ディジタルオーディオ

テレビジョン学会実用書シリーズ

ディジタルオーディオ

ディジタルオーディオを「基礎理論」,「機器」,「制作」の3編に分けて歴史から現在の技術までを初心者にもわかりやすく解説した。CDやDATなど最新のシステムと製品を豊富に紹介。

ジャンル
発行年月日
1989/03/20
判型
A5
ページ数
272ページ
ISBN
978-4-339-00303-1
ディジタルオーディオ
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定価

3,520(本体3,200円+税)

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ディジタルオーディオを「基礎理論」,「機器」,「制作」の3編に分けて歴史から現在の技術までを初心者にもわかりやすく解説した。CDやDATなど最新のシステムと製品を豊富に紹介。

I. 基礎偏
1. ディジタルオーディオの歴史
1.1 通信技術としてのPCMの誕生
1.2 オーディオの革命
1.3 ディジタルオーディオ機器の登場
文献
2. アナログ信号のディジタル化
2.1 音響信号のディジタル化の利点
2.2 ディジタルオーディオのあらまし
2.3 帯域制限フィルタ
2.4 標本化
2.5 量子化
2.6 符号化
2.7 高能率符号化
文献
3. A/Dコンバータ
3.1 サンプルホールド回路
3.2 A/Dコンバータ
3.3 A/Dコンバータの方式
3.4 A/Dコンバータの特性と測定法
4. D/Aコンバータ
4.1 D/Aコンバータの方式
4.2 デグリッチ回路
4.3 D/Aコンバータの特性と測定法
5. PCM信号の伝送
5.1 PCM信号の変調方式
5.2 搬送波伝送方式
5.3 基底帯域伝送方式
5.4 変調方式のパラメータ
5.5 スクランブル
5.6 符号間干渉
5.7 符号誤り
5.8 アイパターン
5.9 フレーム同期
文献
6. 符号誤り対策
6.1 符号誤り対策の種類
6.2 誤りの種類と原因
6.3 インタリーブ
6.4 誤り訂正の原理
6.5 符号誤り検出
6.6 誤り訂正
6.7 符号誤り補正
文献
7. ディジタルオーディオの回路技術
7.1 基本機能回路
7.2 ディジタルフィルタの原理
文献
II. 応用編
8. コンパクトディスク(CD)
8.1 光記録・再生
  8.1.1 光記録の歴史
  8.1.2 光記録・再生の原理
  8.1.3 光記録・再生のキーポイント
8.2 コンパクトディスク(CD)システム
  8.2.1 CDシステムの誕生
  8.2.2 CDシステムの仕様
  8.2.3 ディスクの規格
  8.2.4 記録(変調)方式
  8.2.5 信号処理フォーマット
  8.2.6 サブコード
8.3 CDプレーヤ
  8.3.1 CDプレーヤの構成
  8.3.2 ピックアップ
  8.3.3 サーボと制御
  8.3.4 信号処理
  8.3.5 D/Aコンバータ
  8.3.6 CDプレーヤのいろいろ
8.4 CDの展開
  8.4.1 ビデオ信号とCD信号
  8.4.2 8cmCDとCD-V
  8.4.3 CD-ROMフォーマット
  8.4.4 CD-Iシステム
  8.4.5 CDシステムの発展
文献
9. VTRを用いたRCM録音機
9.1 PCM録音機への道
  9.1.1 PCM化への試み
  9.1.2 民生用VTRの登場
  9.1.3 PCMアダプタの登場
  9.1.4 標準化への歩み
9.2 PCMアダプタの方式
  9.2.1 PCMアダプタの仕様
  9.2.2 信号フォーマット
  9.2.3 誤り訂正処理
  9.2.4 フォーマットの展開
  9.2.5 VTRとの接続
9.3 PCMアダプタの実際
  9.3.1 アダプタの構成
  9.3.2 LSI化
  9.3.3 PCMアダプタのいろいろ
9.4 VTR音声のいろいろ
  9.4.1 FM方式とディジタル方式
  9.4.2 8ミリマルチフォーマット
  9.4.3 今後のVTR音声
文献
10. ディジタルオーディオテープレコーダ(DAT)
10.1 DAT開発の背景
  10.1.1 PCM録音機への願い
  10.1.2 高密度化への取組み
  10.1.3 DAT試作品の登場
  10.1.4 標準化への取組み
  10.1.5 R-DATとS-DAT
10.2 DATシステム
  10.2.1 DATシステムの仕様
  10.2.2 DATシステムの規格
  10.2.3 カセット
  10.2.4 テープ
  10.2.5 記録(変調)方式
  10.2.6 信号処理フォーマット
  10.2.7 オーディオ信号処理
  10.2.8 サブコード
10.3 DATの実際
  10.3.1 DATの構成
  10.3.2 メカニズム
  10.3.3 ヘッドドラム
  10.3.4 サーボと制御
  10.3.5 信号処理
  10.3.6 DATのいろいろ
10.4 DATの展開
  10.4.1 他の用途への展開
  10.4.2 展開上の課題
文献
11. PCM音声放送
11.1 衛星放送
  11.1.1 衛星放送の特徴
  11.1.2 音声信号の伝送
  11.1.3 衛星テレビジョン放送の音声伝送方式
11.2 ハイビジョンの音声
  11.2.1 MUSE信号と音声伝送方式
  11.2.2 音声符号化方式
  11.2.3 ベースバンド多重伝送方式
  11.2.4 受信
文献
III. 制作編
12. プログラム制作
12.1 収音
12.2 録音
12.3 ミクスダウン
12.4 編集
12.5 プリマスタリングとサブコード編集
13. プログラム制作に必要な機器
13.1 マイク
13.2 ディジタル調整卓と周辺装置
13.3 ディジタル録音機
13.4 ディジタル編集機
  13.4.1 テープ手切り編集
  13.4.2 テープコピー編集
  13.4.3 ランダムアクセス編集
13.5 サブコード(PQ)編集機
14. コンパクトディスクの製造
14.1 ガラス盤の材料および研磨
14.2 超音波洗浄
14.3 ホトレジスト塗布
14.4 レーザカッティング
14.5 現像
14.6 表面導電化処理
14.7 再生検査
14.8 電鋳
14.9 はく離処理
14.10 ディスク成形材料
14.11 ディスク成形
  14.11.1 コンプレッション成形法
  14.11.2 インジェクション成形法
  14.11.3 インジェクション・コンプレッション成形法
14.12 反射膜形成
  14.12.1 真空蒸着法
  14.12.2 スパッタリング法
14.13 保護膜塗布
14.14 レーベル印刷
  14.14.1 スクリーン印刷
  14.14.2 パッド印刷
14.15 CDの製造環境
索引

竹ヶ原 俊幸(タケガワラ トシユキ)

岩下 隆二(イワシタ リュウジ)

高須 昭彦(タカス アキヒコ)