情報記録のエレクトロニクス - 技術発達の歴史と現況 -

映像情報メディアテクノロジーシリーズ 1

情報記録のエレクトロニクス - 技術発達の歴史と現況 -

50年間米国にあって情報収集機関やメーカーで情報の記録/再生の技術開発に携わった著者が,現在の高密度磁気テープおよび光ディスク記録方式に至るまでの技術発達の歴史を秘話を交えて解説。磁気および光記録の根本原理も詳述した。

ジャンル
発行年月日
2001/03/16
判型
A5
ページ数
232ページ
ISBN
978-4-339-01241-5
情報記録のエレクトロニクス - 技術発達の歴史と現況 -
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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50年間米国にあって情報収集機関やメーカーで情報の記録/再生の技術開発に携わった著者が,現在の高密度磁気テープおよび光ディスク記録方式に至るまでの技術発達の歴史を秘話を交えて解説。磁気および光記録の根本原理も詳述した。

1. 情報記録の始まり
1.1 地球上に生命が始まる…1
1.2 洞窟画に見る古代人の才能…2
1.3 文字の発明…4
1.4 印刷技術の開発…8
1.5 写真技術の成長…9
1.6 音声を記録する努力の始まり…10

2. エレクトロニクスの出発点
2.1 情報記録技術理解の出発点―エレクトロニクス…13
2.2 静電気現象と磁気現象…14
2.3 1800年代―電気の理解の深まった世紀…15

3. 初期のエレクトロニクス応用情報記録装置
3.1 情報記録装置の必要性…17
3.2 留守番電話と世界最初の磁気記録装置…18
3.3 真空管の開発―二極管,三極管…24

4. 磁気記録基礎技術開発の始まり
4.1 成功しなかった鋼鉄板媒体…28
4.2 鋼鉄板テープ方式の実用化…29
4.3 アメリカにおけるワイヤレコーダの開発と量産…31

5. テレタイプとパンチドテープ情報記録
5.1 タイプライタとテレタイプの発明…32
5.2 ディジタルコンピュータへの応用…34

6. 磁気記録/再生装置の構成
6.1 システムとしての形を整えた記録装置…37
6.2 塗布型テープの開発…39
6.3 リングヘッドの発明…41
6.4 磁性体のB-H曲線…43
6.5 交流バイアス記録方式…45
6.6 偶然の発見―いまひとつの交流バイアスの話…47
6.7 エレクトロニクス…49
6.8 走行系…51
6.9 第2次世界大戦中のできごと…52
6.10 第2次世界大戦中におけるマグネトフォンの活躍と戦後アメリカへの輸入…53

7. 磁気記録技術
7.1 人間の聴覚とその音響記録への影響…57
7.2 磁気テープ…61
7.3 記録方式の特性…64
 7.3.1 ヘッドギャップ長効果…68
 7.3.2 ヘッド/テープ間隔損失…69
 7.3.3 磁層厚効果…70
 7.3.4 自己消磁効果…70
7.4 記録/再生補償回路…72
7.5 エレクトロニックノイズ…74
7.6 磁気の根本原理…80

8. インストルメンテーションレコーディングの始まり

9. ビデオレコーディング,市場の要求
9.1 テレビジョンの始まり…89
9.2 市場の要求…92
9.3 固定ヘッドビデオレコーダ…93
9.4 回転ヘッドビデオレコーダ…95

10. ビデオレコーディング技術
10.1 4ヘッドVTR…100
10.2 放送用ビデオカセットレコーダ(BVCR)…105
10.3 特殊用途用4ヘッドVTR…107
10.4 ヘリカルスキャンビデオレコーディング…109
10.5 低域変換カラー記録方式…114
10.6 テープ自動挿填方式とビデオカセットレコーダ…118
10.7 3社連合UフォーマットVTR…120
10.8 電子式ニュース取材技術の発達…121
10.9 民生用VCR…124

11. アナログ信号光記録技術
11.1 光記録方式の出発点―レーザの発明…130
11.2 アナログ記録ビデオディスク…134

12. 情報のディジタル化とディジタルオーディオ
12.1 情報のディジタル化の始まり…140
12.2 1937年における具体的なディジタル方式の提案…142
12.3 第2次世界大戦中およびその直後の音声ディジタル化活動…147
12.4 アナログ-ディジタル変換…149
12.5 ディジタルオーディオ技術の開発…152
12.6 コンパクトディスク(CD)とその製品体系…154
 12.6.1 記録密度と光学系の関係…155
 12.6.2 記録/再生方式と記録媒体…157
12.7 CDの構造と生産工程…159

13. テレビジョン信号のディジタル化
13.1 ディジタル化の可能性の探究…162
13.2 放送スタジオ内のディジタルアイランド…164
13.3 ディジタル記録の必要性とSMPTE D-1の誕生…167
13.4 米ソ冷戦下のD-1…171
13.5 画像情報圧縮技術…172

14. 民生用ディジタルビデオテープ記録方式完成までの道
14.1 業務用製品と民生用製品の規格/性能差の歩み寄り…181
14.2 高密度磁気テープの開発…182
14.3 二重層テープの登場…186
14.4 高性能磁気ヘッドの開発…187
14.5 記録トラック直線性の向上…190

15. DVDとその将来の発展可能性
15.1 CDよりDVDへの道…194
15.2 高密度光記録技術…195
15.3 コンピュータメモリとしてのDVD技術…198
15.4 相変化記録方式…200
15.5 DVD方式の高密度化,高速度化への動向…203
15.6 ブルーレーザと超広角レンズ…205
15.7 光テープ方式…207

16. 符号誤り訂正技術
16.1 ディジタル信号と誤り…208
16.2 誤りの特性…208
16.3 誤り検出と訂正…210
 
あ と が き…214
索     引…217

貞重 浩一(サダシゲ コウイチ)