改訂 自動制御工学

新編電気工学講座 28

改訂 自動制御工学

  • 奥田 豊 明石高専名誉教授・神戸医療技術専門学校講師
  • 高橋 文彦 大阪府立高専名誉教授
  • 宮原 一典 和歌山高専名誉教授 博士(工学)

自動制御工学として,既に完成されたともいえる基礎的理論に重点をおき,また新しい自動制御の分野についても触れている。

ジャンル
発行年月日
1984/06/30
判型
A5 上製
ページ数
266ページ
ISBN
978-4-339-00210-2
改訂 自動制御工学
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自動制御工学として,既に完成されたともいえる基礎的理論に重点をおき,また新しい自動制御の分野についても触れている。

1. 自動制御とは
1.1 自動制御の生い立ち
1.2 自動制御のしくみ
1.3 自動制御系の種類
2. 制御系の表現と応答
2.1 伝達関数
  2.1.1 伝達関数とは
  2.1.2 伝達関数とインピーダンス
  2.1.3 基本要素の伝達関数
  2.1.4 簡単な制御系の伝達関数
2.2 ブロック線図
  2.2.1 ブロック線図の書き方
  2.2.2 ブロック線図の等価変換
  2.2.3 ブロック線図による伝達関数の求め方
2.3 信号伝達線図
  2.3.1 信号伝達線図の書き方
  2.3.2 信号伝達線図の等価変換
  2.3.3 ループの消去
  2.3.4 Masonの公式
2.4 過渡応答
  2.4.1 入力関数と応答
  2.4.2 過渡応答の求め方
2.5 周波数応答
  2.5.1 周波数伝達関数
  2.5.2 ベクトル軌跡
  2.5.3 ボード線図
演習問題
3. 制御系の安定性
3.1 安定判別の意味
3.2 フルビッツの安定判別法
3.3 ラウスの安定判別法
3.4 ナイキストの安定判別法
3.5 位相余裕・ゲイン余裕
3.6 M,α軌跡
  3.6.1 ベクトル軌跡とM,α軌跡
  3.6.2 逆軌跡とM,α軌跡
3.7 ボード線図と安定性
  3.7.1 ボードの定理
3.8 根軌跡法
  3.8.1 根軌跡法と過渡応答
  3.8.2 根軌跡作図上の法則
演習問題
4. 制御の良さ
4.1 精度
  4.1.1 入力信号波形と定常偏差
  4.1.2 外乱と定常偏差(オフセット)
4.2 安定性
  4.2.1 安定性の尺度
  4.2.2 各尺度の量的関係
4.3 速応性
  4.3.1 速応性の尺度
  4.3.2 各尺度の量的関係
4.4 評価関数(performance index)
4.5 ボード線図と応答波形
  4.5.1 ボード線図による応答波形の推定
  4.5.2 理想的ゲイン特性曲線の形状
4.6 特性根配置と応答波形
  4.6.1 特性根とその波形成分
  4.6.2 根軌跡と応答波形の推移の例
演習問題
5. 制御系の設計
5.1 設計の基本事項
5.2 サーボ系と自動調整系
5.3 サーボ用機器
  5.3.1 操作用機器
  5.3.2 検出用機器
  5.3.3 増幅用機器
5.4 サーボ機構の特性補償
  5.4.1 進相回路による補償法(速応性の改善)
  5.4.2 遅相回路による補償法(精度の改善)
  5.4.3 伝達関数の導出とゲイン調整の例
  5.4.4 進相回路による補償例(速応性の改善)
  5.4.5 遅相回路による補償例(精度の改善)
5.5 プロセス制御
  5.5.1 プロセス制御系の構成と特質
  5.5.2 プロセス制御用機器
  5.5.3 PID動作と最適調整法
演習問題
6. 非線形制御
6.1 非線形制御系の概説
6.2 記述関数法
6.3 記述関数と安定判別
演習問題
7. ディジタル制御
7.1 ディジタル制御の発展とその特徴
7.2 アナログ─ディジタル相互変換
  7.2.1 A-D変換器
  7.2.2 D-A変換器
7.3 ディジタル制御系
7.4 サンプル値制御
  7.4.1 サンプル値制御系の概説
  7.4.2 サンプル値列とz変換
  7.4.3 パルス伝達関数とホールド回路
  7.4.4 有限整定法
  7.4.5 補償パルス伝達関数回路
  7.4.6 サンプル値制御系の安定判別
7.5 計算機制御
  7.5.1 計算機制御ソフトウェア
  7.5.2 制御用アルゴリズムの例(PID制御式)
演習問題
8. シーケンス制御
8.1 シーケンス制御の概念
8.2 シーケンス制御の基礎
  8.2.1 シーケンス制御の基本要素と記号
  8.2.2 シーケンス制御回路の例
  8.2.3 シーケンス図の書き方
8.3 論理回路と論理代数
  8.3.1 基本論理回路
  8.3.2 ブール代数
  8.3.3 カルノー図
  8.3.4 無接点論理回路
8.4 シーケンス制御系の構成と内容
  8.4.1 シーケンス制御系の一般構成
  8.4.2 無接点シーケンス制御の構成
8.5 プログラマブルコントローラ
  8.5.1 プログラマブルコントローラの発展と特長
  8.5.2 PCの基本構成と動作原理
  8.5.3 PC動作の流れ
  8.5.4 PCのソフトウェア
  8.5.5 PCのプログラミング例
  8.5.6 PCの周辺機器
  8.5.7 PCの拡張機能
演習問題
参考文献
付録
演習問題解答
索引

奥田 豊(オクダ ユタカ)

高橋 文彦(タカハシ フミヒコ)

宮原 一典(ミヤハラ カズノリ)