材料力学
材料力学は,材料を安全でしかも経済的に使用するための学問である。本書は直観的に理解しやすい原理に基づいて,材料力学における各項目相互の関連を明確にし,なるべく全体を統一的に記述し,わかりやすく解説した。
- 発行年月日
- 1994/11/30
- 判型
- A5 上製
- ページ数
- 190ページ
- ISBN
- 978-4-339-04031-9
- 内容紹介
- 目次
材料力学は,材料を安全でしかも経済的に使用するための学問である。本書は直観的に理解しやすい原理に基づいて,材料力学における各項目相互の関連を明確にし,なるべく全体を統一的に記述し,わかりやすく解説した。
1 緒言
2 力の平衡
2.1 平衡条件
2.2 棒の横断面に伝わっている力および偶力の種類
3 直線棒の引張りと圧縮
3.1 応力とひずみ
3.2 鋼の応力-ひずみ線図
3.3 引張り・圧縮における応力と変形
3.4 圧力を受ける薄肉円筒
3.5 ひずみエネルギー
演習問題
4 直線棒の曲げ
4.1 曲げモーメントとせん断力
4.2 曲げモーメントによる応力と変形
4.3 断面二次モーメント
4.4 弾性線の微分方程式
4.5 重ね合せの原理
4.6 曲げを受ける棒のせん断応力
4.7 ひずみエネルギー
演習問題
5 直線棒のねじり
5.1 せん断応力とせん断ひずみ
5.2 ねじりモーメントによる応力と変形
5.2.1 丸棒のねじり
5.2.2 薄肉閉断面の棒のねじり
5.2.3 薄肉長方形断面の棒のねじり
5.3 つる巻ばね
5.4 ひずみエネルギー
演習問題
6 引張り力,曲げモーメントおよびねじりモーメントを受ける棒の応力と変形
6.1 直線棒の応力と変形のまとめ
6.2 組合せ応力
6.3 細長い曲線棒の変形
6.3.1 重ね合せの原理による変形の求め方
6.3.2 カスティリアーノの定理による変形の求め方
6.4 変形を決める微分方程式の重ね合せの原理に基づく誘導
6.4.1 直線棒の場合
6.4.2 円弧状の棒の場合
演習問題
7 太く短い曲線棒の引張りと曲げ
7.1 応力と変形
7.2 断面定数χの計算
7.3 細長い曲線棒
演習問題
8 材料力学において応力と変形を求めるときの基本的考え方
8.1 直線棒の引張りにおける応力と変形
8.2 直線棒の曲げにおける応力と変形
8.3 直線棒(丸棒)のねじりにおける応力と変形
8.4 太く短い曲線棒の引張りと曲げにおける応力と変形
8.5 まとめ
9 細長い直線棒の圧縮による座屈
9.1 安定な釣合いと不安定な釣合い
9.2 オイラーの座屈荷重
演習問題
演習問題の解答
索引