新編電気工学講座 39
電気工学基礎
これから電気工学を学ぼうとする低学年の学生を対象に,むずかしい数学を使わずに電気や磁気の現象を説明したもの。直流回路,電流の熱作用と化学作用,静電気,静磁気,電磁誘導,交流回路の章よりなる。
- 発行年月日
- 1991/04/10
- 判型
- A5 上製
- ページ数
- 208ページ
- ISBN
- 978-4-339-00223-2
- 内容紹介
- 目次
これから電気工学を学ぼうとする低学年の学生を対象に,むずかしい数学を使わずに電気や磁気の現象を説明したもの。直流回路,電流の熱作用と化学作用,静電気,静磁気,電磁誘導,交流回路の章よりなる。
1. 直流回路
1.1 電子
1.1.1 原子と電子
1.1.2 帯電
1.2 電圧,電流,抵抗
1.2.1 導体と不導体
1.2.2 電圧と電流
1.2.3 オームの法則
1.2.4 抵抗の接続
1.3 直流回路の計算
1.3.1 簡単な回路の計算
1.3.2 電流計の分流器と電圧計の倍率器
1.3.3 キルヒホッフの法則
1.3.4 電池の接続
1章のまとめ
演習問題
2. 電流の熱作用と化学作用
2.1 電流の熱作用
2.1.1 電力と電力量
2.1.2 抵抗の性質
2.1.3 熱電気
2.2 電流の化学作用
2.2.1 電解液と電極電位
2.2.2 電気分解
2.3 電池
2.3.1 一次電池
2.3.2 二次電池
2章のまとめ
演習問題
3. 静電気
3.1 静電力
3.1.1 静電誘導と誘電体
3.1.2 クーロンの法則
3.2 電界
3.2.1 電界の強さ
3.2.2 電気力線と電束
3.2.3 ガウスの定理
3.3 電位
3.3.1 電気的な位置のエネルギーと電位
3.3.2 電界内の電位
3.3.3 電位の傾き
3.3.4 等電位面
3.4 コンデンサ
3.4.1 コンデンサの容量
3.4.2 コンデンサの接続
3.4.3 静電エネルギー
3.4.4 コンデンサの種類
3.5 放電現象
3.5.1 絶縁破壊と放電
3.5.2 気体中の放電
3章のまとめ
演習問題
4. 静磁気
4.1 磁気力
4.1.1 磁石
4.1.2 クーロンの法則
4.1.3 磁石相互に働く磁気力
4.2 磁界
4.2.1 磁界の強さ
4.2.2 磁石による磁界の強さ
4.2.3 磁力線と磁束
4.2.4 磁位
4.3 電流と磁界
4.3.1 電流による磁界
4.3.2 ビオ・サバールの法則
4.3.3 磁気回路
4.3.4 磁気回路の計算
4.3.5 強磁性体の磁化
4.4 電磁力
4.4.1 電磁力の大きさと向き
4.4.2 磁界中のコイルに働く力
4.4.3 導体間に働く電磁力
4章のまとめ
演習問題
5. 電磁誘導
5.1 電磁誘導現象
5.1.1 誘導起電力
5.1.2 誘導起電力の大きさと向き
5.1.3 発電機の原理
5.1.4 うず電流
5.2 自己インダクタンス
5.2.1 自己誘導現象
5.2.2 自己インダクタンスの計算
5.2.3 電磁エネルギー
5.3 相互インダクタンス
5.3.1 相互誘導現象
5.3.2 相互インダクタンスと自己インダクタンスの関係
5.3.3 相互インダクタンスの計算
5.4 インダクタンスの接続
5.4.1 自己インダクタンスの接続
5.4.2 電磁結合しているコイルの接続
5章のまとめ
演習問題
6. 交流回路
6.1 交流
6.1.1 交流の波形
6.1.2 正弦波交流
6.1.3 交流の周期と周波数
6.1.4 交流の大きさの表し方
6.2 正弦波交流の波形
6.2.1 正弦波の位相と位相差
6.2.2 正弦波起電力の合成
6.3 正弦波交流のベクトル表示
6.3.1 ベクトル
6.3.2 ベクトルの座標表示
6.3.3 正弦波交流と回転ベクトル
6.3.4 正弦波交流の実効値による表示
6.4 基本的な交流回路
6.4.1 抵抗Rだけの回路
6.4.2 インダクタンスLだけの回路
6.4.3 コンデンサCだけの回路
6.5 R,L,Cの直列回路
6.5.1 R,Lの直列回路
6.5.2 R,Cの直列回路
6.5.3 R,L,Cの直列回路
6.6 R,L,Cの並列回路
6.6.1 R,L,Cの並列回路
6.6.2 インピーダンスとアドミタンス
6.7 交流の電力
6.7.1 交流回路で消費する電力
6.7.2 有効電力と皮相電力
6章のまとめ
演習問題
付録
問題解答
索引