技術者のためのマイコンによる 計測制御入門

技術者のためのマイコンによる 計測制御入門

計測や制御を目的とした機器を組み込んだコンピュータではプログラムは機械語で作成されることが多い。本書は,8ビットマイクロプロセッサZ80CPUを例に,その構成と動作からプログラミングの方法と応用までを平易に解説した。

ジャンル
発行年月日
1994/07/20
判型
A5 上製
ページ数
264ページ
ISBN
978-4-339-03155-3
技術者のためのマイコンによる 計測制御入門
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定価

3,520(本体3,200円+税)

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計測や制御を目的とした機器を組み込んだコンピュータではプログラムは機械語で作成されることが多い。本書は,8ビットマイクロプロセッサZ80CPUを例に,その構成と動作からプログラミングの方法と応用までを平易に解説した。

第1章 データ表現と論理回路
 1.1 データの表現と演算
  1.1.1 2進級と10進級との変換
  1.1.2 2進級と16進級との変換
  1.1.3 2進級の加算と減算
  1.1.4 2進級による負数の表現 
  1.1.5 2進級の乗算
  1.1.6 2進級の除算
  1.1.7 2進級のよる文字の表現
 1.2 論理回路の基礎
  1.2.1 組合せ論理回路
  1.2.2 論理代数
  1.2.3 論理式の簡単化
  1.2.4 順序論理回路
  演習問題
第2章 Z80CPU
 2.1 Z80CPUの内部構成
  2.1.1 算術論理演算ユニット
  2.1.2 インストラクションレジスタ
  2.1.3 アドレスバス
  2.1.4 アドレスバスバッファ
  2.1.5 データバス
  2.1.6 データバスバッファ
  2.1.7 CPU制御部
  2.1.8 レジスタ
 2.2 Z80CPUの信号端子の機能
  2.2.1 A15~A0
  2.2.2 D7~D0
  2.2.3 M1
  2.2.4 MREQ
  2.2.5 IORQ
  2.2.6 RD
  2.2.7 WR
  2.2.8 RFSH
  2.2.9 HALT
  2.2.10 WAIT
  2.2.11 INT
  2.2.12 NMI
  2.2.13 RESET
  2.2.14 BUSRQ
  2.2.15 BUSAK
  2.2.16 Φ
 2.3 Z80CPUの基本動作
  2.3.1 メモリへデータを書き込む命令の実行過程
  2.3.2 マシンサイクル
 2.4 Z80CPUのタイミング
  2.4.1 タイミングチャートの見方
  2.4.2 OPコードフェッチサイクル(MIサイクル)のタイミング
  2.4.3 メモリリード/ライトサイクルのタイミング
  2.4.4 I/Oリード/ライトサイクルのタイミング
  2.4.5 バスリクエスト/アクノリッジサイクルのタイミング
  2.4.6 割込みリクエスト/アクノリッジサイクルのタイミング
  2.4.7  ノンマスカブル割込みリクエスト/アクノリッジサイクルのタイミング
  2.4.8 HALT状態
第3章 Z80アセンブリ 
 3.1 命令形式とアドレッシング 
  3.1.1 命令形式
  3.1.2 アドレッシング
 3.2 転送命令
  3.2.1 8ビットデータをレジスタに代入する命令
  3.2.2 16ビットデータをレジスタペアまたはSPに代入する命令
  3.2.3 レジスターレジスタ間のデータ転送命令
  3.2.4 直接アドレッシングによるメモリーAレジスタ間の8ビットデータ転送
  3.2.5 直接アドレッシングによるメモリーレジスタ間の2バイトデータ転送命令
  3.2.6 BC,DEレジスタによる間接アドレッシング
  3.2.7 インデックスレジスタを用いたデータ転送命令
 3.3 フラグ
 3.4 算術論理演算命令
  3.4.1 8ビットデータ加算命令
  3.4.2 Aレジスターレジスタ間の8ビット加算命令
  3.4.3 Aレジスターインデックスレジスタ間接指定メモリ間の8ビットデータ加算命令
  3.4.4 8ビットデータ減算命令
  3.4.5 16ビット加算命令、減算命令
  3.4.6 8ビットレジスタのインクリメント(増加)命令
  3.4.7 8ビットレジスタのディクリメント(減少)命令
  3.4.8 16ビットレジスタに対するインクリメント、ディクリメント命令
 3.5 論理演算命令
  3.5.1 AND
  3.5.2 OR
  3.5.3 XOR
  3.5.4 比較命令
 3.6 ローテイト・シフト命令
 3.7 ジャンプ命令
  3.7.1 絶対アドレス方式による無条件ジャンプ命令
  3.7.2 相対アドレス方式による無条件ジャンプ命令
  3.7.3 絶対アドレス方式による条件ジャンプ命令
  3.7.4 相対アドレス方式による条件ジャンプ命令
  3.7.5 間接アドレス方式による無条件ジャンプ命令
  3.7.6 特殊なジャンプ命令
 3.8 サブルーチンコール命令
  3.8.1 コール・リターン命令
  3.8.2 スタックおよびスタックポインタに関する命令
  3.8.3 PUSH,POP命令
 3.9 入出力命令
  3.9.1 直接アドレッシングによる入出力命令
  3.9.2 間接アドレッシングによる入出力命令
 3.10 その他の命令
  3.10.1 ビット判断命令
  3.10.2 ビットセット命令
  3.10.3 ビットリセット命令
 3.11 ブロックデータ転送命令
 演習問題
第4章 マイコンインタフェース
 4.1 インタフェースの基礎
 4.2 インタフェースLSI8255Aの実際
 4.3 インタフェースLSIZ80-PIOの実際
第5章 Z80プログラミングの実際
 5.1 実験用I/O回路の動作
  5.1.1 I/Oボードと本体OC8801mkIIまたはワンボードマイコンとの接続
  5.1.
2 I/Oボードの動作
 5.2 ワンボードマイコンを用いた機械語プログラミング
  5.2.1 メモリマップとI/Oアドレス
  5.2.2 機械語プログラムの作成
 5.3 パーソナルコンピュータを用いた機械語プログラミング
  5.3.1 パーソナルコンピュータのメモリ空間と機械語プログラミング
  5.3.2 機械語モニタを用いたプログラミング
  5.3.3 専用のエディタを用いたプログラミング
第6章 計測制御回路と応用プログラミング
 6.1 I/Oボードの初期設定
 6.2 LED表示回路とプログラミング
 6.3 キー入力回路・リレー回路・スピーカ駆動回路
  6.3.1 キー入力回路
  6.3.2 りれー駆動回路
  6.3.3 スピーカ駆動回路
  6.3.4 I/Oボードによる実験
 6.4 温度・音・光計測回路
  6.4.1 A/D変換器
  6.4.2 センサ回路
 6.5 モータ制御回路
  6.5.1 ステッピングモータの動作
  6.5.2 ステッピングモータの駆動
  6.5.3 I/Oボードによる実験
 参考文献
演習問題解答
付録1. Z80CPUの命令
  2. N88-BASICの主命令
  3. I/Oボードとの接続図
  4. FIT88ASMのプログラムリストとPC-8801mkIIへの登録
索引

山崎 秀樹(ヤマザキ ヒデキ)

中野 和司(ナカノ カズシ)

江口 三代一(エグチ ミヨイチ)

白川 弘明(シラカワ ヒロアキ)

谷口 泰敏(タニグチ ヤストシ)