.1 連続の式
  3.2.2 運動量の式
  3.2.3 ベルヌーイの式
  3.2.4 粘性流体の管内流れ
  3.2.5 圧縮性流体の流れ
  3.2.6 管内非定常流れ
3.3 すきまを通る流れ
  3.3.1 平行平面間の非圧縮性流体の流れ
  3.3.2 わずかに傾斜した平面間の流れ(動圧軸受)
  3.3.3 平行円板間の流れ(静圧軸受)
3.4 絞りを通る流れ
  3.4.1 非圧縮性流体の場合
  3.4.2 圧縮性流体の場合
3.5 キャビテーション
演習問題
4. 油圧ポンプと油圧アクチュエータ
4.1 分類と構造
  4.1.1 油圧ポンプ
  4.1.2 油圧アクチュエータ
4.2 性能
  4.2.1 概要
  4.2.2 容積式ポンプ,モータの基本性能
  4.2.3 歯車ポンプ,モータ
  4.2.4 ベーンポンプ,モータ
  4.2.5 ピストンポンプ,モータ
  4.2.6 ピストンポンプ可変容量機構の特性
  4.2.7 油圧シリンダ
4.3 補器
  4.3.1 アキュムレータ
  4.3.2 フィルタ
  4.3.3 熱交換器
  4.3.4 油タンク
  4.3.5 シール(密封装置)
  4.3.6 管,管継手
演習問題
5. 油圧制御弁
5.1 分類と構造
5.2 スプール弁とポペット弁
  5.2.1 流量特性
  5.2.2 弁体に働く流体力
  5.2.3 スプールに働く定常流体力の低減法
  5.2.4 スプールに働く横力
  5.2.5 ポペットに働く流体力
  5.2.6 スプール弁の設計法
5.3 圧力制御弁と流量制御弁
  5.3.1 リリーフ弁
  5.3.2 流量制御弁
5.4 方向制御弁
  5.4.1 3ポート切換弁と4ポート切換弁
  5.4.2 ゼロラップ形4ポート切換弁の流量特性
  5.4.3 アンダラップ形4ポート切換弁の流量特性
5.5 電気─油圧制御弁
  5.5.1 電気─油圧制御弁の機能
  5.5.2 ソレノイド基本的性質
  5.5.3 高速電磁弁
  5.5.4 比例制御弁
  5.5.5 サーボ弁
演習問題
6. 油圧サーボ機構
6.1 油圧サーボ機構とは
6.2 油圧サーボ機構の設計
6.3 アナログ式電気─油圧サーボ機構
6.4 ディジタル式電気─油圧サーボ機構
演習問題
7. 圧縮機と空気圧アクチュエータ
7.1 分類と構造
  7.1.1 圧縮機
  7.1.2 アクチュエータ
7.2 特性
  7.2.1 圧縮機の基本特性
  7.2.2 空気圧モータの基本特性
  7.2.3 空気圧シリンダの特性
7.3 補器類
演習問題
8. 空気圧制御弁
8.1 分類と構造
  8.1.1 圧力制御弁
  8.1.2 流量制御弁
  8.1.3 方向制御弁
8.2 空気圧制御弁の流量特性
  8.2.1 固定絞りの流量特性(開口面積一定の場合)
  8.2.2 可変絞りの流量特性
  8.2.3 3ポート弁の流量特性
8.3 電気─空気圧比例制御弁の特性
  8.3.1 比例電磁式流量制御弁
  8.3.2 比例電磁式圧力制御弁
演習問題
9. 空気圧サーボ機構
9.1 空気圧サーボ機構とは
9.2 空気圧シリンダの制御特性
9.3 電気─空気圧サーボシリンダ
付録
演習問題の略解
索引

山口 惇(ヤマグチ アツシ)

田中 裕久(タナカ ヒロヒサ)