コンピュータ数学シリーズ 10
コンパイラの理論
コンピュータプログラム変換に必要なコンパイラを普遍的かつ一般的な事項に焦点をおいて記述。また,目的コードをつくる際の説明については,Algol系の言語を想定して解説した。
- 発行年月日
- 1989/09/20
- 判型
- A5
- ページ数
- 174ページ
- ISBN
- 978-4-339-02543-9
- 内容紹介
- 目次
コンピュータプログラム変換に必要なコンパイラを普遍的かつ一般的な事項に焦点をおいて記述。また,目的コードをつくる際の説明については,Algol系の言語を想定して解説した。
1. 序論
1.1 言語処理系
1.2 プログラミング言語とコンパイラ
1.3 諸定義
2. コンパイラの概要
2.1 コンパイラの構造
2.2 字句解析
2.3 構文解析
2.4 中間コード生成
2.5 コード最適化
2.6 目的コード生成
3. 字句解析と正規表現
3.1 正規集合と正規表現
3.2 有限オートマトン
3.3 正規表現と有限オートマトンの関係
3.4 最簡形オートマトン
3.5 字句解析系の生成
4. 構文解析I
4.1 プログラミング言語の構文
4.2 解析木の表現
4.3 プッシュダウン・オートマトン
4.4 プッシュダウン変換機械
5. 構文解析II-下降型構文解析
5.1 下降型構文解析
5.2 LL文法とそのパーザ
5.3 FirstとFollow
5.4 拡張文脈自由文法
6. 構文解析III-上昇型構文解析
6.1 LR文法とそのパーザ
6.2 SLR文法とLALR文法
6.3 演算子順位法と曖昧な文法
6.4 誤り回復
7. 中間コード生成
7.1 構文主導型変換
7.2 逆ポーランド記法と抽象構文木
7.3 3-アドレスコード
7.4 P-コード
7.5 属性文法
7.6 コンパイラ生成系
8. 目的コード生成
8.1 レジスタ割当て
8.2 目的コード生成部の自動生成
付録
参考文献
演習問題解答の方針
索引