改訂 精密測定(1)

標準機械工学講座 20

改訂 精密測定(1)

機械工作用の精密測定機器と測定法を述べたもので,部品の寸法,形状の測定を系統的に取扱っている。〔内容〕精密測定の意義・長さの測定・角度の測定

ジャンル
発行年月日
1957/11/20
判型
A5
ページ数
322ページ
ISBN
978-4-339-04019-7
改訂 精密測定(1)
品切・重版未定
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定価

3,300(本体3,000円+税)

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機械工作用の精密測定機器と測定法を述べたもので,部品の寸法,形状の測定を系統的に取扱っている。〔内容〕精密測定の意義・長さの測定・角度の測定

第1章 精密測定の基礎
 1.1 精密測定の概念
  1.1.1 精密測定の目的
  1.1.2 測定と検査
  1.1.3 検査用危機の種類
 1.2 長さおよび角度の単位
  1.2.1 長さの単位ーメートル
  1.2.2 光波基準メートルの新定義
  1.2.3 わが国の長さの単位
  1.2.4 ヤード
  1.2.5 メートルとヤード、ミリメートルとインチ
  1.2.6 角度の単位
 1.3 測定器の特性
 1.4 測定における誤差と不確かさ
  1.4.1 誤差の原因と種類
  1.4.2 系統誤差
  1.4.3 偶然誤差
  1.4.4 誤差の計算
  1.4.5 測定の不確かさ
  1.4.6 完全な測定結果
  1.4.7 測定器の保証誤差限界
  1.4.8 測定方法の有用性
  1.4.9 指定測定器の精度
 1.5 測定に当って考慮すべき諸問題
  1.5.1 機械的問題
  1.5.2 幾何学的問題
  1.5.3 物理学的問題
 参考書
第2章 長さの測定
 2.1 固定寸法ゲージ
  2.1.1 標準ゲージ
  2.1.2 限界ゲージ
  2.1.3 ISO 公差およびはめあい方式
 2.2 端度器とその測定
  2.2.1 端度器
  2.2.2 ブロックゲージ
  2.2.3 標準棒ゲージ
  2.2.4 光波干渉による平行端度器の測定
  2.2.5 その他の端度器
 2.3 線度器と線度器による測定
  2.3.1 線度器
  2.3.2 バーニヤを用いた測定具
  2.3.3 光学的読取り装置
  2.3.4 線度器の比較測定機および直接測定機
  2.3.5 線度器式測長機
  2.3.6 その他の線度器を用いた測定器具
 2.4 ねじによる測定
  2.4.1 測定ねじ
  2.4.2 外側マイクロメータ
  2.4.3 指示マイクロメータ
  2.4.4 内側マイクロメータ
  2.4.5 デプスマイクロメータ
  2.4.6 ベンチマイクロメータ
  2.4.7 端度器式測長機
  2.4.8 その他のマイクロメータ式測定器
 2.5 コンパレータ
  2.5.1 コンパレータ概説
  2.5.2 機械的コンパレータ(指針測微器)
  2.5.3 光学的コンパレータ
  2.5.4 機械ー光学的コンパレータ
  2.5.5 水準器式コンパレータ
  2.5.6 液体式コンパレータ
  2.5.7 空気式コンパレータ(空気マイクロメータ)
  2.5.8 電気的コンパレータ(電気マイクロメータ)
 2.6 シグナルインジケータ
  2.6.1 概説
  2.6.2 てこ式シグナルインジケータ
  2.6.3 指針測微器付きシグナルインジケータ
  2.6.4 空気式コンパレータのシグナル用接点機構
 2.7 外径および内径の測定
  2.7.1 2点測定器および3点測定器
  2.7.2 外径の測定
  2.7.3 内径の測定
 2.8 多重測定および選別
  2.8.1 多重測定
  2.8.2 選別
 2.9 工作機械における測定
  2.9.1 工作中の自動測定
  2.9.2 工作機械の位置ぎめ用測定装置
  2.9.3 測定およびけがき用機械
 参考書
第3章 角度の測定
 3.1 角度の基準
  3.1.1 円周分割基準
  3.1.2 単一角度基準
 3.2 目盛円板などによる角度測定
  3.2.1 偏心誤差
  3.2.2 角度定規
  3.2.3 反射測角器および水準器測角器
  3.2.4 水準器式クリノメータ 
  3.2.5 光学的割出し台および割出し円テーブル
  3.2.6 光学的円周目盛検査器
  3.2.7 測定顕微鏡による角度測定
  3.2.8 セオドライト
  3.2.9 目盛円板以外の円周分割基準による角度測定器
 3.3 三角法による角度測定
  3.3.1 サインバー
  3.3.2 タンジェントバー
  3.3.3 三角関数を利用するその他の角度測定
 3.4 水準器
  3.4.1 水準器
  3.4.2 電子式水準器
  3.4.3 調整式水準器
 3.5 オートコリメータ
  3.5.1 オートコリメータの原理および構造
  3.5.2 オートコリメータの実例
  3.5.3 光電式オートコリメータおよび自動オートコリメータ
  3.5.4 オートコリメータによる角度の比較測定
 3.6 円すいの測定
  3.6.1 円すいのテーバの定義と標準テーバ
  3.6.2 円すい部品の公差
  3.6.3 テーバゲージによる検査
  3.6.4 サインバーまたは角度ゲージによる測定
  3.6.5 ころまたは鋼球による測定
  3.6.6 接触子による測定
  3.6.7 測定顕微鏡による測定
  3.6.8 割出し円テーブルとオートコリーメータによる測定
  3.6.9 標準テーバゲージと比較する方法
 参考書
付表
追補
索引

青木 保雄(アオキ ヤスオ)